見出し画像

本日の読書

「いも殿さま」土橋 章宏(著)

「超高速参勤交代」などの面白本を多数著してる作者だが、
作品にムラが多く、いくつか粗い作品を読んだ後、
遠ざかっていたので、久々の土橋作品だ。

実直だけが取り柄のような還暦間近のお侍が
まるで島流しかのように、山陰地方に代官として任命される。
土地が痩せており、かつて栄華を誇った銀山も枯渇しており、
土地の人たちは貧困に喘いでおり、百姓一揆も起きかねない状況だ。
家来一人だけを連れて任官した侍(井戸平左衛門)は
まるで人が変わったかのように、果敢に改革に取り組んでゆく。
人情物であり、切った張ったもあり、幾度も涙する場面があった。
それに、史実に基づいていることも、より一層感動を誘う。

とても読みやすいし、オススメします。
ただ、今ひとつ軽い印象が拭えず、「読み応え」という点で
減点1かな。

昨日は友人たちとF県を訪れたので、大型書店に立ち寄ることも出来、
まだ発売前のリバー(奥田英朗)と、ネットでめちゃくちゃ評価の高い
方舟(夕木 春央)を入手することが出来た。
リバーは、新作が出たら無条件買いする奥田英朗さんの念願の
新作で、Amazonで予約していたが、実店舗で購入出来たので
Amazonはキャンセルした。
しばらくは充実した読書ライフが送れそうだ(・∀・)

超人気店「岩本商店」の赤鶏たたきを買ってきた。
写真からも美味しさが伝わるかと思います。
筑紫野イオンの近くにあります。
お近くの方はぜひ!!


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?