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名ばかり社会福祉士、第一線は引退した福祉系教員です。国試対策書籍を毎年執筆してます。介護福祉士国試受験生の方のお役に立てればこれ幸い♪ 文字数多めにつき、じっくり時間をかけて受験勉強をされる方に小ワザをいろいろとお届け。一年後、笑顔が見れますように😊😊

マガジン

  • 介護福祉士国家試験対策ゼミ

    介護福祉士国家試験対策のマガジンです。文字数がかなり多めですので、じっくり、本気で学習したい方にオススメのメニューを取りそろえております♪

最近の記事

熱中症予防最後の砦:私は結局コレを買いました…という話

▼こんにちわ。もうすぐ夏が終わるというのに「なにをいまさら❓」という話題です。今年の夏はホント、悩みに悩み、悩み倒したんです😥 福祉、介護とはまるで関係のない話題、しばしお付き合いくださいませ🍀🍀🍀 🩷   🩷   🩷   🩷   🩷 ▼7月中旬からの殺人的な暑さに、私は完全に音をあげました。保冷ボトルは持参しているものの、外出時には命の危険すら感じまして、清涼グッズではなく強力な体温低下グッズはないのか❗❗と、必死で探し回りました。また、ハンディ式扇風機を使用している妻

    • 介護福祉士国試対策:生活支援技術②

      ▼問題の出題パターンの整理はいよいよ今回が最後です❗❗文字多めですので、何日かに分けて解いてくださいませ。 ▼前回は、『生活支援技術』のうち介護技術の問題の出題パターンをみました。そして、今回は家政学(衣食住)をとりあげます。 1.衣食住に関するデータをめぐる問題の出題パターン (1)家庭内事故の発生場所を問う問題: 例)高齢者の住居内の事故は、床や出入口、階段などで起こることが多い。(家政学概論8-47-A) 例)高齢者の家庭内事故の発生割合が最も高い場所(屋内)として

      • 学生さんは社会福祉の「相談援助」にがっかりするかも❓という話

        ▼おはようございます。本日は、ソーシャルワークでいう「相談援助」や「カウンセリング」とはどのようなものかというお話をさせていただこうと思います。すこし難しく、すこし長く、そして、とくにこころの病気のある方はすこしがっかりされるかもしれませんが、しばしお付き合いくださいませ🍀🍀🍀 (以下、内容は昔の個別援助技術(ケースワーク)ですが、ソーシャルワークという表記に統一します) 🩷   🩷   🩷   🩷   🩷 ▼以前、『福祉士養成課程と中退の話』というページで、福祉士養成課

        • 介護福祉士国試対策:生活支援技術①

          ▼過去問はラスト2週(の予定)です😊 今回はまたまた文字バリ多めです。ところどころで休憩しながら、または何日かに分けてゆっくり取り組んでくださいませ👍👍 ▼さて、今回は『生活支援技術』です。この科目の半分は、いわゆる介護技術のことです(残り半分は家政学です)。さっそく出題基準をみましょう。 ▼項目が、お、多すぎる・・・しかし、要は介護技術です。介護技術は、以下の項目に分類するとよいと思います。   ①観察・バイタル   ②食事介助(口腔ケアを含む)   ③入浴介助(清拭・

        熱中症予防最後の砦:私は結局コレを買いました…という話

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        • 介護福祉士国家試験対策ゼミ
          23本

        記事

          もめごとを調整する能力のある人の話

          ▼おはようございます。本日は、もめごとを丸くおさめてしまう能力のある人が総人口の数%程度いる❗ というお話をさせていただきます。しばしお付き合いくださいませ🍀🍀🍀 🩷   🩷   🩷   🩷   🩷 ▼たとえば、学生Aさんと学生Bさんがいて、両者はすこぶる仲が悪いとします。学生Aさんは、学生Bさんに対する不平不満があって、その悪口を教員Cにぶちまけます。そして、学生Bさんもまた、学生Aさんに対する不平不満があって、その悪口を教員Cにぶちまけます。教員Cとは、つまり私のこと

          もめごとを調整する能力のある人の話

          介護福祉士国試対策:介護過程

          ▼こんにちわ。今日は『介護過程』をとりあげます。介護過程は、介護福祉士養成課程卒業者はもちろん、訪問介護員の方も必ず学んでおられるはずです。ではでは、さっそく出題基準をみましょう。 ▼出題範囲はシンプルで、介護過程の各プロセスで注意すべき点が出題されます。では、問題の出題パターンを整理してみますネ😊😊 ▼毎度のことながら、問題の解答はわざと示していません。見ているだけでは身につかないからです。きびしいようですが、面倒くさくても、いちいち調べて理解、暗記するようにしましょう。

          介護福祉士国試対策:介護過程

          精神科医の「弱さツッコミモデル」に要注意❗

          ▼以前、「概日リズム障害」という病気で昼夜逆転状態となりまして、精神科医のお世話になったことがありますというお話をさせていただきました。 ▼これとは別に、仕事柄、複数の精神科医の先生と懇意にさせていただく機会がありました。いろんな専門職の方々からお話をおうかがいすることができるのは、福祉士養成課程教員の「役得」のようなものです。ありがたや~😎😎 ▼看護学校では、医師でないと教えてはならない科目というものが結構あります。また、福祉士養成課程でも『医学概論』や『こころとからだ

          精神科医の「弱さツッコミモデル」に要注意❗

          介護福祉士国試対策:医療的ケア

          ▼こんにちわ。過去問の分析はあと3~4回ほどで終わる予定です(その次は一問一答の予定)。 ▼本日は文字少なめです😊😊😊 今回は『医療的ケア』です。この科目では、もっぱら介護福祉士が行うことのできる医療行為に関する問題が出題されます。そして、この科目では「常識問題」のような問題は出題されにくく、ほぼ専門的な内容が出題されます。 ▼さっそく、出題基準をみましょう。 ▼上の表にみるとおり、この科目のキモは喀痰吸引と経管栄養です。この2つの医療行為を中心に学習、暗記しておきたい

          介護福祉士国試対策:医療的ケア

          障がいのある人への殺傷事件と福祉士養成課程

          ▼こんにちわ。 ▼8年前、K県で重度障がいのある19人が殺害されるという残忍な事件が起きたことはご存じの通りです。 ▼マスメディアによる情報しか持たない部外者の私が、事件そのものをああだこうだと論じるつもりは毛頭ありません。ただ、被告に責任能力があろうがなかろうが、19人ぶんの生命の責任を人ひとりが取れるわけがないとのみ申し上げる次第です。 🩷   🩷   🩷   🩷   🩷 ▼しかし、この事件以降ずっと、のどに小骨が刺さったままのような感じで、私自身のなかで結論が出

          障がいのある人への殺傷事件と福祉士養成課程

          介護福祉士国試対策:介護の基本

          ▼こんにちわ。この過去問の分析もいよいよ残り少なくなってきました(あと5週ほどで終了する見込みです)。本日は、『介護の基本』の問題の出題パターンを整理してみますネ🍀🍀 ▼例によって、1ページにおさめるため、文字数がバリ多めです。何日かに分けていただき、少しずつ、ゆっくりと嚙みしめるように解いてみてくださいませ😊😊😊 がんばりましょう❗ ▼さっそく、この科目の出題基準をみましょう。 ▼見てのとおり、項目自体はかなり多くて出題範囲をつかみにくくなっています。しかし、じつはこれ

          介護福祉士国試対策:介護の基本

          社会福祉学は「べき論」が多いという話

          ▼こんにちわ。いきなりですが、社会福祉学という学問は「ああすべき」「こうすべき」という「べき論」がやたら多いのが特徴です。 ▼・・・ということで、本日は「べき論」なるものについて、僭越(せんえつ)ながら学問という立場からお話しさせていただきます。少し敷居は高いかもしれませんが、しばしお付き合いくださいませ🍀🍀🍀 🩷   🩷   🩷   🩷   🩷 ▼実践者の方であれば、研修などで有識者が「○○すべきだ」などと連呼するのを聞いて「いやいや、○○が大事なことくらいわかってる

          社会福祉学は「べき論」が多いという話

          介護福祉士国試対策:障害の理解

          ▼こんにちわ。本日は『障害の理解』です。文字数がバリ多めですので、数回、数日に分けて取り組んでくださいませ🍀🍀🍀 制度面はすでに『介護福祉士国試対策:社会の理解④』でとりあげました。 ▼ということで、ここでは、それ以外の問題の出題パターンを整理してみますネ。まずは出題基準をみましょう。 ▼上の表の左襴「障害の医学的・心理的側面の基礎的理解」をみると、障害を身体障害、知的障害、精神障害、発達障害、高次脳機能障害、難病に分類していることが理解できます。私も、この分類のしかたが

          介護福祉士国試対策:障害の理解

          福祉士養成課程と中退の話

          ▼こんにちわ。先日、『福祉士養成課程とメンタルヘルス:実習というリスク』というページで「ドロップアウト(留年や中退)」に少し触れましたので、本日は福祉士養成課程におけるドロップアウト事情をお話しさせていただこうと思います。「学生さんはこうすべき、ああすべき」という内容ではなくて、ただただ教員が途方に暮れるという内容です😮‍💨😮‍💨😮‍💨 しばしお付き合いくださいませ🍀 🩷   🩷   🩷   🩷   🩷 ▼現在、福祉士養成課程では大学、短大、専修学校を問わず、教員がよほど

          福祉士養成課程と中退の話

          介護福祉士国試対策:認知症の理解

          ▼今回も1ページでやりきっちゃいます。文字数バリ多い❗ので、ゆっくりお読みくださいませ😊😊 ▼今回は『認知症の理解』をとりあげます。出題基準は、下の表いちばん右側の「小項目(例示)」をご覧ください。 ▼『認知症の理解』の出題範囲はわりあい素直で、よく整理されているなという印象を受けます。理解の順序としては、認知症関係データ→認知症の種類とそれぞれの症状→認知症ケアのあり方→その他、のような流れで学習するのがよいでしょう。 ▼では、大まかな問題の出題パターンを整理してみます。

          介護福祉士国試対策:認知症の理解

          福祉士養成課程とメンタルヘルス:実習というリスク

          ▼福祉士養成課程では毎年必ず、中退や留年といったドロップアウト事例が発生します。そして、これからむかえる夏休みの実習中と実習終了後は、ドロップアウトが生じやすい時期なのです。 ▼もし、こころの病気のある学生さんがこの記事をお読みでしたら、実習のリスクをあらかじめご承知いただくと同時に、そのリスクに対して極度に緊張しすぎない、極度に悩みすぎないようにもしていただければと思います😌😌😌 🩷   🩷   🩷   🩷   🩷 ▼実習は、普段の学校生活とは環境が激変するイベントで

          福祉士養成課程とメンタルヘルス:実習というリスク

          介護福祉士国試対策:発達と老化の理解

          ▼1ページでやりきっちゃおうと思います。今回も文字数がバリ多めです❗ とにかく、ゆっくりお読みくださいませ😊😊 ▼今回は『発達と老化の理解』をとりあげます。まずは出題基準から。いちばん右側の「小項目(例示)」をご覧ください。 ▼『発達と老化の理解』は、この表から明らかなように出題範囲が比較的少なめです。老化は疾病や介護と深い関係があるため、これらの項目のいくつかは『こころとからだのしくみ』『介護の基本』『生活支援技術』などの科目でも出題されます。 ▼では、大まかな問題の出題

          介護福祉士国試対策:発達と老化の理解