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見た目の給与に騙されない4つのポイント

転職する前に確認をすること

よくあることですが、転職前に確認をしておくことを忘れてしまうと、職歴がどんどん増えるジョブホッパーになるので、注意をしてください。
また、気になることはどんどん聞くことや交渉することを恐れないでください。

意外に勘違いをする人が多いので、何度もいいます。
年収アップというケースは中小企業から大手企業への転職の場合で、年齢が若いか専門性がある職種に限定をされます。

年収のマジックに騙されるな

また、数字のマジックがそこにあるということを忘れないでください。
実質年収と想定年収が違うということです。

実質年収というのはあとでも触れますが、実際に転職したあと1年でもらえる金額。
想定年収というのは、あくまでも1年後の水準で算出された金額。

なぜ、この2つが存在をしているのかというと、見た目が高いことで本質を見失わせます。
これは人材紹介会社が手数料をガッチリとりたいというのもありますが、企業も年収対決になった時に不利にならないように、金額でごまかします。

最近増えているのがみなし残業代という数字のマジックである。
基本給の中に含まれていることが多く、求人票の給与欄に但し書きのように小さく書いているので気をつけてほしい。

みなし残業時間を超過した場合には、1分、5分、15分、30分単位で実績支給をする会社があるので、何分単位で残業代が発生するのかどうかを考えてほしい。

IT企業や大手企業が先頭を走りながら改革の風を起こし始めているのですが、福利厚生のいい会社を選択するというのも1つの方法である。

しかし、就業規則によると入社する月にによってことなったり、賞与を支払う規定が明記されているのは、入社後に気づくことになります。
そうするとどういうことがおきるか想定できます。

住宅ローンの支払がうまくいかなくなってしまったり、家庭のおさいふ事情に余裕がなくなってきてしまうことになります。
ボーナス額が違うため、支払いができなくなるとか貯金を切り崩すことになり、そのしわ寄せがいろいろなところに波及することになる。

退職金制度のあるなしなどもチェックをしておかないといけない。
月額給与が安くても、退職金制度があればそれであとから取り戻せるけど、退職金制度がないのであれば、預貯金できるぐらいまで年収を上げる必要がある。

オファーレターで採用条件が出た時に、賞与やインセンティブがついていたり、時間外手当が含まれている可能性があるので、ちゃんと確認をしてみよう。

そして、初年度年収がどれ位になるのかということをちゃんと質問をする必要があるでしょう。

住宅ローンを組むのであれば、年収より2割ぐらい低くなっても払えるように、無理のないローンを組んでおくことや乗り換えをすることをオススメします。
意外にお金の問題って、家庭内の問題になりやすく、パフォーマンスが下がる結果になりますから。

転職先を探すポイント

たまにいらっしゃいますが、人材紹介会社に転職を丸投げするのはやめましょう。
ボランティアではありませんし、彼らも生き残りをかけたサバイバルがあるわけですから、内定をもらったあと、いい人が怖い人に変わるケースもあります。

日本の人材紹介会社にいらっしゃる営業やなんちゃってコンサルタントは、その人のスキルや経験を見極めることができていないので、どまんなかと言うよりかはストライクゾーンに入る案件をすすめてくる。

そして、書類選考をバンバンさせて、面接に進めることが彼らの使命である。
面接に進めれば、内定が出る確率が高まっていくので、太鼓持ちになりながら、応募者のモチベーションを下げないようにしている。
内定がでたら、そこからが追い込みといわれる仕事にうつる。

人材紹介会社内での取り合いになる場合は無理やり説得してやめさせる。
勝手に回答期限をきり、他社を受けさせないようにする。
採用条件を見せながら、内定受諾書などを書かせる会社もある。
これは心理的なプレッシャーをかけるのが目的である。

売上計上をした後に、内定辞退という形になることを防ぐためであり、場合によっては損害賠償請求をされる可能性があるからである。
ほとんどの場合はされないのですが、心理的なプレッシャーをかけている。
こういう人材紹介会社はこれから淘汰されることになるでしょう。

人材紹介会社を使うことは悪いことではありませんが、交渉ができないのであれば、自分で転職活動をしたらいいでしょう。
広告からの応募したほうが通過しやすいのはよくあることです。

人材紹介会社からは入社したあと、請求をされるが広告費用より割高。
広告費用の場合は前払いになるけれど、人が集まるか、入社する人がいるかどうかわからない。
どちらにしても費用と時間がかかるということ。

企業や人材紹介会社は株式会社なので、拝金主義であり、ボランティアではないということ。
価値がないとおもったら、リストラ、早期退職などをして、そこから貧困ビジネスに近いことをやっている会社もあるから。

本当に応募者のためにやっている人材紹介会社の営業さんやコンサルタントは、1,000人に1人いるかいないかというぐらいの確率である。
人材紹介会社の営業が人事にキャリアチェンジをする理由もそこにある。

理想と現実は全く違うものですし、仕事は憂鬱でなければいけないけれど、売上の目標金額が半端に高く、テレアポ、飛び込みが中心となる消耗戦の営業なので、人事にキャリアチェンジをする人が多いのもよくわかります。

話は脱線してしまいましたが、人材紹介会社を利用する、転職サイトを活用して自力で転職活動をおこなう、あとは、友人、知人に転職先を紹介してもらう3つの方法を同時にやってください。
そうすることで、間違った選択をする事にはならずに済むでしょう。

ちくしょう、転職だは失敗する転職

転職には2種類あります。
1つは年収をアップさせたい、スキルアップしたいというポジティブな転職。
もう1つはちくしょう、転職だという感情的でネガティブな転職。
ネガティブな転職の場合には、失敗するリスクが多いのは事実。

その会社でやれることをどんどんやればいいのですが、なにもしないで人間関係が嫌だからとか、残業時間が多いからとか、出世コースにのれなかったからとかという転職理由は失敗をする。

理由は他責の転職理由をしている人は成功する確率が低いということ。
自責にしている転職理由については成功する確率が高い。
自分が置かれている位置を俯瞰から見ているからこそ、今何をするべきかしっかりとわかっている人だから、成長するスピードも半端無く早いし、素直で謙虚である。

転職をしたとしてもストレスや人間関係の構築など時間がかかることが多い。
まずは3年ガマンしてやってみよう。
そこで何かをつかめたり、他社でも使えるスキルや圧倒的なスキルを身につけれれば、それからの転職でも遅くはないということ。

社内の信用預金がたまるし、ステータスも上がっている可能性があるから。
営業所を回って、営業所長どまりで終わるならチャレンジをしたいというぐらい、腹をくくった転職であれば、問題無いだろう。

転職に成功も失敗もないのだか、そこで何が学べたのか、何をスキルとして身につけられたのか、他社でも圧倒的なスキルがあるのかどうかなどちゃんと冷静に分析をする必要がある。

会社に依存する時代は終わった

いまだにいい大学を卒業したらいい会社に就職して、社会的ステータスを確保することで、自分は選ばれた人間であると勘違いをしている人が多くいる。

年齢を重ねているから偉いとか、いうことを聞けという時代はとっくに終わっている。

昇進を目指していた時代から、自分がやりたい仕事をするためにアピールする人が多くなっている。

新卒バブルともいわれている時代に突入しており、優秀な学生を採用したいということで企業が動いていますが、年収や給与のトラップに気づかないと大変なことになってしまいます。

来週は見込み残業代に騙されるな!?というテーマで給与のマジックについて転職の落とし穴についてお話をさせていただきます。

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