見出し画像

心理学者『あさイチ』“HSP繊細さん”特集にモヤる

今週から「朝ドラ」万太郎さんファミリーが一気に5年分も老けて,みなさんとってつけたような白髪頭になっててビックリですが,「あさイチ」の《HSP》特集もまたビックリでした。

というのも、8月頭に撮影してた『人生が上手くいく心理学YouTube/心理学者カシ丸チャンネル』の新作動画は《HSP》なのですが,忙しくて編集作業が中断してたんです。

ヤバっ

「あさイチ」にメンタル夫人の思考読まれてるじゃん……。
思考がダダ洩れじゃん……。思考伝播(しこうでんぱ)じゃん……。
(精神医学目線で見るとヤバい感じですが,基本デジタルは情報収集機械なわけですからそりゃそうですよね)

先越されたあぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

必死こいて昨日アップしたら、「あさイチ」効果で再生数が爆伸びしておりました。

但し,夫人としては、「あさイチ」に出てた心理学者の飯村先生でさえ,HSPブームに警鐘を鳴らす論文や本を出されているにも関わらず,警鐘を鳴しまくる意図がうっすーくなっているのが残念過ぎて……。

飯村先生の本、HSPブームをズバッと論破してて面白いのに,番組はオブラートに包んでて,司会のはなまるコンビさんもゲストのユーさんもなんか腫れ物に触るような,奥歯にモノが挟まったような,非常に歯切れの悪いコメントに終始してて,実につまらない。

精神科医の先生が出てきて,認知行動療法でHSP体質をなんとかする方法をお教えくださいましたが,HSPは「病ではなくて体質で心理学用語」である根拠をすっ飛ばしているので,「精神医学」で説明しようとするのは,無理があるのです。

なぜ敏感で繊細じゃ,生きづらい社会なのか?

感受性が強い特性のDASでよくない?

そもそも「感覚過敏」で説明できるじゃない?

繊細で生きづらさを抱える方がいらっしゃることは全く否定しませんし,わたしも感覚が鋭いからこそ,心理士をやっています。

で,も,「なんでもかんでもHSPにしちゃえばいいじゃん!」と,いうブームはいかんともしがたい。

番組では「共感性」と言ってましたが,そもそも「共感性」が高くないと, 人間の群れでは「社会性の薄いやつ」扱いされて,淘汰されるわけですよ。

社会性が高いことは,いいことなんですわよ。そのセンサーが生活に支障が出るくらいぶっちぎって感度高すぎるのが問題なのです。

「共感性」というより,「感受性の高さ」でいいんじゃない?

なんて心理屋として思うところがありまして,過熱する《HSPブーム》の何が問題なのか,そして対処法を動画で,世界一専門的なのにわかりやす~くお伝えしてます。

https://youtu.be/uufzeeV8oKI?si=qf5mNSQXNkE_

字幕を付けていますので,ミュートにして倍速再生でも大丈夫ですが,癒し効果を高めるなら音声をお聞きいただくとよろしいかと存じます。

ついでに《いいね》と《チャンネル登録》もよろしくお願いいたします。

《手帳を制するものは人生を制する》

『それがダメ!コレだけは今スグ見といて!「あなたの能力を落とす3つの失敗手帳」とは?
~あなたの《願望》をラクラク達成する「科学的に正しい手帳の使い方 徹底解説ガイド』をLINE公式で期間限定でプレゼントしています。

今すぐ受け取ってあなたの能力を開花させて下さい!
↓↓
プレゼントはコチラ





論文や所見書き、心理面接にまみれているカシ丸の言葉の力で、読んだ人をほっとエンパワメントできたら嬉しく思います。