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chiccaとホテルの物語

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2021年のホテルでのステイケーション生活を基にした記事のまとめです。 for Instagram https://www.instagram.com/cccbypks.hote…
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#ホテル

金沢旅 前編 | ほどほどの遠出でデトックスする、つかれない旅

金沢旅 前編 | ほどほどの遠出でデトックスする、つかれない旅

つくづく、おひとりさまのホテルステイは気分もフットワークも軽い。
思い立ったらすぐに動けて、誰のスケジュールも絡まないから、観光の最盛期を避けてオフシーズンに安く行けるし。
盛夏のきらきらにこだわらないなら、いつだって心地よく過ごせる下準備が済んでいる、と言える。

この隙間に、ちょっとだけ旅の気分に浸りたいなぁ、とスケジュールの空欄に気がついたとき、富山から行くなら石川県の金沢だ。
ほどほどの遠

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 「おひとりさまホテル」は夢を見る。

「おひとりさまホテル」は夢を見る。

一介のホテルステイ好きであるわたしにとって、「おひとりさまホテル」の存在は衝撃だった。

わたしの夢見る「ホテルで生活する」を実践している人がもう居るのか!と、原案担当のまろさんのライフスタイルにとても励まされた。
日本のどこかにある、まばゆいロケーションの素晴らしさから、館内のいいところを小さく細かく見つめて眺めることで、楽しみ癒す時間をみっけた人が居る。
そうした姿をまるごと投影している「おひ

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好きな部屋と毎日付き合える、その暮らし。

好きな部屋と毎日付き合える、その暮らし。

ホテルが好きだ。
その拠点の点をもとに、まわりを歩くごとに解像度が高まってゆくのが、楽しいのだと思う。
元来、知らない土地の知らない施設、室内や観光での非日常その世界観としてたったのひと晩だけのホテル滞在では、いつも物足りなかった。
もっと日常的に、もっと生活として、わたしはホテルで過ごしたいのだと思う。

先日も書いたように、わたしとホテルの結びつきで欠かせないのは、“清掃を誰かがやっておいてく

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わたしを解き放って、ホテル。

わたしを解き放って、ホテル。

ひきこもりにとって、最上の暮らしではなかろうか、ホテル。

わたしは2021年、ビューティーコンテストに参加していて、その半年は富山から東京に行くことが月に数度あって。ことあるごとにホテルに泊まるうちに、場所にこだわらない生活ができれば最高だなと思うようになりました。

すでに「アドレスホッパー」と呼ばれる人たちはいるし(身近にもいるし)、多拠点生活や移住などで、育った場所とは別のところに心地よさ

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