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ハイキング|法隆寺から矢田丘陵を歩く

26日のハイキングは奈良県内
生駒山系と平行に連なる
矢田丘陵を歩いてきました😙
全く聞き覚えのない名称ですが
僕も歩く前日に知りました・・

きっかけはGoogle map
先日まで歩いてた大阪一周ハイクの
歩いたとこを整理してたところ
府境をなす生駒山系の東側に
連なる山があることに気付いた
こういう山並みを見ると
縦走をしてみたくなる症候群😂

Google mapに地名書き込みしました(奥が北)

生駒市を挟むように
西側に生駒山系、東側に矢田丘陵
画像では分かりにくいですが
生駒山系の方が標高が倍くらいです
生駒山系主峰|生駒山:642m
矢田丘陵主峰|矢田山:340m

この週は水曜も歩いてたので
高低差が少ない(ゆるゆるいける)
と見込んで歩くことにしました😙


ちなみに
昨年12月に歩いた高知の山も
今回と同じくmapで見つけた稜線を
どうしても歩きたくなったという経緯(´∀`)

モーニングは王寺駅

家を出る時点で空腹なんですが
移動中に食べるという選択肢は
僕の中にはありません・・
もし店が見つからんかったら
その時考えることにしてます

今回は駅近くで2店舗見つけて
早く開店する駅南の店へ行きました

看板が植木で隠れてて
狙って来なければ
喫茶と気付かんかもな外観
珈琲専門店 善兵ヱ

メニューはトーストと
サンドがあったので
サンドセットにしました🥪
からしマヨと珈琲の苦さで
目が覚める朝食でした😋


今回の登山口は駅から遠いため
10分ほどバスで移動する🚌
バス停に行くと混雑してたけど
僕ともう1人以外は虎が有名な
信貴山が目当ての人たちでした

そして終点の法隆寺バス停で
下車したのは僕だけでした😆

ハイキング開始

結構長い道のりの矢田丘陵ですが
丘陵ってことで予想通り
穏やかな道が続きました

たまに展望台がある他は
似たような道が続いてて
正直帰ってきて写真見返すと
どこがどこだか・・って感じ😓

変化が少ない道のりですが
自然の中を歩くことで
街中とは違う穏やかな気持ちになり
心も体も癒されたなってのが感想です

今回は印象的だったとこや
メインスポットに絞って
書いてみようと思います👍

法隆寺から矢田山へ

9:30|法隆寺

柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
正岡子規

時期外れやけどなんとなく
この俳句が頭に浮かびました
ただ現地では柿食えばってとこが
どうしても出てこなくて
かなりモヤモヤしました😓

ここまでは無料エリア

てかさすが世界最古の木造建築
世界文化遺産の貫禄がすごい👍

山に入る直前の住宅地で
梅の花かな?が咲いてました
この日は汗ばむ陽気やったので
目でも春を感じました♪

10:10|一本松

最初の三角点である一本松からは
信貴山(中央ポコっとした山)が見えました
寅年中に行きたい山です✨

当日のつぶやきで書いた竹林
笹が擦れるサワサワ・・や
竹同士が当たるコツコツ・・が
なんとも言えず心地良かった

11:00|松尾寺

山を抜けると三重塔が・・
突然出てきたので驚きました♪

松尾寺の入口は最後に・・

普通の参拝客は下の駐車場から
急な階段を上がるみたいですが
僕は裏山から来たので下山しながら
松尾寺境内を巡りました

松尾寺
『日本書紀』編纂へんさんの完成を祈願して建立したと伝わる日本最古の厄除け寺

11:20|松尾山

松尾寺から少し登り
アンテナ施設の裏手へ行くと
ひっそりと三角点がありました

国見台展望台 東側、奈良盆地の景色

松尾山からは景色があまり見えず
ちょっと移動したとこで眺めました
ただ春の陽気ということで
靄がかかりスッキリ見えず・・

歩いてる道中でよく見かけるな
って思ってたらこういう看板が
階段や急勾配が少ないため
MTBルートになってるみたい🚴‍♀️

12:10|矢田山頂上展望台

しっかりとした展望台からは
西側に平行する生駒山系が見えました
右側の高いとこが生駒山で
こちらより300mも高いんですが
この距離だとあまり感じなかったです😙

矢田山三角点

展望台から300mほど北に
矢田山三角点がありますが
こちらは林の中で景色は望めず
先日行った摩耶山みたいな感じやな

榁ノ木峠から白庭台へ

12:55|榁ノ木峠

細い道ですが国道308号線
まさしく国道ならぬ酷道😂
このみちは奈良時代に開かれた
難波と平城京を結ぶ暗越奈良街道で
伊勢参宮街道の一つでもあるらしい

大阪と奈良の府県境にある
急坂で有名な石畳のくらがり峠を抜け
奈良方面へ向かうと
榁ノ木むろのき峠に到達するそうで
近いうちに街道の方も歩いてみたいな♪

矢田丘陵は竹林が多かったが
ここの竹林も良かった♪
両側にまっすぐ伸びてて
木漏れ日も綺麗でした

神武峯三角点

今回唯一の藪漕ぎみたいな道
マイナーすぎる三角点への道
看板なかったらスルーしそう・・

特徴的な山名が気になったので調べてみた
やはり神武天皇が関わってたんやな

神武峯
神武じんむ天皇が長髄彦ナガスネヒコとの戦いで進入した道筋と伝えられています。

生駒の神話より

交通量の多い車道に出るくぬぎ
一気に下り道を渡ってまた一気に登る
しかも信号が近くにないので
遠回りして反対側へ行きました

矢田丘陵歩く人たちは
ここを区切りで分かれてそう・・

14:30|阪奈道路を跨ぐ

椚峠から先は一層遊歩道になり
舗装された道が続くようになる
阪奈道路は車道で跨ぎました

直進:白庭台|左:運動公園(矢田丘陵)

何度か車道を渡りつつ
遊歩道が続きルートは
生駒市の運動公園内を通る

矢田丘陵北端へ向かう道を探し
ちょっと彷徨った後行き着いた場所
道なのは間違いないがこの棒切れに
体を委ねる勇気が出なかった😓
1.5mをよじ登って先へ進む

この道の他にグラウンドを
横切るルートもあったが
そちらも結構勇気がいる・・

日本神話の神である
饒速日命ニギハヤヒの墳墓

ここは航空写真で見ると
矢田丘陵として続く緑地の北端近くで
周囲は宅地開発が進んでる場所ですが
墳墓で森が守られてる感じがした

16:10|白庭台駅

墳墓のある山を出ると
すぐに住宅地が広がり
しばらく歩くと駅に到着

その後ここから1駅の生駒へ行き
先日書いた激渋銭湯へ向かう

今回のルートまとめ

高低差はあまりなく
歩く前は名所少なめやなって
思ってたんですが
歩いていろいろ見たことで
気になる場所が多くありました

それを今回記事書くことになり
調べてみたら思いの外深かった
日本最古の木造建築、法隆寺
日本最古の厄除け寺、松尾寺
奈良時代に開かれた、暗越奈良街道
そして神話に出てくる神々とも
関わりの深い、矢田丘陵という場所

侮ってただけに衝撃が大きい
神話について詳しくないので
また読んでから再訪しようと思います

YAMAPより引用した地図に書込み

・時間:約6時間40分、・距離:19.8km
・登り:1102m、・下り:991m
法隆寺BS→一本松→松尾寺・松尾山
→矢田山→榁ノ木峠→神武峯→椚峠
→運動公園→饒速日命墳墓→白庭台駅(近鉄)

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