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旅するカメラ

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#旅

ヨルダンの旅日記VOL8 ネボ山編

ヨルダンの旅日記VOL8 ネボ山編

2019年4月

成田を発ち、深夜1時にドバイ着。空港直結のホテルに宿泊して翌日、
アンマンのクイーンアリア空港に到着。ドバイは蒸し暑いけど、アンマンは乾燥して肌寒かった印象。
ヨルダンの正式な国名はヨルダン・ハシュミット王国。
空港で出迎え担当のおじさんから、ドライバーさんにバトンタッチ。イタリア人の若いカップルと一緒に車を待っていた。私が日本人だと知ると、白川郷に行った時の写真を見せてくれた。

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南の島で人魚になった

南の島で人魚になった

2012年11月 

私が初めてスキューバダイビングの体験をしたのは、2007年に訪れたグアムである。経験者の友人が人魚のように泳ぐ姿を横目に、全然楽しめなかった。息ができないと思った(そんな訳はない…)。私は子供の頃に海水浴に行った記憶が1回しかない。海の水はしゃっこい!(冷い)。そもそも、泳ぐ事もできない。プールと川でおぼれそうになったこともある。北国では、プールの授業も数回のみ、泳げる子はス

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ヨルダンの旅日記 VOL6 死海編

ヨルダンの旅日記 VOL6 死海編

2019年4月

死海は、塩分濃度が高いため、生物が住めないことで知られている。だから「死海 :DeadSea」と名付けられた。海じゃなくて、塩の湖。塩分濃度は海の10倍。浮遊体験もヨルダンの楽しみだった。擦り傷等があると衝撃的な痛さと言う事で出発前から皮膚管理に細心の注意を払っていた。

滞在したのは、「RESORT & Spa DEAD SEA 」で2泊。ホテルで、のんびり、ゆるりと過ごす事に

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ヨルダンの旅日記 VOL5 ペトラ編

ヨルダンの旅日記 VOL5 ペトラ編

2019年4月

アリのように隊列を組んで、ゲートを目指した。キャラバンもこんな風にペトラ内を通過したのだろうか?階段を登るのが精一杯で、振り返るゆとりのなかった景色を、見られるのは、格別なものであった。同じ道を往復するというのは、違うものに気づけると言うことが分かった。

渓谷の隙間から、「王家の墓」ペトラの町の中心地がみえる。

途中、山羊の群れが通路を横断する。山羊はどんどん岩を下って降りて

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ヨルダンの旅日記 VOL4 ペトラ編

ヨルダンの旅日記 VOL4 ペトラ編

2019年4月

エド・ディルを目指し、階段を登っていた。距離も時間の感覚もわからないが、すれ違う人々が「もう少しだよ」と声を掛けてくれたりしていた。必死すぎて、腕時計を見ることもなく。この先は観光客を乗せたロバを見ることなく、家畜の山羊や猫達が気ままに過ごしていた。

気持ちが良さそうだ。この人、猫が好きなんだろうなぁ。

ペトラの乾いた岩の隙間、必死に歩いたこの道が、優しさに溢れ、時間が止まっ

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