[習慣化]毎日の”めんどくさいこと”のさばきかた[生産性]
占い師に限らず、自営業の方や個人で活動される方は、自宅で作業をすることも多いですよね。
事務所やスペースを借りて作業するにしても、毎日気分を切り替えて作業に集中し続けるのは大変。
会社勤めなら、朝起きる時間も、休むタイミングや長さも、何をどの順でどれぐらいやるのかも、ある程度は会社が決めてくれます。
ですが独立して個人で活動する場合は、それを全部自分で決めて自分で管理しなきゃいけない。
決められたことを守り続ける辛さもありますが、自分で自分を甘やかさないのもまた別の大変さがありますよね。
サボっても誰にも叱られないので、「気づいたら、何もしないまま数年経ってた」ということもあり得ます。
では、どうやったら作業を続けるモチベーションが保てるのでしょう。
今日は、そこら辺について書いていきたいと思います。
「毎日やること」の一覧を作る
朝起きて「今日は何をしようかな」では、考えてるうちに一日が終わってしまいますよね。
ですから、早い段階で「今後ずっとやりつづける作業」を全部書き出しましょう。
思いつく限り「マストで誰しもがやること」「やった方がよさそうなこと」「やりたいことに繋がること」などをどんどんメモっていきます。
本当に必要な作業かどうかは、実際やり始めてから判断しても大丈夫です。
書き出しの時点では選別せず、とにかく頭の中のことを全て書き出して、目で見て判断できるようにすることが大切です。
「やること」を”大きな3つ”に絞る
①大きく分ける
全部書き出したら、それらを大きくグループ分けしていきます。
これは集客、これは勉強、これはスケジュール管理…みたいな感じで、ジャンルとか目的で分けるイメージです。
②「大切なこと」の順に並べ替える
分けたグループそれぞれを「大切なことの順番」に並べ替えます。
順番は、一般論や常識ではなく、”自分がやろうとしてること”や”ゴールに行き着くために必要なこと”に注目して決めてください。
あなたの目的は「とにかく占い師になること」ではなく「自分が幸せになること」なはずです。
自分の幸せや望むことにゴールを定めて、これからそのゴールへ向かうのに必要な作業を続けていきましょう。
③時間割を作る
決めた順番の上位3つをやる時間、曜日、日にちを決めます。
欲張ってはいけません。
とりあえず3つ。なんなら最初は1つでもいいです。
決めたら表にして張り出し、さらにアプリのtodoとか予定管理とかで通知が来るようにしておきます。
(「〇日 お金関係(毎月繰り返し設定)」「〇時 宣伝(毎日繰り返し設定)」など)
細かく作業を分けると、やることが山ほどあるように見えてうんざりしてしまいます。
ですから、とにかく「この時間からスケジュール関係!」「この日はお金関係!」と決めて、その時になったら深く考えずにやることを纏めていきましょう。
メモして、忘れよう
人間は誰でもすぐに忘れます。
1日に考えられる容量も限られてます。
思いついたらなんでもすぐにメモする癖をつけるのは、すごくいいですよ。
ずっと覚えておくってだけで脳の容量が減りますから、メモに覚えておいてもらって忘れてしまった方が、今のことに頭を使えるんです。
必要かどうかは考えず、思いついたらすぐにメモしておきましょう。
要らなければ後で捨てればいいんです。
メモの書き方は
1項目1ページ
日付と状況や出典も書く
箇条書きで簡潔に
最後にタイトルを付ける
書くことは、アイディアでも知識系でも出来事でもなんでも。
「!」とか「?」と心が動いたことです。
毎日の時間割をこなすときも、メモを見返しながらやると良いですね。
どうやって習慣にするか
「やること」を決めるのはいいとして、それを”続ける”のが一番の課題ですよね。
日記もウォーキングも朝活も、決めたときはあんなにやる気にあふれてたのに、数日で「明日やればいいや」「今度まとめてやろう」と思ってそれきりになる。
誰だってそうです。
これが仕事となると「まあいいか」ではどうしようもないのでね、どうにか楽に続けられるようにしないといけません。
でも大丈夫。
世の中にはいろんな方法を提案してくれる人がいますから。
イフゼンプランニング
お勧めしたいのが「毎日必ずすることに、もうひとつくっつける」という方法。
「もしAをしたら、必ずBもする」と決める。
例えば「トイレに入ったら必ず単語帳を開いてひとつ読み上げる」とか「歯磨きしてるときは必ずスクワットをする」とかです。
この方法は「イフゼン(If-Then)プランニング」と呼ばれています。
どうしても続きにくいことは「ご褒美とくっつける」といいですよ。
「〇〇を更新出来たらお菓子を食べられる」とか「〇〇をアップできたら、30分ゲームができる」という感じ。
これは、最初の何回かはズルをしてご褒美だけに手を出しそうになりますが、頑張って続けていると「やりたくない作業」のイメージが「ご褒美」のイメージとリンクして「やりたい作業」になってくるので、かなりお勧めです。
単調作業は簡略化
何度も繰り返す決まった作業は単純化、簡略化していきましょう。
よく使う文章は辞書登録する、メモに文章を定型文を書いておいてコピペで済ますなど、考えなくてもパッと出来るようにしていくことで、楽に続けられます。
メモの項目でも書きましたが、人間が一日に考えられることは限られています。
とにかく無駄に脳を使わないことが大切。
繰り返しの動作に頭と時間を使わないようにして、大事なことと難しいことに頭を使いましょう。
しっかり頭を使うことは、起きてすぐの脳が元気な時にやって、頭が疲れてきた夕方から夜には、ちょっとしたSNS用の画像を作るとか、次の日の準備などの単純作業を回した方がいいですね。
「とにかくやる」をやる
いつでもやる気を出せて、すぐに集中できる人というのは稀ですよね。
どうしてもやろうと思えない日や、気が散ってしまうときは多いと思います。
そんな時は、ポモドーロテクニックがお勧めです。
ポモドーロテクニック
ポモドーロテクニックとは、タイマーで作業時間を管理する方法です。
25分のタイマーをかけて作業をし、アラームが鳴ったら作業が途中でもやめる
作業場から離れて、5分休憩
また25分作業
これの繰り返しです。
必ずタイマーを使い、時間が来たら途中でも休憩に入るのがポイント。
途中で止めることで、続きをやりたい気持ちを作ります。
休憩は、目を閉じるとか、軽いストレッチなどが理想的(スマホチェックやゲームは、脳や体的には休憩ではない)です。
25分と5分の組み合わせが一般的のようですが、私の場合は50分一気にやって長めに休む繰り返しのほうが作業が進みます。
一気に長くやる方がいいタイプと、短めに集中した方がいいタイプがいるのかもしれませんね。
ポモドーロ専用のアプリもあると思いますし、習慣化やタスク管理のアプリに付いてたりするので「ポモドーロテクニック」で検索してみてくださいね。
1%できれば上出来
完璧主義は継続の敵です。
ゆるくいきましょう。
最初は「やろうとしてみた」てだけで大勝利の大成功です。
ちょっとでもできたなら、やらないより断然えらい。
出来なかったことも、やり方や慣れでできるようになるかもしれないし、他のもっと良い何かが見つかるかもしれない。
ですから、上手くできなくても落ち込まないようにしましょう。
習慣化は「どんなに少しだったとしても、続けられたらエライ」のです。
最初はできるだけハードルを下げて始めましょう。
「やろうと思ってpcを立ち上げた」だけでもokなぐらいです。
とにかく3日、そして1週間、10日、1か月。
とにかく続けさえすれば、しない日々より1,000,000倍いい。
作業をするために準備が必要なら、その準備は前もってしておきましょう。
常に「一番簡単に始められる状態」にしておくことが大切です。
出来なかったことを数えるのはやめて、出来たことを書き留めて「よくやった」と思って続けていってください。
ある日気付いたときに「結構色々出来てたな」と思えるはずですよ。
自分を褒めて、続ける
まじめな人ほど「出来なかった」てことに注目しがちですが、できなかったことを悪く考えすぎなくて良いんじゃないかと思います。
誰でもできないことはあります。
何度でもあります。
出来なかったからって、その度に「出来なかった」「また出来なかった」「もっと出来たはずだ」と言い続けなくていいんです。
それを続けていくと、どんどん「自分はできない」という思い込みが刻み込まれます。
催眠術やサブリミナルみたいに。
出来ないという思い込みは、何かしようとしたとき「また出来ないに決まってる」と言ってあなたの邪魔をしてきます。
「出来なかったらどうしよう」という恐れは、本来の出来ることも出来なくする。
思い込みは「できない」を叶えてしまうのです。
どういう結果でも「完璧に出来た」「よくやれた」と毎回言ってください。
自分の中に「出来なかった」「ダメな自分が苦労してなんとかやっただけ」という記憶ではなく「できる自分だから、やっぱりできた」という記憶を残していくことで、本来の能力を発揮できるようになってきます。
それって、後々大きな違いになってきますよ。
気付いたら「本当に早くたくさんできてた」という結果になってます。
自分で自分のことを悪く言わないようにしましょう。
小さな成功体験を自分の中で積み重ねていくこと、それを自分でちゃんと評価することはすごく大切。
「”明らかな大成功”があったら自信が持てるのに…」と思う人も多いですが、どんなに大成功をしても、それは「完全なゴール」ではありません。
全て途中経過です。
だから、毎日のゴールをちゃんと見て、褒めてくださいね。
そのゴールの積み重ねの先にしか、大きな大成功はありません。
ニュースになるような成功も、「おいしくお茶を入れた」みたいな日々の成功も、同じ大成功ですよ。
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