見出し画像

【選挙ウォッチャー】 前橋市議選2021・分析レポート。

1月31日告示、2月7日投開票で前橋市議選が行われました。今回の前橋市議選は、定数38に対して47人が立候補しました。想像以上の激戦になったのですが、どうしてこんな激戦になってしまったのかと言うと、市長派と反市長派、尾身派と中曽根派で、それぞれ勢力を伸ばそうとした結果、立候補者が多くなってしまったというわけです。あんまり選挙に弱そうな人は立候補しておらず、キワモノ系の候補は「NHKから国民を守る党」だけ。ほとんどが一定水準以上の候補だったと言えると思います。

画像6

そもそも僕が前橋市議選に注目していたのは、NHKから国民を守る党、改め、NHK受信料を支払わない方法を教える党、略して「N教党」が候補者を擁立してくるからです。多くの前橋市民の方々が知らない話だと思いますが、前田みかこは、宇都宮市議の遠藤信一に「新型コロナに効く」と言われて、亜塩素酸ナトリウム水溶液にクエン酸水溶液を混ぜて飲むという奇行をして、おなかが痛くなり、深夜に病院に駆け込んだという筋金入りのアレな人物です。「混ぜるな危険」のキッチンハイターに、クエン酸を混ぜ、有毒ガスを発生させてから飲むなんて、ライオンの檻に入るサーカスよりも無謀です。案の定、嘔吐が止まらず、おなかが痛くて病院に駆け込んでいるのですから、僕は「致死レベルのアホ」だと思っています。そもそも地方議員というのは、市民の命や健康を守る仕事です。今であれば、特に新型コロナウイルス対策をどうやって実施し、市内の感染者を減らし、死者や重傷者を減らすのかという仕事ですが、その仕事をする人間がハイターを飲んで病院に駆け込むぐらいの「致死レベルのアホ」なんて悲惨です。そんな奴に議員を任せられるはずがないでしょう。だから、僕は2年以上前から「N教党」のような「反知性派カルト集団」に投票してはいけないと訴えているのです。


■ 反知性派カルト団体「N教党」は26連敗に

画像7

前橋市議選で落選したことで、「N教党」の地方選挙は26連敗となりました。遠藤信一いわく「松に近い竹選挙」だったといい、「N教党」にとっては、なかなか時間とお金をかけた選挙だったと言えます。しかし、ベストを尽くしても当選ラインには遠く及ばないのですから、今の「N教党」がどれだけ票を取れなくなっているのかは説明するまでもありません。前回の補欠選挙では最下位とはいえ、そこそこ票を取ってしまった前田みかこ。今回も個人的な想定よりは票を取ってしまったのですが、それでも「穂高値」を超えることはありませんでした。「穂高値」とは、N教党が完璧な選挙戦略を重ねて取れると考えられる最大値のことで、この数値を上回らなかったら安全圏であると見ています。あとは、前橋市のように、3月以降の選挙でも着実に落選させていくだけです。

画像8

今のところ、うっかり当選してしまいそうな選挙はありません。ただし、それは候補者がしっかり揃うことが前提なので、無投票当選、落選者が1名や2名しかいないような選挙になってしまい、議席を奪われる可能性もあることにはあります。だから、「N教党」がクソだということは一人でも多くの方に伝え続けなければなりません。「ここまで落ちてきたのだから、もう大丈夫だというわけではないのです。こう書くと、N国信者、改め、N教信者たちは「まだ粘着するのかよ!」と思うかもしれませんが、僕は粘着しているわけではありません。立花孝志が僕のことを「破産させる」と宣言して濫訴をしている状態で、僕は読者の皆さんから貴重なお金をいただき、ご支援いただいている身分です。そのお金があったら、読者の皆さんだって、美味しい焼肉が食べられたかもしれないし、コロナ禍とはいえ、どこかに遊びに行けたかもしれません。あるいは、貴重な時間を割いて、僕の記事をリツイートしたり、知人や友人に記事を紹介したりしてくれているわけです。世間の皆様に「N教党」が反社会的カルト団体であることを伝えるのは、僕の仕事です。僕はこれからも淡々と自分の仕事をやっていくだけです。国政政党の人間が、しがない市民をイジメてはいけないのです。


ここから先は

8,324字 / 16画像

¥ 290

いつもサポートをいただき、ありがとうございます。サポートいただいたお金は、衆院選の取材の赤字分の補填に使わせていただきます。