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【ルーン語り】ルーンカードをつくってみた。

突然ですが、ルーンカードを作ってみました。
Canvaさま(商用利用可能!素晴らしい!)フル活用で。

「ルーンのカードを作らないの?」と言われ始めたのはもう随分前なのだけど、その時はぜんぜんその気はありませんでした。

タロットカードやオラクルカードは絵柄から読み取る情報が重要だけれども、ルーンって、文字そのもので占うものだから。わざわざカードを作らなくたってルーン石でいいじゃん?って思っていたのです。

文字から連想し、リーディングしていくルーン占いにとって、カードの絵柄はその絵を描いたアーティストの個性で、イメージが限定されてしまうような印象もありました。

文字が大切なルーンだから、まずは文字そのものから読み取ってこそだよね、と言う、それはもう、私のこだわりというか何というか、講座の受講生さんにも、「最初のルーンは文字だけが刻まれている石か木製のものを用意してね」と伝えていました。

カードは2つ目に買うルーンでね。とか何とか言っちゃってスパルタだったなあ(遠い目)(初期の受講生さま、ごめん)

それが、まあ、最初から絵がついててもいいか、と思うようになったのは、講座を進めている最中。

講座の時間は限られている。伝えたいことはたくさんある。リーディングの実習にもなるべく時間をかけたい。

となると、まだルーン文字の意味をほとんど覚えていない受講中、実習の時にいちいちテキストをめくって「え〜とえ〜と」と意味を調べている時間も惜しくなってきたというのが本当のところでした。

誰でも、名前や意味を覚えるのに時間がかかってしまうのは仕方ない(私もそうだった)ので、だったら、受講中や練習の間だけでもルーンをひいた瞬間にその主なキーワードだけでもパッとイメージできるようなダイレクトなビジュアルが描かれている教材があった方がいいのではないか?と言う方向へ考えが変化していったのでした。

教材だから、ビジュアルだけでなく、ルーンの名前も、対応アルファベットも、メインキーワードも記されていれば、カードをひいた次の瞬間からリーディングに集中できる!

そう思いついたのはなんと8期が始まる時だったのだから、気づくのがちと遅かったかもしれない。

8期の受講生さんの分は、初めて作ったので家庭用のプリンターで印刷して、それだと使っているうちにすぐに破れちゃいそうだったからパウチして、カッターで切って…とせっせせっせと手作り感満載の中、黙々とひとりで作業し、講座初日に間に合わせたのでした。

プロトタイプとも言うべきそのカードを使って無事に8期が終わり、9期の開催が決まった時、「印刷してパウチしてカットしてってあの作業をまたやるのか〜」と思ったら、めんどくさがりな私はちょっとブルーになり、数日前までは考えてもいなかった「印刷所に出す」という大胆な行動に出てしまったのでした。

せっかくなので、8期のバージョンから改善点を洗い出し、少しフォルムも変えて、何なら講座卒業後にセッションでも使えるように…とちょこちょことデザインをいじり…とやって印刷所に入稿したら、9期開催の前日に納品予定というまたもギリギリセーフとなったのでした。

Canvaだけでなく、久しぶりにIllustratorも使ったので、印刷所から完成品が上がってくるまではうまくいくかどうかドキドキしていましたが、そんな私のドキドキをわかっていたかのように予定より早く我が家に届き、無事を確認することができました。ああ、よかった!

気になる仕上がりですが、紙の厚さもまあまあしっかり目だったし(何キロと書かれていてもプロのデザイナーさんじゃないと想像できないよね?)色味も綺麗に出ていたので安心しました。

これまでの受講生さんからも「欲しい!」と声をいただいたのでお分けして、これからバンバン使っていただくことになりました。

今回は急遽思い立って印刷物を作りましたが、ルーン関連でいつかグッズを作りたいと思っていたので嬉しいです。

#ルーン #rune #RUNE #ルーンカード #ルーンリーディング


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