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私の旅行記録

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これまでに行った旅行の記録をまとめました。
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#新宿

■新宿まちあるき■変わり続ける街を眺める(2024年5月)

■新宿まちあるき■変わり続ける街を眺める(2024年5月)

2022年の年末に、「まいまい東京」という街歩きを多く手掛ける団体から、土木系の街歩きガイドをお願いされ、2023年の5月に新宿の街をぐるりと回る街歩きのツアーを初めて実施しました。それに続いて、2023年9月に2回目を実施。そして、2024年6月16日に、3回目のガイドを実施することになりました。

同じコースを歩くというと、季節や時間帯で少し雰囲気が違うだけ・・のような気もしなくはないですが、

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〇変わりゆく新宿駅周辺を歩く:③新宿歴史博物館を歩く

〇変わりゆく新宿駅周辺を歩く:③新宿歴史博物館を歩く

新宿街歩きの下見の続き。前回までは、新宿駅周辺の変貌の早さや、京王線の地下を覗いているだけで、とても複雑な街であることを実感させられました。(前回の記事はこちら)

今回は、もう少し新宿の街を理解したいと思い、「新宿歴史博物館」に行ってきた模様をお届けします。

■新宿歴史博物館とは?

新宿歴史博物館は、新宿区立の博物館です。なかなか充実した展示があります。東京都電やロマンスカーの実物の一部など

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〇変わりゆく新宿駅周辺を歩く:①どんどん変化していく西口駅前

〇変わりゆく新宿駅周辺を歩く:①どんどん変化していく西口駅前

新宿西口の再開発工事が本格的に開始されています。昨年10月に小田急百貨店の本館が閉鎖されてからは、次第に変化が大きくなってきている感じがします。そんな街を歩いてみたいと思います。

というのも、実は、もう少ししたら、街歩きのガイドデビューをすることになりました。今回はその下見と予習を兼ねた街歩きです。下記のツアーをガイドします。

こちらの記事、昨年の年末に歩いて撮影したのですが、当時は閉鎖した直

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〇変わりゆく新宿駅周辺を歩く:②京王線新宿駅付近の地下を見てみると

〇変わりゆく新宿駅周辺を歩く:②京王線新宿駅付近の地下を見てみると

5月14日に予定している「まいまい東京」さんのツアーガイドに先立ち、舞台となる新宿駅周辺を色々と理解しようと歩き回りました。前回は、工事によって閉鎖されたり変貌を遂げ始めた場所をフォーカスしました。
(前回の記事はこちら)

今回は、京王線新宿駅周辺の地下を歩きます。地上も複雑ですが、地下も色々と複雑です。

■まずは、地図を見てみましょう。

複雑な地下を持つ新宿、まずは地上と地下の状況を見てみ

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【2022:今年1年を振り返る】街歩きを通して見えたもの

【2022:今年1年を振り返る】街歩きを通して見えたもの

2022年の大みそか。今年は家族に受験生がいたりするので、帰省せずに地元・八王子市南大沢でゆっくり(!?)過ごしています。ここでは、そういう時に今年1年を振り返り、来年を展望してみたいと思います。(何だかスペシャル番組みたいなことしてるかも(笑))

■noteでの創作

noteさんの、「2022年の記録」という特設サイト、面白いですね。これを使って、どんな感じだったかを見ると・・・、執筆の状況

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師走の新宿の夕景を楽しむ

師走の新宿の夕景を楽しむ

このシーズンは、夕方午後4時を過ぎると、もう暗くなってしまい、日中が短いので、街歩きをする人にとっては、ちょっと寂しいシーズンだと思っています。ただ、職場のある新宿は、大きな町なので、様々なところで夕景が映える場所があります。今回はそんな場所をいくつか紹介したいと思います。

■1 新宿ミナミルミ

新宿駅新南口周辺で繰り広げられるイルミネーションです。新宿駅新南口の駅前の広場は、少しのんびり座れ

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◇歩いてみたいウォーキングコース◇【新宿】再開発・廃線・古いもの・・・ちょっとディープな新宿まちあるき

◇歩いてみたいウォーキングコース◇【新宿】再開発・廃線・古いもの・・・ちょっとディープな新宿まちあるき

 新宿と言えば、甲州街道と青梅街道の分岐点にあった内藤新宿と言う宿場町がルーツですが、鉄道開通後は駅を中心に街が拡大し、今では我が国最大の乗降客を誇るターミナルとなっている場所です。この街の発展は、戦前から戦後、そして現在に至るまで、少しずつ進化を遂げてきた歴史があります。今回の街歩きでは、現在本格化し始めた新宿を大改造する再開発のことや、その中に残る古いものを見て、廃線跡や様々な名残を探していき

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【西新宿プチ散歩】「角筈にて」の世界

【西新宿プチ散歩】「角筈にて」の世界

 「角筈にて」
という短編小説を読みました。「鉄道員(ぽっぽや)」という浅田次郎さんが書き、高倉健・広末涼子などが出演する有名な映画にもなった作品の原作が収録された短編小説集です。「角筈にて」は、この短編集に収録されています。

角筈(つのはず)とは・・・、新宿にあった昔の地名です。今昔マップで、明治末期ごろの新宿駅周辺を見てみると・・・、

新宿駅周辺は、昔「角筈」という地名でした。この地図の時

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【西新宿プチ散歩】マンホール越しに眺めた新都心(その2)

【西新宿プチ散歩】マンホール越しに眺めた新都心(その2)

前回の探索では、西新宿を中心に、新宿周辺の通信会社のマンホールを歩きました。新電電や外資系の通信会社のマンホールが多くあり、とても印象深い街だと思いました。そういえば、街の画像を取らず、ひたすら下を向き続けてマンホールの写真しか載せてなかったと少し反省(笑)。
(前回はこちら)

今回は、この続きで、自身があまり見かけない(※注:あくまで個人的な見解です(笑))レアなマンホールを探したいと思います

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【西新宿プチ散歩】マンホール越しに眺めた新都心(その1)

【西新宿プチ散歩】マンホール越しに眺めた新都心(その1)

職場の昼休みを中心に西新宿を中心に散歩を続けています。その中でちょっと気になる存在なのが、マンホールたち。マンホールって、各自治体ごとに柄が違っていて、カラーマンホールや、特別なキャラクターマンホール、そしてマンホールカードを各自治体が配布していて、ご当地マンホールを集める人などが増加中で、密かなブームになっています。

写真のマンホールは、私の住んでいる近所の、多摩市にある、キティちゃんのデザイ

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<新宿駅からぶらり街歩き>⑥そして、再び新宿追分へ

<新宿駅からぶらり街歩き>⑥そして、再び新宿追分へ

前回までの探索で、新宿西口から始まって、駅の東側、南側、西側を歩いてきた街歩き。友人と2人で歩き回り、ちょっぴりマニアックで味わい深い場所を一日歩き回って、とても充実した一日でした。後日訪れた場所も少し交えながら、新宿西口・東口周辺を紹介します。
(前回はこちら)

■西新宿といえば、成子天神

淀橋から新宿西口までは、新宿の主役である、青梅街道が通っています。実は友人と一緒に歩いた先日は、淀橋付

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<新宿駅からぶらり街歩き>⑤神田川周辺を歩く

<新宿駅からぶらり街歩き>⑤神田川周辺を歩く

新宿駅付近の探索の続き。前回は西新宿の新宿中央公園、熊野神社、十二社池の跡をめぐりました。(前回の探索はこちら)

今回は、もう少し西新宿の路地裏を歩き、神田川近くを探索したいと思います。

■西新宿五丁目の古い町と暗渠を歩く

西新宿五丁目の古そうな道を歩くと、立派な建屋に守られた石仏がありました。新宿副都心に隣接する場所とは思えないスポットです。

古い道を歩くと、川が流れているような場所に出

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<新宿駅からぶらり街歩き>④新宿中央公園、熊野神社、十二社池跡を歩く

<新宿駅からぶらり街歩き>④新宿中央公園、熊野神社、十二社池跡を歩く

新宿駅付近を1日かけて探索した街歩き。西口駅前から時計回りに移動してきました。時計の針でいうと、「8」の針くらいまで来たでしょうか。新しいもの、古いもの、定番スポットが入り混じり、とても内容の濃い探索となりました。今回は、新宿中央公園の探索から始めたいと思います。
(前回の記事はこちら。)

■新宿中央公園を歩く

新宿中央公園は、東京都庁の西側に広がる大きな都市公園です。昔の淀橋浄水場だったとこ

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<新宿駅からぶらり街歩き>③玉川上水、甲州街道付近を歩く

<新宿駅からぶらり街歩き>③玉川上水、甲州街道付近を歩く

新宿駅周辺を街歩きした記録、ここまででは、新宿西口からスタートし、時計回りに歌舞伎町、新宿三丁目、代々木駅付近を歩いてきました。
(前回の記事はこちら)

今回は、甲州街道と玉川上水付近に焦点を当てたいと思います。

■玉川上水を歩く

新宿駅南口の甲州街道の西南角の交差点を一筋南に行ったところに、葵橋のモニュメントがあります。道路標識は、14tの制限標識。見る人が見れば、水路の跡で、暗渠になって

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