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山陰海岸ジオトレ_6|海の見える宿から子午線経て夕日ヶ浦へ

昨年7月ぶりにジオトレ歩いた
GW前半の4/28は最終地点にある
浅茂川温泉の宿に1泊🍃

絶景続きな大満喫な道のりで
歩いた日は満足してたんですが
天気とか諸々の都合により
続きを歩てみることにしました🙌

今回は歩き終わりの1泊と
宿周辺の観光スポット巡り含め
6回目のジオトレ歩きを書いてみます

浅茂川へ至る歩き旅5回目はこちら
ジオトレとは?も含め書いてますので
興味あればこちらもどうぞ👍

■これまでの軌跡

赤丸:起終点|赤線:今回|緑線:完歩済

ジオトレだけでは約12kmで
歩き旅にしては短めやったけど
景色良く名所の宝庫でした🤩
※詳細地図は目次最後の今回のルートで🗺


海が見える宿に1泊

海沿いを歩くトレイルなので
宿泊も海が見えるとこ♪
…そんなこだわりは特にないが
ルートアクセスを考えると
前回に続き今回も海沿い宿になった

お宿 梅屋さん

家族経営しているお宿で
帰省したようなほっこりする
おもてなしと絶品料理が魅力の宿

渚の間でした
もう寝れる🤣

時刻は16時半やったけど
この日は6時間歩いたので
横になったら寝れる👍
(ただ全身汗だく砂まみれ)

シンプルな部屋やけど
窓からは青い日本海が見える
外は砂浜ではなく漁港🚢

と聞くと砂浜を連想するけど
意味は海と陸の境目波打ち際なので
漁港の岩壁も渚になり、まさに渚の間👍

浅茂川温泉 しずかの里

宿の風呂は温泉ではないので…と
徒歩数分の日帰り温泉無料券を貰い
海を望む広い風呂でのんびり♨

静の里?と思いがここではスルー
翌日の歩き旅中に判明しました😙

18:20|部屋から見える海

宿に戻って夕食まで
窓際で海を見ながらのんびり…
マジックアワーな時刻で
刻々と変化する景色を眺めました

夕食

プリップリな刺身と
カラッと丸揚げカレイなど
美味しすぎる海の幸をおかずに
砕きわかめご飯が進みました😋

海沿いトレイルの特権🙌

19:30|部屋から見える海

夕食後も部屋から海を見る
海面が鏡のように静かになり
灯台や沖の漁火が灯ってた


いつの間にか寝て翌朝
寝ぼけ眼でご飯を食べに…

朝食

小さめのカレイと温泉卵
諸々おかずでご飯をかきこむ
カレイ好きには嬉しい2食連続🙌

階段踊り場の梅屋カフェ(セルフ)

宿周辺にコンビニなどはないが
宿内に色々揃ってて便利♪

食後の珈琲を部屋の窓際で…
さながら海の見えるカフェ☕

前日温泉でのんびりして
夕食、朝食でお腹満たして
部屋から見える海で癒されて
青い空、青い海を見てたら
また歩きたくなってしまった🙌

これが2日連続歩き旅の経緯😂
渚の間からジオトレ歩く♪

お宿 梅屋
場所|京都府京丹後市網野町浅茂川1486-5
プラン|1泊2食付きおまかせ和室
料金|税込¥10,500

安すぎ!!必ず再訪したい宿

ジオパークトレイルを歩く《6》

歩く最終決定は当日朝やけど
歩けるなら歩こう…とは思ってました

ジオトレは宿の前を通ってて
宿からはすぐ歩き始めれるけど
今回ここで終了としてしまったら
続き歩くときにここへ来る必要あり

最寄駅から3kmほどでバスもあるが
土日祝日運休する路線😨
次を考えると少しでもアクセス良い
夕日ヶ浦まで歩きたかったんです🙄

浦島太郎伝説の地

早速ジオトレ歩きたいとこですが
前日気になった場所へ少し寄り道

この海沿い鳥居
扁額は無いが手前が正面

海側から見つけた前日は
内陸の神社の鳥居かと思ってたが
奉納って文字は内陸側にあり
神社は海側にあると判明🤔

島児しまこ神社

海沿いに建つ小さな神社
浅茂川は浦島伝承が伝わってて
神社には浦島子(浦島太郎)が
祀られているそうです✨

神社の脇には助けた亀と浦島太郎?
背後にある砂浜は借景か…

宿の部屋から見た浅茂川漁港

ちなみに
漁港付近の福島(写真中央左)には
乙姫を祀る福島神社があるんだとか

さらに集落の一角にはこんな石碑
史跡 浦島太郎出生地
てか浦島太郎は実在したのか?

浦島太郎として伝わる話の型が定まったのは、室町時代に成立した短編物語『御伽草子おとぎそうし』による。その稿本である御伽文庫の原文は「昔丹後の國に浦島といふもの侍りしに、其の子に浦島太郎と申して、のよはひ二十四五の男ありけり(丹後の国に浦島という者がおり、その息子で浦島太郎という、年の頃24、5の男がいた)」と始まる。

Wikipediaより

丹後と言えば京都府北部なので
この地に神社や石碑があっても
不思議ではないのかと…

ただし、浦島太郎の話は複数あり
伝説も全国各地に存在するため
その一つということなのかな…🤔

深堀りすると長くなるので
今回はこれくらいにしときます👍

散策だけでも楽しい場所

しばらく訪問する機会無いと
巡ってみて宿も街並みも浦島も
興味沸いたので再訪したい🤩

東経135°日本最北の子午線

気になる場所散策から
ジオトレ本ルート歩きへ

今回のルートは大半が車道で
面白みに欠けるかもと不安でした

漁港を抜け海岸線の道へ出た瞬間
不安を吹き飛ばす青い海🙌

そうやった道が殺風景でも
海が見えたら良いんやった😂

景色良い道やけど道幅狭く
車やとよそ見できなそうな道
けど歩くには最高な道

緩やかに登っていく

坂道登っていくと
子午線しごせん公園への分岐に着く
ジオトレから逸れるが寄り道

最北子午線塔(上は日本標準時・下はグリニッジ時刻)

東経135°の子午線は
日本標準時と定められた場所
というのは社会で習った📚

子午線とは、地球の赤道に直角に交差するように北極と南極の両極を結ぶ曲線である。語源は、の方角(北)からうまの方角(南)に延びる線を指し、方角を十二支に当てはめるやり方から。

経度0度の地点を本初子午線といい、国際的には1884年以降、ロンドンのグリニッジ天文台跡を通過するグリニッジ子午線が本初子午線となった。

Wikipediaより

子午線は両極を結ぶ線なので
1°ごとに無数の線が存在していて
その中の1本が東経135°子午線になる


135°子午線は兵庫県明石市が有名で
関西やと身近な存在にあるため
子午線は明石市のものやと
間違った思い込みをしてしまってた💦

子午線は世界中にあるもの
135°子午線も京都府も通ってる
まだまだ知らないこと多いな🙄

静神社

子午線と共に峠越えし
海沿いの道を下っていく

何も無いが海はある
磯集落

斜面に連なる磯集落を抜け
少し行ったとこにある石碑

しづやしづしづの をだまき繰り返し
今を昔に なすよしもがな


現代語訳:静や静、としず布を織るおだまきのように愛しい人が、繰り返して私を呼んだ昔が恋しい、今があの頃であったらよかったのに

この歌を詠んだのは
源義経のめかけである静御前

源平合戦後、兄の源頼朝と対立した義経が九州へ向かう際同行するが、嵐に遭難する。吉野で義経と別れ京へ戻る際、途中で従者に持ち物を奪われ山中をさまよっていた時に、山僧に捕らえられ京の北条時政に引き渡され、母の磯禅師とともに鎌倉に送られる。

Wikipediaより

石碑の歌は義経を慕うもので
それにより頼朝は激怒したという…

石碑の脇の階段を登ると
静御前を祀る静神社がある

磯集落を望む

静御前は先ほど通った磯集落で
漁師の娘として生まれ京に出て
白拍子になり義経に見染められた

…という伝承があるそうです

集落には生誕の地石碑も
あったようですが気付かず…

宿でもらった入浴券

前日利用した温泉施設 静の里の
静はこの静御前のこと✨なるほど

スッキリして先へ進むと
海に面した棚田に遭遇
名所ではなさそうやけど絶景🍃

その後は3kmほど内陸峠道
新緑も良いけど海が恋しくなる

五色浜から夕日ヶ浦へ

七滝峠を越える

手前の山の奥に
長い砂浜と湖の様な場所が見える
いずれ歩くジオトレルートの砂浜と
久美浜湾みたいやったので
さらに奥の山を越えたら兵庫県かと🤔

峠から下り五色浜へ
五色浜

五色浜に見られる波食棚はしょくだな(波の力によってつくられた平坦な岩場)は規模が大きく、幾重にも重なった地層や波で洗われた奇岩、地名の由来ともなったカラフルな磯が特徴的です。

現地の看板

ちょっと想像と違ったけど
確かに鮮やかな磯でした🎨

五色浜から遊歩道になる
塩江漁港

岩場抜けると灯台が…
前日と同様心地よい景観

旧網野町マンホールは子午線塔
塩江集落

良い意味で新しさを感じない風景
ここも映画のロケ地なのかな…

昔の灯台跡?
気持ち海側歩きたいが💦

その後は絶壁沿いの道が続き
柵が無いとこもあるので慎重に…

蜂がブンブンいうと思ったら
藤の花が咲いてた🐝~

岩場、漁港、絶壁を経て
ようやく見えてきた夕日ヶ浦🙌
砂浜に並ぶ旅館はまるでハワイ…
(行ったことので知らんけど🤫)

どこにでもあるやつ😙

夕日ヶ浦といえば砂浜のブランコ🙌
ここから見る夕日は絶景…
(見たことないので知らんけど🤫)

ジオトレは夕日ヶ浦から
約6km砂浜に沿った道になるが
この先またアクセス悪くなるので
今回は先へ進まずここまでにする🙌

ここまでとしたのは
距離や時間の問題と共に
近くに日帰り温泉があるから🤩

のんびり食事も…と企んだが
大阪まで5時間かかると判明し
入浴後は忙しなく駅へ💦

夕日ヶ浦木津駅
青い列車から始まる乗継ぎ旅、約5時間💦

朝の青空が嘘のような空ですが
この日は午後から雨の予報で
列車乗って数分で降りだすという
奇跡的な逃れ方でした🙏

今回のルート

ルート詳細(YAMAP軌跡)|●名所|■地区

歩き始めは車道歩きが長く
面白みないかと不安やったけど
距離の割に名所が多く楽しめました
贅沢言うならもう少しのんびり
散策してみたかった場所も😥
やっぱり宿も含めて再訪しよう♪

高低差(YAMAP)|赤字:名所|青字:地区

・時間:約5時間・距離:15.2km
(ジオトレ・約4時間・約12km)
・登り:541m、・下り:539m
お宿梅屋浦島太郎伝承地子午線塔→磯→静神社→七滝峠→五色浜→塩江→花ゆうみ夕日ヶ浦木津駅太字:立寄地

関連記事_京丹後エリア

2024.4.27~29|山と海を歩く旅
ジオトレ以外の旅記事

2023.7.15~17|海の京都めぐり
福知山経由、丹鉄で京丹後へ
ジオトレ歩き海沿いに泊まる旅
経路は今回と被りますが
季節と寄り道が違う夏旅です🎐

ジオトレ含む歩いてみたい道は
歩き旅マガジンにまとめています🌱
今年はジオトレの他に東海自然歩道と
たまに街道歩きもしています🤗


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