2024年7月の記事一覧
【ルーン語り】ほんとうのしつもん。
横浜で、ルーンリーディング講座を開催している。
5回連続講座で、1回5つのルーンとじっくり向き合う時間を設けている。
講座の中の実技の時間に、受講生さん同士でリーディングし合いっこしてもらうのですが、「では、それぞれ相手にリーディングしてもらうための質問を考えて」と言うと、これがなかなか出てこないことが多い。
いざ、なんでもきいて(質問して)!と言うと出てこない。
うーんうーんと考え抜いて捻
【ルーン語り】何をベースに置くのかということ。
ルーン占いをはじめとして、タロット占いやジオマンシー(土占い)、八卦などは卜占(ぼくせん)というカテゴリーの占いに分類されている。
この記事でも書いたけれども、
「すべての事象は必然である」
この考え方を信頼することができないと、ルーン占いの土台そのものが崩れてしまう。
(卜占の答えは、物事の吉凶や近い未来のこと、人の心の状態や移り変わりを示してくれると考えられている。)
信頼、という意
【ルーン語り】ルーン文字が使われていた昔々の物語に想いを馳せる。
ルーンに出会って、リーディングを始めた頃から、占いそのものだけでなくルーン文字に関するさまざまな背景が知りたくて書籍を買い集めて読み耽っていた。
歴史関連や言語学の学者さんが著した文献は、難しい部分も多かったけどオタク心をおおいにくすぐってくれる内容だった。
はるか昔にゲルマン人が実際に使っていたと考えられており、それぞれが素朴な名前を持つルーン文字。世界史で習った「ゲルマン人の大移動」により
【ルーン語り】あなたは誰の声を聴きますか?
みなさんは普段、何を基準に自分の行動を選んでいますか?大切に、慎重に検討するべき場面で、無意識に、声の大きな人とか、話の上手な人とか、そんな周りの影響力に押されて、ついつい自分の持っている大切な選択権を放棄していないでしょうか?
一番耳を傾けてあげるべきなのは自分の声なのに。あなたの人生は他の誰のものでもなくあなたのものなのに。人まかせではいけないとわかっているのについつい流されてしまう。「この
【ルーン語り】なんだかんだ言って創作が好き。
昨日書いた記事の続きです。
ルーンカードを作ってみて、久しぶりに作ることの楽しさを思い出していました。
振り返ってみれば、これまでにも三昧琴(ざんまいきん)や音叉のCDを作ったりしていたのでした。
「家でも聴きたいなあ」という友人のひと声をもらって、「じゃあCDを作っちゃおうかな!」とその気になったのは2012年でした。
その時はじめて作ったのがこちらのCD。
どうせ作るのなら、自主制作
【ルーン語り】ルーンカードをつくってみた。
突然ですが、ルーンカードを作ってみました。
Canvaさま(商用利用可能!素晴らしい!)フル活用で。
「ルーンのカードを作らないの?」と言われ始めたのはもう随分前なのだけど、その時はぜんぜんその気はありませんでした。
タロットカードやオラクルカードは絵柄から読み取る情報が重要だけれども、ルーンって、文字そのもので占うものだから。わざわざカードを作らなくたってルーン石でいいじゃん?って思っていた
【ルーン語り】ルーンとの出逢いと、旅のはじまり。
ルーン石。
手に平の上にころりとおさまる石の上に、見慣れぬ線が刻まれています。
初めてそれを手にしたのは、2007年のことです。
当時の私は、カリフォルニア州認定のマッサージセラピストになるべくトレーニングコースに通っていました。
マッサージのトレーニングに集まっていたメンバーのうち、全くの初心者は私ともうひとりくらいで、あとはすでにアロマトリートメントの経験者だったり、何かしらセラピーに関わ
【ルーン語り】わたしは何を知りたいの?
2007年に出逢ったルーン。それ以来、付かず離れずの距離でお付き合いは続きました。
占いの中でも、「卜占(ぼくせん)」というカテゴリに入るルーンは、八卦やタロットカードのように、無作為に選んで目の前に現れたその文字が今の自分の質問に対する答えである、という考え方がベースになっています。
すべての事象は必然である
「すべての事象は必然である」
この土台を信頼することができないと、ルーン占いの存