知らないとヤバい⁉2023年度の働き方について4つのポイント
人生100年時代になって労働寿命が延びた⁉
人生100年時代になったことで、労働寿命が40年から60年に伸びたといわれています。
年金については定年退職後10年間ぐらいの社会保障制度ということでつくられた制度であるので、超高齢化社会と少子化が同時に来ることは予想されていませんでした。
それによって国の税収が減ることも予想されているため、定年退職後の再雇用であったり、女性の活躍社会になったりしており、マイナンバーカード、インボイス制度や電子帳簿システムになることで、いたるところから税収を確保するための政策であるということはあまり知られていない。
生涯現役でないと老後の生活が崩壊してしまって老後破産ということになる流れになるというのは、自然の摂理かもしれない。
今までのうまみがあった人達が、うまみがなくなってしまうことで反対をする人もいらっしゃいますが、ルールを作る側に回れない限り、従うしかないというのが本音である。
海外移住をする人も増えているということからすると、日本沈没が間近になっていることを語っているのかもしれません。
本業、副業、複業をすることで収入を増やすことができるけど、税金を取られてしまって、収入が少ないという期待外れになることもあるので注意が必要です。
働き方についても改善をされているとは言いますが、実は違うことに気づいてほしい。
労働時間が2000年代が1800時間だったのが、2020年になると1600時間と少なくなっており、時給換算にしたときには賃上げをしていることになっている。
この労働時間の減少というのは、過労死問題や電通問題から派生をしており、長時間労働は健康を害して心神喪失するリスクが高くなったということから始まっている。
付加価値や生産性が上がっているというわけではなく、労働人口の増加や就業者数が増えているのは、65歳以上のアクティブシニア層と女性の社会進出が絡んでいるから、15歳から65歳の人口が減っているにも拘わらず、増加傾向になっている。
G7の中で1人の生産性については最下位であるにもかかわらず、時間数では4位という数字になっている奇妙なトリックにも気をつけてほしい。
賃上げムードであるが、海外のIT系企業のリストラの話などもあるため、今後は景気が失速する恐れもあり、今年の下半期については採用活動が鈍化するということも言われている。
転職のうまみが残っているときに転職をすることをオススメするが、コロナショック影響で1年半から2年ぐらい遅くなっているのも事実である。
東京オリンピックの2020年までは転職については順風満帆だといわれていたけど、2021年以降については失速をするといわれていたからである。
世代によって違う働き方
50代は「24時間戦えますか!?」
40代は「転職は慎重に。」
30代は「今よりいい条件、以上。」
20代は「長く働くための会社、ステップアップする会社」
また、その人の育ってきた環境や勤務してきた会社の特徴によっても、働き方に対する考え方が大きく変わってきます。
年中無休で働くことが当たり前の人、24時間戦えますか!?という人に多いバックボーンとして、不安が大きく、こうしなければならないと自分で自分を縛り付けるルールを作ってしまっている人が多くいます。
その理由として、インターネットやメディアの情報によって、無意識にルール化をしてしまっていて、それによって自分がやっていることが正しいと自分のルールを押し付けてしまう傾向があります。
また、以前に何か失敗をしたことがきっかけとなり、そのことが無意識に反応をさせてしまうことによって、ついついやってしまっていることがよくあります。
アーリーリタイアと生涯現役
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年金受給年齢の引き上げ、老後2000万円問題、老後破産問題などのニュースを見るたびに、いつまでも働かないと生活できない日本に変わってきたことを実感してしまう。
人と比べる人生より人と比べない人生がいいというけれど、なかなかそれができないのが現実である。
今の仕事がいくつまでできるかわからないけど、新しいことを見つけてそちらに力を注ぐことによって、社会とのつながりを維持しようとしていく。
CMでもいくつになってもあきらめないでチャレンジし続けることによって、マイクロソフトやアップルで賞賛をされている若宮正子さんのような人を見てしまうと、自分たちも頑張らなきゃいけないと無意識にスイッチが入ってしまう。
近くにいくつになっても現役で働いている元気なシニア層を見てしまうと、自分たちも負けられない、もっと頑張んなきゃいけないという刺激があり、リタイアするより、働き続けることを選択してしまう。
シニアにもかかわらず、社会とのつながりが切れていない人は、コミュニケーション能力も、見た目も若く見えるから不思議である。
それとは逆に第一線から引退をしていく人がいる。
昔でいうと、大橋巨泉さんや上岡龍太郎さんのように、ここまでやったから後はゆったりとのんびりと過ごしたいという人も少数派ながらいらっしゃいます。
最近では株式投資や仮想通貨で儲けた資金や、事業を起こして成功して売却することでアーリーリタイアを目指す人も増えている。
時代とともに変わってきた働き方改革
昔から丁稚奉公精神があり、1社3年という決めつけの思想もここからきているかもしれません。
1人前になるまで時間がかかり、育成してもらった分、利益を出してからのれん分けをしたり、独立を許すことをしていた。
下積み時代が必要というのは、基本をしっかり押さえて、型破りなことをやるまでには時間がかかることも多い。
基本をしっかり押さえていないと、型なしの状況であり、一発屋になってしまったり、ずっと地下に潜っていたりすることになってしまう。
この精神があるのが40代ぐらいまでである。
会社の歯車として必死に働いて、昇進を目指していた人たち。
自分がやらなきゃいけないと思い込んでしまって、がむしゃらに働くことが当たり前だと考えられていた。
休んでしまうと自分のポジションを取られてしまったり、戻る場所がないということも思われていた時代だからこそ、がむしゃらに毎日長時間労働が当たり前だった。
給料とは、我慢をした対価としてもらうものであるということも言われていた時代である。
しかし、バブル経済が崩壊した後からリーマンショック後ぐらいまでは、生産性重視で効率化をする動きとなり、長時間労働が当たり前から、就業時間内に結果を出すことが重要視され、職場でできない仕事をネットカフェやネット環境のある所へいって、続きをやっていた時代。
社内政治という定数を除けば、これからの時代は変数を変えることによって自分らしいキャリアや働き方ができる時代に変化をしている。
福利厚生は社会のためになるもの!?
日本企業の場合はいろいろな福利厚生があるけれど、入社してその日から使える福利厚生というのは、かなり少なくなっている。
たいていの場合、数カ月経過したのちに利用をすることができることが多いのに対して、海外企業の場合には、入社したその日から福利厚生を利用できるようになっている。
そして、その人が例え1週間でやめてしまったとしても、福利厚生を利用しても何も言われない。
それは社会のためになるものとして考えられており、社員を惹きつけて、社員を引き留めるためのものではないということ。
これからの時代は生活のしかた、ライフスタイルから会社を選ぶ時代に変化をしてきている。
丁稚奉公で我慢して給料をもらう時代から、自分らしく働いて、自分らしいキャリアを手に入れるために、働き方も給与を選べる時代へとシフトチェンジしていく時代になっています。
等身大の交信が必要な時代
人と比べる人生がいいというけれど、それはできない性分である。
SNSやコミュニティでいろいろな情報が入ってくるのはもちろんですが、スルーする力も必要ですし、場合によってはIT断捨離をして離れてみて、精神的なデドックスをすることも、疲れないためにも必要かもしれません。
時代の流れと自分のズレを修正することが必要になり、いろいろな価値観や多様性を認めつつ、その人の特徴を活かせる働き方を管理職が考える時代にもなってきた。
頑張りが正比例しないのは他人が介在している時で、他人の評価を上げるためにはどうしていいか考えていくと疲れてしまうのはもちろんである。
がんばることが捨てられない世代と、120%の力で進む世代、80%の力で進む世代など、世代によって、個人によってもキャリアについては、社内政治などによる定数を変えようとするよりも、自分でできることから評価を上げていくことであったり、やりたいことを実現するために転職をするなど、変数の部分を変化させていく方が、自分らしく輝いていく時代かもしれません。
結果を出すためのフレームワークやノウハウについては、いろいろな人が書いていますが、実際に自分に合うのかどうかは不明です。
自分らしい働き方、キャリアについては、中長期的に考えてそこから逆算をしていくことが求められる時代です。
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