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正解を選んで失敗する時

「え!これが正解だと思ったのに、ベストだと思ったのに全然良い結果にならないじゃん!むしろ失敗じゃん!」

そんな過去が、これまでにたんとありました。

どうしてそんなことが起き続けてしまっていたのか…
振り返ってみて、その要因は3つに大きく分けられると考えています。
①その時は正解だったかもしれないが、それを正解パターン、テンプレとして使い続けている
②失敗から何かを学ぶタイミングである
③単なる思い違い


①まず、スマホやPCと同様
正解の手段方法もその時の自分のレベルや世の中状況に応じて
その手段方法も時によってはアップデートが必要、ということ。
いつまでも同じ方法では同じレベルでしかいられないのです、
同じレシピを見続けて、使い続けていてはより美味しくなりませんものね。
より美味しくするにはプラスαの工夫や技術が必要、ということですね。

②そして、学びは成功した時ではなく失敗した時の方が
深く腑に落ちる、深く刻まれる
ということです。
成功が必ずしも良いことではありません。
失敗が必ずしも悪いことではありません。
成功したことはたまたま基準値より理解がしやすく、ブラッシュアップできるということ。
失敗したことはたまたま基準値より理解が不足していたので、学び直した方がよかっただけ、学び直す機会をいただけているということ。

だからこそ、失敗は成功のもと、より飛躍できるためのヒントが詰まっていると思うのです。
そう思うと、私は失敗しても、躓いても少し気が楽になります。
失敗に向き合う勇気が持てるのは大きいです。

③最後は、少し厳しい見方かもしれないですが
「本当の自分の意見ではない」ものに従って決めた正解でただの思い違いだった場合…
誰かのせいにする、場合が代表例として挙げられると思います。
本来の自分はその答えを選択するつもりはなかった、決断に迷った、後悔が残っているという証拠だと思うのです。
次のチャンスのために、本当に自分がしたかったことを見つめ直し、立ち止まって考える、振り返る機会をいただいたのだと。

確信という名の誤解。誤認。
間違えのない人間、常に正解し続ける人間はそうはいないと
私は思うのです。

常にベストな答えを選ぶのは難しいですが
きっと、この学びはベターを選べる、楽しく生きていける第一歩。

そんなひめくりバガヴァッド・ギーター35日目のインスピレーション。

今日も、素敵な学びをありがとう。

バガヴァッド・ギーター
第1章 第9節
”そのほかの我がため命を賭けた
あまたの勇士が勢ぞろい。
各種の武器をたずさえて
戦い巧者のものばかり”
バガヴァッド・ギーター あるがままの詩/クリシュナ意識国際協会創設者 A.C.バクティヴェーダンタ・スワミ・プラブパーダ著

数々の戦士たちがドゥルヨーダナのために命を投げ出す決意でいた。
つまり、
罪深いドゥルヨーダナ側についていた時点で戦いで命を落とすことは既に決まっていたのです。
しかしこれほど強力な友人たちが結集してくれたのだからと、
当然のように自分の勝利を確信していた。

【バガヴァッド・ギーター35日目-12/6】

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