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大人へ絵本memo ~私の普通を見せる世界 + 誰かの普通をちゃんと聞く~

自分がそんなにすごくないのに

誰かにいっぱい求めてしまったときに

この本を読んで自分を取り戻そうと思う。


例えば子どもに
未来の話ばかりしてしまったとき。

「ごめんね。先のことばかり言って。
あなたの今を見ていなかった。」

と言おうと思う。

私とあなたの共通点で話していたら
つまらないね。

あなたの普通を
教えてもらおう。


寝るちょっと前で良いんだ。


「数年後のあなた」にとっての
「今のあなた」じゃなくて

今のあなたの・・・今のあなた

そして

その時が来たら受け入れる。

そんなことが
あなたといて
わかりたいだけなんだって
気がつく。


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『ふつうのくま』
佐野 洋子 (著)
1994年 講談社

自分の普通を 貫く くまを 見守る ねずみ

空を飛びたいくまに あなたならどうする


普通ってなに??

そんな言葉が溢れているけれど

「まわりの普通に合わせる」という捉え方じゃ無くて

「自分がニュートラルになる事」だって解釈したら

会話の仕方が変わってくる。

自分の中の普通のはなし。


あなたのふつうがどんなでも
見守るネズミになりたいし

相手にも

自分のふつうを見てもらいたい

と思う。

そんな「自分のふつう」を大切にする物語。


迷路のようなホテルと路地裏にある小さな町に住み着いているのは夢の中の私。

文章をたくさん書く時期には特にそちらの世界での活動が忙しくなります。夢の人たちは「私を書いて」「ボクを書いて」と せっついてくるのです。知らない場所や知らないもの達。彼らは人だけではありません。物だったり想いだったり・・・代わる代わるやってきて世界を繰り広げます。
そして目覚めた私は呟きます。
「そんなにいっぱい書けるわけないじゃん。」
信じられないストーリーは起きてからも私を数時間楽しませます。

空を飛ぶこともしばしば。
そこに行きたいと望めばまた行けるし、飛びたいと願えば飛べる。
目覚めたらすごく疲れる💦んだけれど、ついまた眠るときに願ってしまう。今日は飛びたいなって。

これが私の普通。

家族には理解されないし 普通じゃないと言われるけれど、

私の普通です。


特別な何かを探すんじゃなくて

自分の普通でいられる時間を
たくさん見つけることが

人生なのかなって

思っちゃう。








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