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本棚本ラジオ

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【本棚にある本を片っ端から紹介するラジオ】はじまります! 略して「本棚本ラジオ」 noteで連載中の「本棚にある本を片っ端から紹介する」のラジオ版です。 あなたのほんのちょっと… もっと読む
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#本棚本

【本棚本ラジオ第26回】スレイヤーズすぺしゃるについて語る

【本棚本ラジオ第26回】スレイヤーズすぺしゃるについて語る

*今回の本*
神坂一著『リトル・プリンセス』(富士見書房、1992)
(本棚本 Season2 No.13)

*すぺしゃる難しいな問題*
もう(ラジオの)タイトル考えられなくなりました。
だって語ることが…… 語ることがあまりない……
いや、各話について話そうと思えば話せるんですが、ただの読書感想はこのラジオの趣旨ではないので。
もはや誰向けかわからなくなりましたが、スレイヤーズが好きな思いだけ

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本棚本Season2まとめ

本棚本Season2まとめ

気がつけば今年も残すところ10日。
そして本棚本Season2は52番までやってきました。
あと8冊を年内に紹介するのはちと難しいだろうと思いますので、2023年の本棚本は一旦50番で一区切りといたします。
51番と52番は、あらためて2024年Season3のトップバッターを飾ってもらいましょう。

思えばSeason1のときはけっこう気張っていて、がんばって100冊紹介しきりました。
Seas

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【本棚本ラジオ第8回】ハリポタと魔法の系譜

【本棚本ラジオ第8回】ハリポタと魔法の系譜

※はじめの10秒ほどノイズがあります。音量にご注意ください。※

*今回の本*
J.K.ローリング著、松岡祐子訳 『ハリー・ポッターと賢者の石』(静山社、1999年)
(noteの本棚本ナンバー: Season1 #31

*ハリポタの新しさと魔法について*
出版当時のハリポタの熱狂っぷりはすごかったな……
何が新しかったんだろうと思って色々語っていたら、ハリポタ自体の話は少なくなってしまいまし

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【本棚本ラジオ第7回】物語の後ろにある歴史を読む

【本棚本ラジオ第7回】物語の後ろにある歴史を読む

*今回の本*
J.R.R.トールキン著、瀬田貞二、田中明子訳 『指輪物語 追補編』(平凡社、1992年)
(noteの本棚本ナンバー: Season1 #100

 *トールキンの語学オタっぷりを堪能しよう*
『指輪物語』は本編3部作だけじゃないんですよ、歴史がすごいんですよ。
という話です。
なにごとも極める人というのは、信じられないことをするものです。
ここまで完成された異世界、私はほかに知

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遅くなりました。
水曜日の配信をアップします。

*今回の本*
東野圭吾著『名探偵の掟』(講談社、2009)
(noteの本棚本ナンバー: Season1 #30
 
*型を知れば型破り、型を知らねば型なし
何ごとにも決まり事、というものがありますが、それは本でも同じこと。
型破りな小説をご紹介します。

【本棚本ラジオ第5回】約束を破ることの楽しさ

【本棚本ラジオ第5回】約束を破ることの楽しさ

*今回の本*
東野圭吾著『名探偵の掟』(講談社、2009)
(noteの本棚本ナンバー: Season1 #30

*型を知れば型破り、型を知らねば型なし
何ごとにも決まり事、というものがありますが、それは本でも同じこと。
型破りな小説をご紹介します。

*このラジオは*
「本棚本にある本を片っ端から紹介するラジオ」です。
noteで連載中の企画のなかから、くじで当たった本をラジオで紹介していき

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【本棚本ラジオ第4回】瀬田訳はいいぞ、のはなし

【本棚本ラジオ第4回】瀬田訳はいいぞ、のはなし

*今回の本*
C.S.ルイス著、瀬田貞二訳『カスピアン王子のつのぶえ』(岩波書店、1996)
(noteの本棚本ナンバー: Season1 #66

*物語を生かすも殺すも、翻訳次第
この訳でなかったら、わたしはきっと、この本をこれほど愛していなかったでしょう。
特に子どもの本は、ことばがとても大切だと思います。

*このラジオは*
「本棚本にある本を片っ端から紹介するラジオ」です。
noteで

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*今回の本*
アーサー・コナン・ドイル著、延原謙訳『シャーロック・ホームズの冒険』(新潮社、2019)
(noteの本棚本ナンバー:Season1 #12

*誰でも知っている名探偵
有名すぎて、常に最速で答えに行き着く推理マシーンのような印象ですが、負けることもあるんだな、と。
ホームズを負かせるのはほんの限られた人間だけなので、どう負けるかの演出が楽しみのひとつですね。

*このラジオは*

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【本棚本ラジオ第3回】ホームズだって負けることもあるさ

【本棚本ラジオ第3回】ホームズだって負けることもあるさ

*今回の本*
アーサー・コナン・ドイル著、延原謙訳『シャーロック・ホームズの冒険』(新潮社、2019)
(noteの本棚本ナンバー;Season1 #12

*誰でも知っている名探偵
有名すぎて、常に最速で答えに行き着く推理マシーンのような印象ですが、負けることもあるんだな、と。
ホームズを負かせるのはほんの限られた人間だけなので、どう負けるかの演出が楽しみのひとつですね。

*このラジオは*

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*今回の本*
恩田陸著 『ミツバチと遠雷』(幻冬舎、2019)
(noteの本棚本ナンバー;Season2 #3

*あまりにも純真無垢な人って
ある意味で恐怖。
あまりに無垢なものを見ていると、自分の汚さを突きつけられる。
「お前、無垢なだけで何も考えていない馬鹿なんじゃないか」という反抗心さえおこってくる。
でもそれらを全て上回る無垢さだと、もうどうしようもなくない?

*このラジオは*

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【本棚本ラジオ#2】天上の音楽ってどんなもの?

【本棚本ラジオ#2】天上の音楽ってどんなもの?

*今回の本*
恩田陸著 『ミツバチと遠雷』(幻冬舎、2019)
(noteの本棚本ナンバー;Season2 #3

*あまりにも純真無垢な人って
ある意味で恐怖。
あまりに無垢なものを見ていると、自分の汚さを突きつけられる。
「お前、無垢なだけで何も考えていない馬鹿なんじゃないか」という反抗心さえおこってくる。
でもそれらを全て上回る無垢さだと、もうどうしようもなくない?

*このラジオは*

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