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ずぶ濡れ愛のシャワー☔️ / 村田のちょっとエッセィ話✍🏻



今年はホントに雨ばっかり。
日々、傘を持ち歩いてる。
傘を持ってても広げて歩く気もしない。
まるで傘を持ってない人みたいにずっと駅の出口から雨を眺めてる。

と、独身オンナの色っぽい艶っぽい日常を素敵に描いた読み物を創作しようと. . . Twitterに書きこんだは良いものの、飛び込んできたリツイートは

1972年発売、三善英史
『雨』
作詞:千家和也 作曲:浜圭介 編曲:近藤進

ちょっと待って!私はまだ生まれてないわ!お腹の中にさえいない!
ピピー!アウト!!

って、そんな事はありません。観たことありますよ。
スンとしたお顔立ちと佇まいは不感症では?と想像させる程、清潔感で溢れていますが、ひとたび、声を聴くとあらまぁ、独特な発声で個性的。魅力的です。

ちょっと心配になったので調べてみましたら、
三善さん、1954年生まれ。この曲の発売年からすると18歳!?の歌唱。
なるほど、恋愛はなさってるの?と聞きたくなるのも頷ける初々しさ(はぁ〜サイテー。すっごく嫌になっちゃうわわたし。わたしったら不潔極まりない)。神々しい程です。

そして歌詞、
「追い越す人に こづかれても身動きしない」

小突かれるって言葉が歌詞になっているのってとっても新鮮!!!
雨に濡れすぎ!雨に打たれすぎ!風邪ひいちゃうわよ!
なんて突っ込んでしまう箇所よりも「こずかれても」に私の心はグワシ!と虜!
昭和時代の歌って本当に歌詞がおもしろいです。

コロナ禍前、昭和の個性的な歌を取り上げてライブをしていた身としては、いちいち引っ掛かりがあって楽しいんです。

今の流行り曲も時代にあった洒落気とセンス、とても高度なテクニックばかりで目から鱗な能力曲に圧倒されますが、こう言った時代の象徴として脚光を浴びた歌は時を経ても噛んでも噛んでも味わいがありますね。


そんなところで忘れちゃいけない一曲!!

『あめふり』童謡
作詞:北原白秋   作曲:中山晋平

あめあめ ふれふれ かあさんが
じゃのめで おむかい うれしいな
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン

"じゃのめ" とは "蛇の目傘"の事です。
模様に寄ってヘビの目に似ていることから、そう呼ばれています🐍。

漆もツヤツヤピカピカ。
かあさんもったいなくっていつさすんかーい!?って、
私は勿体無くてさせません。
今は、職人さんも減っているとの事で更に貴重です。私には贅沢の極み。間違いなく美術品です。あゝうつくしい。。

傘の中は"糸飾り"。
昔の傘ってこんなに美しいものだったのねぇとうっとり、傘をさしている自分にだけ繰り広げられる宇宙🌎にワクワクします。


あめあめ ふれふれ かあさんが
じゃのめで おむかい うれしいな
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン

かけましょ かばんを かあさんの
あとから ゆこゆこ かねがなる
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン

あらあら あのこは ずぶぬれだ
やなぎの ねかたで ないている
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン

かあさん ぼくのを かしましょか
きみきみ このかさ さしたまえ
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン

ぼくなら いいんだ かあさんの
おおきな じゃのめに はいってく
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン


でも、ずぶ濡れのあのこ。
"ずぶ濡れ"だなんてまたまた風邪ひいちゃうわよ!
んっもう!冷やっとするわ!

ここではもちろん見ず知らずのあのこと相合い傘ではなくてかあさんと相合い傘。
いつか、あのこと何処かできっと相合い傘できるはずだわ。
優しい僕にはいつかきっと"愛"のシャワーでずぶ濡れな幸せがくるわ!!(超希望!!!)





そんなところで、気になる一冊、いえ2冊。


また、雨と言えば!読書家には持って来い!の映画🎞を見つけたのでまたご紹介しますわん☺️

🔫声、発声、機能を考える
ボイス・ボーカルレッスン/東京都 
音楽療法(医療行為は行わない)の観点からオーラルフレイル、口腔機能、老化防止を意識した呼吸法、発声のレッスンも行います。


#コラム   #エッセイ #雨  

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