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都会と田舎

最近、朝と晩がめっきり寒くなり、すぐそこに冬の気配を感じさせられる。日中は晴れていれば半袖でもいけるくらいだが、やはり季節は着実に冬に向かっているのだろう。

さて、月末にはハロウィンがやってくるが、それが終われば次はクリスマスがやってくる。そして、帰省ラッシュの時期になる。

もう慣れたものだが、私は今年も実家には帰省しない。というか、経済的な問題で年末年始やお盆は義実家にも帰省しないことになっている。

運良く周りには観光スポットがたくさんあるので、毎年帰省の時期は近場に家族で遊びに行ったり、家でのんびりすることにしている。

九州の田舎だと、まだまだ「年末年始に帰省しないなんてありえない!!」という考えが蔓延しているのだが、関東に来てみると意外と同じように家族で過ごす人らを見たりして、やはり都会の方が考えが進んでいることを認めざるを得ない。

近い将来、地方に行くだけで過去へのタイムスリップが可能になるのではないかと思うくらいだ。それくらい、地方の田舎と首都近郊では価値観に差が生まれている。

もちろん、自分の考えに合えば田舎暮らしも楽しいものだろう。ただ、宗教と同じで、その考えを他者に押し付けるから軋轢が生まれるのだ。

九州のど田舎と東京に住んでみて、本当に痛感した。上京した人が、地元の友達から「冷たい」とか、「東京に染まった」とか言われるのは、もはや仕方のないことなのかもしれない。

より進んだ考えの人たちに囲まれていると、本当に大事なものが見えてくるのだ。そして、本当に大事なものを大切にするためには、取捨選択も必要なのだと分かってくる。

だから、私は実家との交流を絶った。子どもに悪影響だと思ったから。もう一度、人生をやり直せるとしても、また絶縁するだろう(むしろ、もっと早く家を出ると思う)。

そんな事を考えた一日だった。
今日はこの辺で。おやすみなさい、またあした。

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