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ヨルダンの旅日記VOL8 ネボ山編

2019年4月

成田を発ち、深夜1時にドバイ着。空港直結のホテルに宿泊して翌日、
アンマンのクイーンアリア空港に到着。ドバイは蒸し暑いけど、アンマンは乾燥して肌寒かった印象。
ヨルダンの正式な国名はヨルダン・ハシュミット王国。
空港で出迎え担当のおじさんから、ドライバーさんにバトンタッチ。イタリア人の若いカップルと一緒に車を待っていた。私が日本人だと知ると、白川郷に行った時の写真を見せてくれた。ほんの数分間の話。別れ際の挨拶はチャオ~!。
さ、ドライバーさんとの旅が始まる。名前はモハメッドさん、モエさんと呼ばれていて、革ジャンが似合うイケメンで小さい娘さんのパパ。ちょっと緊張する時間。まず、ランチを食べた。モエさんお勧めのドリンクを注文したら、青汁みたいなジュースが運ばれてきた。

正体はミント。美味しい!疲れた身体に染み渡り、クゥ~って感じだった。レモンの酸味とミントの爽やかさで充電された私は、アラブの国での滞在にスイッチが入った。

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ヨルダン初日のランチ

ひよこ豆多め。フムス、ヨーグルト、ラム肉、野菜も沢山あるし、パン(ホブス)が出てくる。初めてみる料理だけど、パンにのせたり、ディップして美味しかた。

車窓より。アラビア文字とヒジャブを見るだけで、気分があがる。
聖ジョージ教会

ランチ後は、マダバの教会に案内してもらった。モザイクが素晴らしいからと話を聞く。

教会の外にある全体像のレプリカ。
祭壇の前の床に6世紀頃のパレスチナのモザイク地図がある。
地図の精度が高くてこの地図を元に発掘作業がされたとか。

教会の中の聖人達の肖像画もモザイクでつくられていた。観光地なのに、誰も居なくて、静かに過ごせた。時間が良かったのかな。

次は、ネボ山へ。聖書でモーゼがこの地に立ち、ヨルダン川の東側を指さして「あれが約束の地だ」と言ったと書かれている場所。ヨルダンの最も重要な巡礼地。

2000年にヨハネ・パウロ2世が訪れた記念碑。
エントランスには2つのオブジェがある。


トイレは、男性と女性の入り口が離れている。


モーセが終焉の地とも言われている。
死海が見える。午後からは逆光になるので午前中がお勧めみたい。その先にはパレスチナが。

モーゼが掲げた青銅の蛇とイエスキリストが磔にされた十字架を象徴しているそう。
奥はヨルダン渓谷。あの人は、なぜそこにいるのだろう!

ネボ山には教会と修道院の遺跡があり、カトリック修道会の「フランシスコ会」が管理しており保存場所が、ここモーセ記念聖堂。

保存展示されているモザイク。
バラ窓もきれい
厳かな気持ちになる。
駐車場の近くで、飼い主さんを待っているのかな?

ネボ山を後にして、死海へ向かう。
ごつごつとした岩と砂の大地を見ながらドライブするのが、私は、凄く好きだった。

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