【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#368)。
相変わらず、NHK党の政治資金収支報告書は、メチャクチャです。
メチャクチャではあるのですが、マスコミも含め、誰も指摘をしないもので、そのメチャクチャがまかり通ってしまっています。本当はいけないものがまかり通ると、NHK党やN国信者のアホどもは「これでいいんや!」と思ってしまいます。「良いわけないだろ!」とツッコミを入れていかなければなりません。
ということで、今日も「令和3年度・政治資金収支報告書」の分析を進めてまいりますが、その前に、12月25日投票の西東京市議選に立候補する長井秀和と「つばさの党」の黒川敦彦が、来年1月15日に創価学会の前でデモ行進を計画しているようなので、このあたりも丁寧に拾っていきます。
■ 長井秀和と黒川敦彦が手を組んでいる
来年1月15日に、限界左翼出身の黒川敦彦が「創価学会本部前デモ」を計画しているのですが、ここに長井秀和も参加すると約束しました。先日は日本第一党ともコラボしていた長井秀和ですが、とうとうN国党とも手を組むようになりましたので、オワコン・オブ・オワコンです。
長井秀和は、コラボ動画の中で黒川敦彦からデモに参加してほしいと問われて、「間違いない!」と言って快諾。創価学会を敵に回すことで耳目を集め、12月25日の西東京市議選での当選を狙います。来年1月は既に市議になった後だと思いますが、公明党の議員とも仲良くしなければならない立場にありながら、反社会的カルト集団「つばさの党」の呼びかけに応じてしまう知性の無さは、致命的であると思います。
■ 令和3年度・政治資金収支報告書の検証④
おそらく来年の今頃は、参政党の政治資金収支報告書にもツッコミを入れていると思いますが、今年は「NHK党」です。もはや報告書のテイを成していませんので、尊師・立花孝志がどれだけザルであるかを物語っていると思います。
このページは、池高生が自身の会社を通じて300万円の供託金を払ったというだけの話です。平河町1丁目なので、永田町と麹町の間ぐらいの場所に会社があるということです。かなりの一等地です。いわゆるシステムエンジニアたちの会社ということになろうかと思いますが、かつては萌えゲームみたいなヤツをたくさん作っていたようです。
さて、ここからは支出の内訳となります。
昨日までの項目は「収入」でしたので、党に入ってくるお金の流れを見て来ましたが、実質的に「政党交付金に100%依存している」と言ってもいいのではないかと思います。
対して「支出」ですが、今年は5億6319万2803円となっております。1億7000万円ほどの収入に対し、5億6000万円ほどの支出になっているということは、収入と支出に3倍以上の差があり、今回の参院選で支払われる政党交付金が約3億3300万円になると計算されますが、それでも支出を補うことはできません。このページ1枚で「このままだと新たな借金をしない限り、党が存続できない」ということを示しています。
そして、「借金をしないと借金を返すことができない」という状態に陥っていますので、紛れもなく「ポンジ・スキーム」です。自分の政党すら「ポンジ・スキーム」になってしまうアホの政党に、国家の予算を審議する力があるのでしょうか。アホには退場してもらいましょう!
前回の政治資金収支報告書には、アホの交際費がたくさん計上されていたのですが、今年はかなり少ない上に、半分は堀江貴文の肉屋です。もしかすると、尊師・立花孝志は堀江貴文にアピールするために、堀江貴文に関連するものだけを政治資金収支報告書に載せているのではないでしょうか。
尊師・立花孝志が使っているお金は、ゴルフ代だけでも莫大な費用になっているはずです。それらを党のお金として計上していないだけでもマシなのかもしれません。
なお、「ナイトアンドベル」は北新地の高級クラブ。銀座の「ホワイトローズ」は、「ななえママ」と言われている界隈では有名なオバサンが経営している高級クラブ。「六本木モエシャルトントン」は、六本木にある高級なステーキ屋となっています。前回は一つ一つ写真を撮りましたが、今回はそこまでする必要もありません。
さて、ここからが楽しいところです。
まず、1番と2番ですが、これはおそらく僕に対する「ちんこ裁判」のスラップ裁判の報酬になります。僕に嫌がらせをするために、弁護士に対して49万8721円を払っていますので、ざっくり50万円ぐらいかけて嫌がらせをしています。山本麻白は懲戒されたらよろしいと思いますが、佐藤栄治弁護士は、こんな所に名前を載せている場合ではないと思います。
相変わらず、頭がイカれているのは、上杉隆の幹事長報酬です。解雇されるまでに毎月264万円という、えげつない報酬を請求され、しかも、支払われています。上杉隆も地獄に落ちろ!
山本麻白は、NHK党のゴミみたいな裁判を一手に担い、弁護士報酬を荒稼ぎしています。この後のページにも山本麻白の弁護士報酬の記載がありますが、彼女がNHK党に寄生して稼いだ弁護士報酬の額は、304万7650円です。「ごきげんよう」をかましているだけの、うだつの上がらない弁護士が受け取る報酬としては、かなり大きなものであると思います。
そして、相変わらず加陽麻里布にNHK党から毎月100万円弱のお金が支払われているわけですが、税理士も公認会計士(成田まどか)も、すべて加陽麻里布と同じ住所にあるということもポイントです。尊師・立花孝志はビル全体からカモられています。
2021年に加陽麻里布がNHK党から受け取った報酬の総額は、毎月の99万8921円の12ヶ月で、1198万7052円です。一つの法人から司法書士が受け取る金額としてはベラボウに高いと思いますが、これで安定収入を得て、現在は六本木に会員制のシャンパンバーみたいなものもオープンしています。
もう一つ、加陽麻里布のおかげで潤っている会社があります。それが「税理士法人東京フィナンシャル会計事務所」です。これだけザルなので、税理士に面倒を見てもらう必要があるのかという話ですが、803万0735円となっています。加陽麻里布の事務所と同ビルに入っている税理士事務所に合わせて約2000万円ぐらいが支払われており、他の党ではあり得ない形のコストがかかっています。これで「ポンジ・スキーム」になっているのですから、尊師・立花孝志は極限のアホにして、極限のカモです。
元カノへのお手当のコーナーが終わり、続いては交通費なんですが、あれだけ全国を駆け回っている暇人ニートの尊師・立花孝志のくせに、交通費として計上されているものが全然ありません。党員も含め、アホほどの交通費がかかっていてもおかしくないのに、表に見せられる金額が19万5751円しかないというのは不可思議です。その他の支出が289万9007円もあります。単純に「経理が杜撰なのでは?」としか思えません。
続いて、政治活動費のコーナーですが、こんなに頭の悪い政治活動を見たことがありません。いつも尊師・立花孝志が着ているドラエモンカラーのスーツのお金が総額101万0900円。それ以外にかかったお金が、車両点検代と切手代だけ。「んなわけあるかいな!」という話ですが、計上されていないというのは単純に「領収書をいちいち管理していない」というだけの話なんだろうと思います。アホです。
ちなみに、衆院選が終わった直後の11月1日に一括して発送をしているのですが、郵便局に郵便物を持ち込んで一括で処理してもらっているはずであり、どうせ「NHK撃退シール」というゴミと「立花孝志ひとり放送局の受信料」なるものを請求する紙などのお知らせを入れた封筒を送るための84円切手だと思いますので、84で割って見ると、ちょうど割り切れて627通ということになりました。あれだけ大々的に宣伝して、衆院選をキッカケに発送することになったシールなどのゴミが627通です。アホです。
あと、これも指摘しておかなければなりませんが、車両点検代は党から負担されているのに、肝心の車両にかかるはずの駐車場代やガソリン代などのお金はまったく入ってきません。一体、どないなっとんのでしょうか。
NHK党のホームページの管理や更新は、宮城壮一が担当しています。その時にかかった工数で請求しているのか知りませんが、顧問司法書士の報酬などと比べると、かなり良心的な価格で運営されているように思います。ただし、宮城壮一がポンコツであるがゆえに、尊師・立花孝志がブタ箱に行くハメになるかもしれないことは、ここに書いておきたいと思います。
面倒臭いから、間違えるんじゃねぇ!
NHK党は大々的にバッテンをして、新たに書き直すことが多いです。これは明らかに総務省から指摘をされて、訂正をしているとしか思えません。
尊師・立花孝志は、2019年の参院選の時に130万円を貸してくれた議員に対しては、今も毎月10万円、3ヶ月分で30万円の政党交付金の分け前を払っています。こうすることで、尊師・立花孝志は党員たちから「尊師」として崇められるわけですが、たかだか10万円では心を掴み切れないようで、大橋昌信、佐藤恵理子、小野沢健至などが離党し始めています。
4月までは「政党交付金の分け前」ということで、各支部にお金を払っていましたが、7月以降はそれぞれに独立した政治団体を持たせ、そこに寄付をするという形を取っています。いちいち政党交付金使途等報告書を取りまとめる必要がなくなるからです。
通常、市議選に出る際の公認料は「30万円(市議選の供託金)」と相場が決まっていますが、当時はお金がなかったからなのか、22万円を支払っています。
さて、ここからは、誰が自腹で、誰が党の負担で立候補したのかが分かるコーナーです。ここでも「N国マガジン・12月号」の2本目でまとめている選挙の連敗記録が生きてまいります。どうやらいろいろな所で立候補している黒瀬信明は、自分で供託金などを負担して立候補しているようです。
こうやって見てみると、意外と党が負担して立候補した人というのは少ないことがわかります。地方選には、ほとんどお金をかけていないということがわかります。
50ページ目に出てくる人は、おそらく衆院選に立候補するつもりで300万円を党に納めたけど、結局、立候補しなかったので返金になったというパターンではないかと思います。
こうした選挙の供託金などに使われた費用は1億4640万円だったことがわかっています。政党交付金が1億7000万円ぐらいであることを考えれば、選挙の供託金だけでほとんどを使い果たしているという感じです。
■ 選挙ウォッチャーの分析&考察
そもそも尊師・立花孝志とお金を貸した人たちの間に「借用書」のようなものが存在するのかさえ怪しいですが、尊師・立花孝志は「2023年12月までに元金返済」としていました。動画の中でも100万円出せば、2020年に10万円、2021年に10万円(のちに5万円に訂正)、2022年に10万円(のちに5万円を訂正)、2023年に110万円(のちに105円に訂正)という形で返済すると述べています。
このあたりは、あとでたっぷり検証しますが、「元金を返さない」という選択肢はなく、尊師・立花孝志は2023年、あるいは、2025年までには元金を返済しなければならないのではないかと考えられます。しかし、いくら政党交付金が倍になっても、返済するためのお金はありません。
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