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金言from山市文庫アーカイブ

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日常のビジネスシーンで受けた指示事項、顧客に指摘されたこと、商い成立の過程で感動したこと、取引の場面で失望させられたことなどを中心に紹介していきます。読者の周囲にもいつの世もどこ… もっと読む
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2021年6月の記事一覧

金言189:やり直す

ドラマの話です。 経営幹部にとって不都合な事実を内部告発した従業員に対して、所属長が解雇…

金言188:疲れたら休む

若い頃、先輩から聞いた「疲れたら休めばいい」というアドバイスを理解できるようになったのは…

金言187:連勝・連敗

ギャンブル社会学の先生によると、連勝・連敗は確率の法則に従っているそうです。 例1: 1…

金言186:経営者の責任

IR(投資家向け広報)の基本:アナリストが注目するのは会社の事業内容や数字ではなく、事業…

金言184:SOLID OR POLITICAL

ビフォアコロナ時代、ヨーロッパの某業界で覇権争いをしていた38歳の経営者は、幹部社員を採…

金言183:あいさつしない社員

某IT企業の従業員向け掲示板に、『社員の態度』というテーマで匿名のやりとりが掲載されてい…

金言182:温度差

粉飾決算は経営者の責任ですが、就業規則を逸脱して事故を起こした従業員の不始末でさえ経営者が責任をとらなければ世間は納得しないとメディアが煽ります。そして会社はブランドイメージを損ない、顧客を失い、シェア低下業績不振というリスクを負います。社員のミスが原因の事故に、経営者が経営責任をとるのは当然のことです。会社は社員に賠償責任を問うことができないのも、従業員の保護には必要なことです。 しかしながら、雇用者と被雇用者の間には温度差があります。経営者が徹夜で事故の後始末をしている

金言181:他人の物差し

団塊の世代は、物心ついた頃から競争をして現在に至ります。中学受験、高校受験、大学受験と、…

金言180:逆走している

ママチャリでユニクロに買い物に行きました。歩道の左端を走行していたのですが、前から自転車…

金言179:常に疑え

1)某マネーアドバイザのアドバイス 「専門家の言うことは、それなりに意味があると思う。し…

金言178:笑う効能

金言178:笑う効能 人間はストレスを感じると、コルチゾールというホルモンが分泌されるといい…

金言177:様子見

気圧の低い高地では、 仕事の能率が落ち、1日がすぐ終わってしまうそうです。 100Mを歩く…

金言176:ヒロシです

一過性のブーム、短命のピン芸人から「ぼっちキャンプ」で2回目のブレークというか、上手に業…

金言175:暗黙知の評価額

M&Aでよくきく話。 「会社は買えるが社員の心は買えない」と買われる会社の従業員たちはいうのですが、買い手は投資対効果を計算すると社員の心は買いたくないと思います。現在、従業員が会社からもらっている給料には心を売った分は含まれていないはずです。心は買ってもらえないというほうが正しい表現かもしれません。経営陣も、社員の心は計上できる会社の保有資産の一部とは考えていないし、占領軍にも購入意思はないと想像します。 暗黙知 放送業界で、金をかければいい番組ができるというのは、職人の