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ライフデザインの本を読み人生観を考えていたらポケモンに行き着いた


1.はじめに〜子供の頃にはまったアニメ〜


突然ですが、皆さんはどんな子供でしたか?
私は何事にも一生懸命になりやすい性格で、アニメのポケモンが大好きでした。
主人公のサトシがポケモンマスターになることを夢見て、15歳(?)で故郷のマサラタウンを離れて、相棒のピカチュウと共に技を磨き、仲間を増やしながら、旅を続ける物語。

「いつもいつでもうまくいくなんて保証はどこにもないけど
 いつでもいつも本気で生きてるこいつたちがいる」

これは一番有名な主題歌の一節。今も時々、頑張る原動力にしています。
「負けた悔しさは震えるほどだけど
 握りこぶしを自分でほどいて ズボンで汗を拭き握手しよう   
 ライバル同士おかしいね、まだまだ育てが足りないね それでもほら 
 選んだ道が同じ道だから負けないぞって言いながら 同じ夢を語り合う 
 夢のつぼみはつぼみのままだけど少しずつ膨らんできてる」

2.本題*人生のコンパスとは?

前置きが長くなりましたが、本題へ。
前述のポケモンの主人公サトシには「世界一のポケモンマスターになる」というゴールがあります。
また、ワンピースの主人公のルフィは「海賊王になる」ために冒険をする。

私達にもこうしたゴールや人生のコンパスがあると、より毎日が鮮やかになるのではないでしょうか?
もちろん目的がないと死ぬ訳ではないですが、何歳になっても心に火花を散らして、積極的に生を楽しむためには大事な要素と思います。

そこで、久しぶりにライフ(人生)デザインの本を開いて、お題に答えていきました。※前回の記事は3年前の下記。https://note.com/chameleon13/n/n14c89470cb08

今回は、「人生のコンパスを作る(仕事観・人生観)」について。
就職活動中の方や人生・キャリアに悩んでいる方には、1度こうしたテーマで自身の価値観を書き出してみることをお勧めします。

(1)仕事観について

Q.なぜ仕事をするか?
①お金を稼ぐことで、自律した個人として幸せな生活を送るため。②社会の一員として世の中をより良くすることに貢献するため。

Q.仕事は何のためにするか?
 自分と所属するコミュニティのより良い生活のため(より豊かにより安全により便利に。より多くの人が幸せな生活ができるように・・)。

Q.自分にとっての仕事の意味とは?
 経済的にも非経済的にも社会の幸福度を上げること。

Q.仕事とあなた個人、他者、社会との関係は?(※社会的意義はストレスを軽減する)
 人間は1人でやれることに限界があるため、会社というコミュニティに属して、各メンバーが同じ目標に向かって努力し成果を発揮することで、自身を含む社会や他者の幸せに貢献している。

Q.良い仕事や価値のある仕事とは?
 より多くの人たちの幸福に繋がる仕事。個人的な趣味や嗜好ではなく、人々の生活に直結する仕事。もしくは、マイノリティであっても特に困っている人たちのニーズに答えられる仕事。

Q.お金と仕事の関係は?
 社会の幸福度を向上できたことへの対価としてお金をもらう。自分のやりたいことや社会的意義を感じられる仕事であれば多少給料が安くても頑張れるが、そうではない場合は自分の貢献度に応じた報酬をもらいたい。

Q.経験、成長、充足感と仕事の関係は?
 金銭的な対価が少ないともしても、経験や成長ができる仕事であれば、長い人生で見たときにメリットは大きいと思う。多少の金銭増減よりも経験が重要。(若い頃の苦労は買ってでもせよ)

(2)人生観について

Q.自分はなぜここにいるのか?
 両親に産んでもらい、親族や友人、社会に育ててもらったため。

Q.人生の意味や目的は?
 そんなものはないと思うが、あえて言うならば、自分自身を育ててくれた共同体に恩返しするべく、社会や世界人類の幸福へ貢献すること(戦争や貧困、差別、悲しみを減らす)。
 特に日本では依然として、個人よりも集団が優先される傾向が強く、社会常識に縛られ、苦しんでいる人が多い(女性だから、子供の親だから、小学生だから、高齢者だから、同性愛だから、金髪だから、外国人だから・・・)。
→多様性が尊重される社会を作りたい。恐らく私が新卒で重厚長大産業に就職した深層心理にはそれもある。重工業=女性とは関係ない、というレッテルを壊したかった。社会を根底から支えるような大きなものに憧れて格好いいと思うことに性別は関係ない(インフラや重工業、素材、行政、政治、法律、医療、金融など)。女の子が全員おままごとが好きなわけでもないし、日用品や家電、住宅に興味を持つわけでもない。
 冒頭のサトシやルフィに熱中するのは女の子も同じ。スカートで汗を拭いている子だっていていい!

Q.あなたと他者の関係は?
 切磋琢磨し支え合い、意見交換し世界を広げるような関係性でありたい。

Q.あなたと家族、国、世界の関係は?
 人間の各個人が互いに支え合って生きていくためのコミュニティの単位。それぞれのコミュニティは個人のために存在する。コミュニティを守るために武力行使すべきではない。

Q.善や悪とはなにか?
 一言では言い切れないが、、例えば、共に生きる人の役に立つことは善、自分のためだけ利己的なことは悪?

Q.人間より上位のもの、神や超越的な存在はいると思うか?思うならば自身の人生にどんな影響を与えているか?
 絶対的なものはない。自分の信じる道や信条が人それぞれ異なるだけ。それがある人にとってヤハウェーでありアッラーであり仏でありトイレの神様であるのだ。

Q.喜び、悲しみ、公正、不公正、愛、平和、対立は人生にどう関わっているか?
 暴力的な戦争や対立はすべきではない。互いの意見を尊重し譲歩し妥協点を見つけていくことが何においても大事。自分自身は悲しいことや腹立たしいことがあっても、その人の愛すべき点を見つける努力や対話する努力を尽くす。それでも対立する際には喧嘩ではなく距離を置く、これを忘れないようにしたい。

(3)仕事観と人生観の一致

Q.自身の仕事観と人生観はどの部分で補い合っているか?
 他者と協力し、コミュニティの役に立つという点で共通。

Q.自身の仕事観と人生観はどこで食い違っているか?
 大きく食い違ってはない。ただ、コミュニティ全体の平和を優先するあまりに、マイノリティや自分自身を犠牲にしないようにする必要がある。

Q.自身の仕事観と人生観に因果関係はあるか?あるとすればどんな?      
 人生の意味をこの社会をより良くすることとおいているため、その延長線上に仕事もある。

3.終わりに

今回のワークを通して、自分の人生のゴールは、他者やコミュニティへの貢献、とりわけ、多様な人々が共存し幸せに暮らせる社会を作ることだと再確認した。引き続き、これにつながるキャリアを考え、現在の場所にとどまらずに挑戦してていきたい。

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