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智秀館塾(日本の古典文学塾)
2024年5月18日 10:14
kotoba 2024年春号(2024)集英社「kotoba 2024年春号」は「エッセイを読む愉しみ」という特集でした。その中で、古典の随筆を題材にしている記事が何点かありましたので、紹介します。岩﨑義則「エッセイ大名・松浦静山と『甲子夜話』の世界」(P108~)この記事では、歴史学者の岩﨑義則(いわさき よしのり)が、江戸時代最大の随筆集とも言われる松浦静山(まつら せいざん)の「甲子夜話
2024年5月16日 04:11
kotoba 2024年春号(2024)集英社「kotoba 2024年春号」は「エッセイを読む愉しみ」という特集でした。その中で、古典の随筆を題材にしている記事が何点かありましたので、紹介します。酒井順子「清少納言の随筆気質」(P26~)古典においてエッセイといえば、基本的には「随筆」を指す。現代でも、随筆のことをエッセイ、エッセイのことを随筆と言うことすらできる。ただ、現代のエッセイや
2024年5月15日 00:48
「一個人 2024年5月号 No.254」「一個人 2024年5月号」では、「古事記(こじき)」の特集が組まれていました。古事記といえば、日本でもっとも古い書物の一つで、神話や天皇家の歴史が綴られているものとしても知られています。主な記事は以下の通りです。そのほんとんどの監修を、三浦祐之(みうら すけゆき)さんが行っています。古事記研究で一般によく知られている方です。三浦さんの主張
2024年5月8日 02:01
日経トップリーダー2024年4月号「サイボク笹﨑静雄の古典ちちんぷいぷい――私を励ましてくれた言葉たち――」で「説苑(ぜいえん)」が引用されていました。テーマは上司のいさめ方。特に次のように「説苑」を紹介しています。引用されていたのは、説苑の第九編「正諫(君主の正しい諫め方)」からです。説苑は、中国の前漢の時代に、劉向(りゅうきょう)が編纂したとされる故事説話集です。中国はかつて、