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ハイキング|関西のマッターホルン高見山は絶景でした

12日の日曜日はお誘いいただき
奈良と三重の県境にある高見山へ🙌

関西から日帰りで行ける距離で
適度な積雪あり霧氷が美しいため
この時期は特に人気の山らしい…😙

高見山たかみやま、名前は聞いたことあった
ただ今回初登頂でした🌱
普段山にはよく行ってる方ですが
公共交通で行ける近場の山が多く
今回のような奥地の山は縁がなく😓

登山口へは車が一般的ですが
近鉄榛原はいばら駅からバスでも行けて
この時期は臨時の霧氷バス
運行されてるのでアクセス的には
車以外でも行けんことないがちょい不便…
そんな印象の山でした🙌

今回は主催者が車で
連れてってくれたので
ありがたいの一言🙏

初めての高見山

高見山に登ったことがある人に
どんな山と聞いたとしたら
霧氷が綺麗、冬に登りたい山と
返答がくることが多いはず

先述したバスの名称になるくらい
高見山といえば霧氷らしい😆

実際に高見山で霧氷を体験したり
事前に写真を見てた人ならば
霧氷を見るために高見山に登る
それくらいの気持ちなのかも…

結論を言ってしまうと
今回霧氷は全く見れなかった

けど個人的には残念という
感情が全く起きなかった😆
強がってるわけではなく
高見山について無知やったのが
よかったんやないかなと思う♪

一人で山に行く時も
登山口や登山道、コースタイムは
必ず事前に検索をしているが
山の評判や景色、おすすめなどは
初めての感情を阻害するため
意識して見ないようにしてる😙

今回は誘いを貰った時点で
霧氷や雪の情報は聞いてたけど
初めての山に登れる喜びと
久々のアイゼンへの不安が勝り
霧氷のことは当日まで忘れてた😂

今回は荷物の量を準備するために
登山道の距離と高低差は調べました

中腹までは雪すら無い

先月末の25日頃からの寒波で
西日本は大雪になりました
それから2週間が経過したので
平地の雪は溶けてしまったが
山間部はまだ残ってるやろう…

アイゼン持参したし🙄
せっかくなら使いたいな
ただそんな期待はすぐ裏切られる

雪が無い以前に乾いた道
とっくに溶けてしまった様で
ここだけ見たら
いつも登る大阪の低山🌱

奥地の雪山と思って
防寒も多めに歩き始めるも
気温も高く日差しもあって
すぐに暑くなってしまい
僕は腕まくりで登ってました😙

高見杉の避難小屋

標高約700m地点にある
高見杉(巨大な杉の木)の下で休憩
以前来た時ここは真っ白だったそう
今回は微かな残雪と湿り気があるのみ

東西に長い高見山の稜線手前
標高をグッと上げる階段が続く
ようやく出てきた雪ですが
シャリシャリで歩きにくい…
そろそろアイゼンの出番か😆

稜線に出ると再び雪が消え
大阪の低山のようになる😂
さっきあった雪は日陰やからかな

稜線に出たら風あるかなと思ったが
この日はほぼ無風で気温も高く
凍える雪山予定が快適初春ハイク♪
寒いの苦手な僕としては嬉しいが
霧氷目的やった人には微妙やろな😓

山頂までの稜線

高見山は東西に長い稜線があり
南北方向からはなだらかに見え
逆に東西方向からやと尖って見える

西側から見た高見山

その尖った山容から
関西のマッターホルンという
異名を持つ山でもある🙌

稜線に入ってしばらく登ると
雪が残る区間が続くようになり
何度か滑ってしまったため
軽アイゼンを装着することに👍

足は重くなり歩きにくくなるが
滑りにくい安心感が嬉しい🙌

雪は残るが地面の方が多く見える
国見岩

神代の昔、神武じんむ天皇が熊野・伊勢を経て高見山を踏破。この峻岩を天皇自らよじ登り四方を展望、兄猾えうかしの根拠地の宇陀うだを眼下に見て、また遠く男坂、女坂、墨坂方面の長髄彦ながすねひこ等の敵情を視察された第一回目の軍事評定をした所であると伝えられている。

現地の看板|東吉野村

麓から続いた杉林は薄暗いが
稜線からは落葉樹になり明るい
山頂方面を望めば稜線らしい
地形も見ることができました

稜線は山頂に近付くにつれて
左右の斜面が急になっていく…
それが尖って見えるんやろな⛰

南側眺望(台高山脈)

もうすぐ山頂というとこで
南側の眺望が望めました🙌

手前から奥に連なるのが
三重と奈良の県境を成す
台高だいこう山脈で北端の高見山から
大台ヶ原まで稜線は30kmに及ぶ

山脈の名前は両端にある見山と
ヶ原山から一文字ずつ取って
付けられたそうです

またいずれこの山脈の
稜線の山も歩いてみよう😙

この斜面登れば山頂🙌

登ってる山の山頂を見上げて
尖ってるなと実感できるほど
形がこんなに分かりやすい山は
久々に登ったような気がする😂

山頂から望む景色

最後の急斜面を登った先には
小さな祠のある高角神社がある
(人多くて写真撮り忘れました💦)

高角神社には神武天皇遠征の際
熊野国から大和国への道案内を
したとされる八咫烏やたがらすが祀られている

Wikipedia
高見山🙌

山頂まで来ても残雪程度で
風がなく穏やかな天気で
のんびりと昼飯を食べました😆

再訪の友人はこんなはずやなかった…
と少々嘆き気味やったけど
初訪の僕としては眺望最高で大満足
こんな景色見える山やったとは‼️

北側(御杖、曽爾方面)
兜岳、鎧岳(曽爾村)

昨年春と秋に訪れた曽爾そに
一際目立ってた2つの山が見えた
高見山と同じく尖った山容⛰

麓から(左が兜岳、右が鎧岳)
倶留尊山(中央奥)と古光山(その手前)

同じく曽爾にある倶留尊くろそ山と
その手前には古光こごう山も見える
隠れてるけどその間は曽爾高原か

同じく麓から(左が曽爾高原、右が古光山)
北東側(御杖村方面)
東側(松阪市方面)

高見山自体が奈良と三重の
県境に位置してるため
ぐるっと見渡すと両県が望める🙌
空気が澄んでるからか遠くまで
見えたけど初登頂の山なので
分かる場所がほとんどなかった😓
(以前行った曽爾だけ…)

今回の下山は登ってきた道へ
ただ前だけ見て登ったためか
景色を見て思わず足が止まる

西側(東吉野村、吉野町方面)

手前に高見山の稜線が見えて
その奥には見渡す限りの山々
一番奥に見えるのは金剛山かも…

どの方位も絶景が望める山は
本当に久々やったので
下りたくなくなった😂

シャリシャリの雪に注意して下山

稜線に入ると木々があるので
眺望は見えなくなったが
見えると足元に集中できんので
逆に危なかったかもな😓

登り3時間ほどかかったが
下りは2時間ほどで麓に到着
駐車場近くのたかすみ温泉で
汗を流して最高の達成感♨️

今回のルート

今回は車でのアクセスのため
時間を気にせず下山できるのが
楽やった反面登りの同じ道なので
下山が長いなと感じてしまった…
とはいえ初めての山やったんと
久々に友人と登れたので楽しかった🙌

・時間:約6時間30分、・距離:8.7km
・登り:871m、・下り:871m
駐車場→たかすみ温泉(トイレ利用)→高見杉→国見岩→高見山→国見岩→高見杉→駐車場→たかすみ温泉

霧氷がないからこそ見えたもの

霧氷のなかった高見山
壮大な景色を望めて満足でした
ただ実はもう一つ山頂で見れて
美しいと感じたものがありました

それは霧氷がつくはずだった枝

山頂で見つけた枝だけの木々
見事に何にもついてないんですが
これはこれで美しいと感じました
こういう枯れ木の盆栽あるしな♪

背景が良いから普通の枝でも
芸術作品かと思えるほど美しい✨
何もないからこそ感じれる美というか
今回霧氷がなかったからこそ
気付けた、見れたものやと思います

春になれば新芽が生えてきて
また違った美しさなるけど
葉のない枝はこの時期だけのもの
そう思うと見れてよかった景色です

高見山の霧氷が美しいのは
芯となる枝が美しいからなんやと
知ることができたのが嬉しい🤗
そしてその美しい枝がさらに
美しくなるのが霧氷なんやろな✨

霧氷に限らず芯って大事よね
芯が強い人になろうと常々思う🙄

霧氷は自然の芸術やから
見れるかは運とタイミングやろうけど
またいつか見れる時を楽しみにします🙌

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