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『残酷すぎる成功法則』~世の中の成功法則を根拠をもとに検証~

GW最終日になりましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。最近、私は友人達と本を読んでその内容をプレゼンしあうことをしていました。せっかくなので、本の内容をまとめたいと思います。

私がプレゼンしたのは、表題の『残酷すぎる成功法則』BARKING UP THE WRONG TREEという本です。直訳すると、間違った木に吠える。

★概要

この本がいわゆる他の自己啓発本と違う点がひとつあります。それは、

著者のエリック・バーカーさんがさまざまな文献を探し、巷間にあふれている成功法則にエビデンスがあるかどうかを調べたことだ。

結構世の中の自己啓発本って偉人の名言であったり、精神論ぽい、ところも多い気がしますが、この本は違います。もともと著者がブログで毎週発信していた成功法則をまとめた本なので、成功法則が何十個も書かれているので、自分がいいなと思ったものを2つ紹介します。

①どうやったら運がよくなるか?

ハートフォードシャー大学の、心理学教授が1,000 人以上に調査した結果によると、運の良い人の特徴には、共通点がありました。


新しい経験を積極的に受け入れ、外交的で、あまり神経質でない。


しかも、運が悪い人に、運の良い人のように行動するように指導したら、幸運になるという成果が得られた。運の良さは選択によってもたらされている。

なので、運は良くすることができます。

※あの松下幸之助も、面接の最後に「あなたは運がいいですか?」と質問して、運が悪いと答えたら即不採用にしていたそう。

また、人々は失敗したことより、行動起こさなかったことを2倍後悔する。
なぜなら、人間は失敗を正当化することができるが、何も挑戦しなかったことについて正当化できないから。。


②ストレスを消すには?

ストレスの対処法知りたいですよね。30カ国3000人を対象にした調査の結果、

自分でコントロールしている感、が大切である。

ストレスを減少させるのに、効果的な方法は計画を立てること。前もってどんな障害があるか予想して克服法をを考えておくと、実際に困難に出会った際も状況をコントロールできると感じる。

★2000人の経営者・業事業主を対象にした仕事に関する調査では、

50%以上が週に40時間以上働く、41%は経営者にとってストレスが減少、32%はストレスが増加した、と回答。

ところが79%の人が経営者になったことを満足し、70%はライフスタイル喜びを感じていた。労働時間もストレスも変わらないが、労働者よりもはるかにコントロール感が高いことが要因だと考えられる。

※追加で、計画の立て方に関して


①会社における計画の大切さ

インドのCEO375人に、どのように時間を使ったのか、またそれがどのように利益に影響したのかを調査した。

働く時間が増えるほど利益は増えた。ただ大きな違いを生み出したのは増えた時間数ではなく、その時間の使い方であった。従業員との計画的な活動によって、利益が増えた。計画以外のことに従事した時間は会社に1銭も利益をもたらしなかった。

計画の立て方

インテルの元CEOアンディ・グローブは、


会社の戦略を理解するには、今後することより、今実際にやっていることを調べるべきだ


そこで、時間の使い方をビッグフォー(幸福感、達成感、、存在意義、育成)にどれぐらい使っているかを記録する。また成果をあげられたのは、早朝なのか、深夜なのか、家なのか職場なのか?ということうを分析することが大切である。

★結論


このように実際の調査・実験をもとに成功法則が何十個も検証された本なので、自己啓発本きらいのあなたにこそ、読んでほしい本です。


友人達がプレゼンした2冊の本

有名な2冊かなと思います。

①LIFE SHIFT(ライフ・シフト): 100年時代の人生戦略

改めて読みなおしたい本だと思いました。ワークシフト読もうとしていたですが、分厚過ぎて挫折しておりました。

人生100年時代の中で、学生時代に身につけたスキルだけでは生きていけないと。改めて自分のスキルを磨き続けなければいけないと再確認。※ちなみに友人は最後まで読んでいないそうです(笑)

②20代にしておきたい17のこと

本田健さんの有名な本。一度、学生時代に読んだ気がします。タイトルの通り、17の事が書かれておりますが、友人が気になったのは①キャリア②お金③親友④恋愛⑤両親⑥趣味などについて。友人含め私も20代後半で30歳に差し掛かる年齢なので、20代のうちにやり残したことはないか?と考えさせられました。学生時代に読むのと、今読むのでは感じ方も変わりそう。

以上です。

ありがとうございました。



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