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自由なデザインは楽しい

東京から地元に帰ってきて
やりたかったことの1つ。
それは、WEBデザインを学ぶこと。

私は地元に帰る前は東京で
アパレルの通販の仕事をしていて、
身近にWEBデザイナーたちがいたことで、
自分でWEBデザインができたらな
と思うようになった。

そして地元に帰り、
アパレルブランドを自分で立ち上げようと
思ったとき、ブランドロゴや、
カタログといった販促物やバナー、
グラフィックデザインでつくる洋服など、
自分がアパレルをやる上で
WEBデザインが必要になるシーンは
たくさんあると思った私は、
誰かWEBデザイナーに頼むんじゃなくて、
「自分自身で」WEBデザインできる力を
身に付けることは
自分がアパレルブランドをやる上で
絶対に役に立つ
、と思って、
ちょうど、地元に帰ってから
すぐに職業訓練校の募集を見つけて、
半年間、職業訓練校に通った。
コースは、WEBマーケティングデザイナーコース。

でも私は、自分もWEBデザイナーになりたいとは思わなかった。
私はアパレルの会社で
会社員として働いていたころ、
WEBデザイナーに指示をして
デザインを作ってもらう立場にいたから、
WEBデザイナーの「WEBデザインができる」
というスキルにあこがれをもちつつも、同時に
その「不自由さ」を近くで見てきたからだ。

少なくとも私がいた職場では、
WEBデザイナーは自由に
デザインできることはほぼなくて、
あくまでこちらの指示通りに仕事をこなす、
そういう立場にいた。

もちろん仕事だから
当然のことかもしれないけど、
たとえデザインが好きで、
WEBデザイナーになったとしても
それは、自分が好きなデザインができる、
っていうことではない
んだな、ということを
身近で感じていた。

そう感じてたからこそ、
自分の思う自由なデザインをすることが
仕事になっている人は本当にすごいな、
と純粋に思う。
自分の自由なセンスに
価値を感じてくれる人がいて、
それに対してお金を払う人がいるって
すごいことだ。

自由なデザインは楽しい。

それを感じたのは、
職業訓練校の課題制作で
WEBサイトをつくったとき。

「カフェ」というお題だけ与えられて、
コンセプトもデザインも、
全部自由の架空のWEBサイト。
誰にも邪魔されない、
自分だけの世界をつくることに没頭した
日々は、本当に楽しかった。

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アメリカ西海岸をイメージしてデザインしたカフェサイトは、いろんな海外サイトをみて研究した。大好きなピンクとグレーを基調にして、色味にもこだわったし、フラミンゴのロゴもお気に入り!

私は課題制作でWEBサイトをつくってみて
あらためて、仕事で自分が思うようにできない
作業的なデザインをするより、
仕事にならなくてもいいから、
自分がこうしたい、を叶える
自由なデザインがしたいな、と思った。


そしてそんな自分がこだわった
自分の世界だけの自由なデザインを
誰かに見てもらって、センスが好き、とか、
「かわいい!」と思ってもらえることが
あったら、それは私にとって
これ以上ない幸せだと思っている。

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