バターコーヒーで最高の集中力へ

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バターコーヒーとは

 最近、糖質制限やカロリー制限などのダイエットブームがきており、その中でも、アメリカのデイヴ•アスプリー氏考案のバターコーヒー、いわゆる「完全無欠コーヒー」を紹介します。

 バターコーヒーは、簡単に言うと、コーヒーにバターとMCTオイルを入れて、撹拌(かくはん)させた飲み物。
 効果としては、満腹感を得ることで大幅な体重の減少、仕事において集中力の増加によるハイパフォーマンス効果があることから、私は仕事ができる最高の飲み物と思っています。


準備リスト


1.コーヒーはブラックだけ

 コーヒー豆はカビ毒(マイコトキシン)に汚染されてないものを選ぶのがいいのだが、日本で販売されるコーヒーは法律に基づく輸入検疫検査によりクリアした安全なコーヒーとして販売されています。
できるだけ、カビ毒を避けたいのであれば、コーヒーショップへ行き、店員に聞いてみるのが早いかもしれません。ご自身の信頼できるお店で購入するのがおすすめです。インスタントコーヒーでも問題ありません。

2.バターはグラスフェッドバター(無塩)

 グラスフェッドバターとは、牧草だけを食べて育った牛の乳から作られたバターで、一般的なバターより数倍ほど高価ですが、不飽和脂肪酸が多く含まれており、栄養価も豊富です。不飽和脂肪酸とは、魚やオリーブオイルなどに含まれ、人間の体内では合成できないことから必須脂肪酸と言われています。その中でも、オメガ3系脂肪酸が多く含まれており、これは不足しがちな必須脂肪酸で、LDL(悪玉)コレステロールの値を下げ、動脈硬化など生活習慣病予防に期待できます。

3.MCTオイル

 MCTオイルとは、ココナッツやパームの種子などに含まれている「中鎖脂肪酸」で作られているオイルのことを言います。中鎖脂肪酸は一般的な油に含まれる長鎖脂肪酸と比べ、体脂肪として蓄積されにくく、消化吸収が早いことから、効率的なエネルギー源となります。他にも認知症予防や運動時の疲労回復促進など、様々な効果が期待されています。


作り方


【材料】
・ホットコーヒー:カップ1
・グラスフェッドバター:10グラム
・MCTオイル:大さじ1


ポイント

1.グラスフェッドバターは購入時にまとめて10グラムずつに切って分けておく。料理に使用する方は5グラムずつに分けておくと便利です。
2.MCTオイルは初めての方は小さじ1から始めて、徐々に大さじ1に近づけいく方法がおすすめです。(いきなり大さじ1にすると、下痢等の症状が出る場合があります。)
3.MCTオイルは加熱はできません。

必要な道具

 全ての材料を入れれば、ミルクフォーマーやブレンダーなどで撹拌(かくはん)する必要があります。スプーンだけではしっかり混ざらず、まろやかな味がでません。そこで私がおすすめするのは、ダイソーの「カプチーノミキサー」です。110円で購入でき、機能も十分ですのでぜひ初めての方はご使用してみてください。(電池は別売りです。)

効果

1.血糖値上昇の防止

 米やパンなどの炭水化物(糖質)を摂取する食事は血糖値を急激に上昇させ、眠気に襲われたり、空腹感に晒されます。しかし、バターコーヒーは炭水化物が含まれていないため、眠気や空腹感に晒されることはありません。

2.集中力と満腹感の持続性が高い

 コーヒーのカフェインは脳の興奮を抑制するアデノシンという物質の働きを抑える作用があり、これにより眠気が覚めて集中力の持続に繋がります。
また、MCTオイル、グラスフェッドバターには満腹感を持続させる効果があり、腹持ちがよいです。

3.アンチエイジング効果

 コーヒーには老化の原因である活性酸素から体を守る働きのあるポリフェノールが多く含まれています。
そのポリフェノールの一種である「クロロゲン酸」により、メラニン色素の生成が抑制され、シミの予防や肌の水分量増加に期待できます。

4.ダイエット効果

 通常の朝食をバターコーヒーに置き換えることにより、短時間の断食を可能とし、空腹時間が12〜16時間続くと脂肪を燃焼するケトン体が増加するため、中性脂肪を燃焼してくれます。

5.その他

 1〜4以外にも、「認知症・動脈硬化予防」「基礎代謝量の上昇」「利尿効果」「心臓病・脳卒中•大腸がんの予防」「リラックス効果」など生活習慣病予防を中心に様々な効果があります。

注意点

・コーヒーに砂糖、ミルクはいれない
・前日の夕食後、16時間ほどあけて朝食の代用としてバターコーヒーを飲む
・栄養不足に注意する。昼食•夕食は栄養バランスを考えた食事をとる

体験談

 バターコーヒーを始める前は、毎朝、朝食はパンやご飯を食べていました。会社ではペットボトルの微糖コーヒーを毎日のように飲み、お茶や水よりもコーヒーをよく飲む生活を送ってきました。そのため、朝から眠気やだるさにより仕事の効率も悪く、残業が続く日々でした。しかし、バターコーヒーを始めてから、毎朝、寝不足やだるさといった身体の不調はなく、パソコンの事務作業も集中力を切らさずに仕事ができるようになりました。
 本当にこの生活が私を変える最強の食事となりました。ダイエットで注目
されていますが、仕事の効率化を図る上で是非一度、仕事に悩む人たちに注目を浴びていただければと思います。


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