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働き方改革でサバイバル時代に突入!キャリアの突然死をしないための8つのルール

キャリアプランを考える

何ができるのか、何をやりたいのか、どんなスキルが必要なのかということを考える必要があります。

mast、can、Willというかたちで考えてみるとよりわかりやすいと思います。

何をしなければならないのか、何ができるのか、何をやりたいのかということがしっかり見えていないと、いまの仕事についても見直しができないでしょう。

私もいろいろな人から転職相談を受けることが多くなっているのですが、プロ意識がなく、社畜、ぶら下がり社員という意識が多い人が多い。

それはなぜかと聞いていくと実に面白いことがわかった。

自分が考えているキャリアと現実とが全くマッチしていない。

世間体を気にしているからこそ、その仕事をしているという人が多かった。

家族のため、ブランクを開けたくないから、社会から干されないためにというイメージが多い。

その人達にいつも同じことを話をしています。

あなたにとって、仕事とはなんですか?生業とは何ですか?

仕事と生業を間違っている人が多く、人間は言い訳をして自分を正当化することが良くあります。

自分の能力やスキルに自信があっても、実績がリンクしていない人って多い。

そういう人がこういうスパイラルに入り込みやすいというのは言うまでもない。

20代であればこれから何をやりたいのか、どんなスペシャリストになりたいのかという視点から、30代前半であれば今までやってきたことをベースにして、スペシャリストになるのか、それともゼネラリストへ進むのかをしっかりと考えなければならない時期です。

30代後半からはスキルと実績とマネージメントができていないと、
採用される確率はなくなるでしょう。

ビジネスパーソンは35歳で一度死ぬ!?

ビジネスマンは35歳で一度死ぬということは言われていますが、圧倒的なスキルと実績がある人であれば、35歳を過ぎてたミドル層についても重宝されます。

キャリアに対しては予定調和にはすすみませんから、常に状況をしっかりと見ながら仕掛けどころを考えなければなりません。

これからの時代は実績を残しているひとたちが生き残る時代であり、解決金制度が成立、施行されることになると人材の流動化がいま以上に進むのは間違いない。

コロナショックの影響によって、早期退職優遇制度を利用する大手企業も多くありますが、業界の垣根を超えて協業をしたり、選択制の週休3日制などの導入によって、失業のワークシェアリングをしている企業も多くなっています。

そうすると市場に出てくる人は戦力外通知をうけている可能性があり、エージェントも採用担当者も優秀な人材を見抜くことができないだろう。

そうならないためにはどうしたらいいのかということを常に考えてほしい。

弱いつながりから転職活動

仕事仲間、友人などからいろいろと話しを聞いてみて、自分の中で答えを見つけていかなければいけない時代になるでしょう。

ソーシャルネットを使ってもいいですし、利害関係があまりない人たちとの弱いツナガリを使いながら、自分が考えているキャリアについて考えることも必要でしょう。

いろいろな人から意見を聞くことは必要ですが、決断をするということは自分自身ですから、自分の信念をしっかりと持っておくことは忘れないで下さい。

そこで自分が見ている景色と他人が見ている景色が違うということに気づければ、それがギャップとして使えるスキルや能力である可能性があります。

転職というと最近ではしてあたり前という感覚になりますが、人事からすると勤続年数が短いということは大きな減点対象になります。

短期間で辞めるということはなにか問題があったのではないか、スキル面で不足をしていたから退職をしたのではないかなど、いろいろなネガティブな要素を考えて、不採用にするケースもあります。

内資、外資で考え方が違うんです

日本の人事は欧米企業の人事とは違います。

まだまだ保守的な考え方があり、大手企業の場合は線引がきちんとしています。

以前に採用活動をお手伝いしていた企業では、学歴と転職回数が条件になることもあります。

短い期間の在職期間ということは余程きちんとした理由がない限り、いい印象をもつことはありません。

試用期間で退職をさせられたということになると、仕事上のトラブルや人間性に問題があるのではないかなど、いろいろなことを推測してしまうのが人事です。

エージェントからの推薦の場合については、理由を聞くことができますが、直接応募の場合についてそれができないというのが現状です。

理由を聞いても意味がないという人事もいるぐらいです。

怪しいモノについては採用をしないという鉄則があります。

思い込み、先入観、決めつけから判断をしているのですが、違和感を感じたり、怪しいと思った時は採用を見送るという人事が多くいます。

転職回数が多くなっても、実績を残していればいいだろうと思う人もいます。

しかしそれは間違っていることが良くあります。

実績を残せたのはただの偶然であり、再現性がないという考え方が良くあります。

たまたま、周りの人のフォローがあったからでしょうとか、人事がかってに杓子定規を作り、判断をしている。

スキルがある、ないというのは事業本部長クラスが判断をしている。

人事は思い込みと先入観と決め付けで書類選考をしている。

応募した翌日にお祈りメールが来る時というのはたいていそういうカラクリである。

何をやってきたのかというスキルを見るのが書類選考であるが、何事も杓子定規的に判断をするのが基本であり、そこからライバル会社や関係会社などの出身者を面接するケースが増えている。

なぜなら、会ってみないとわからないからである。

人事は忙しいと言われているが、人材の墓場とも言われている。

会社の戦力外通告寸前の人たちが集まるというのは事実である。

書類をしっかり見ている企業は、時間がかかるけどスキルマッチを優先する。

面接の対応も早くなっているが、採用に対しては慎重である。

また、職務経歴書はPowerPointでつくってもいいですし、blogやソーシャルネットでも代用できる時代が来るのではないだろうか。

枚数の制限をよく言われますが、1枚目にきちんと分かる実績を書いたり、仕事内容をしっかりと書いていれば問題ありません。

エージェントを通しての応募であれば、書類選考の癖を見抜けているかどうかわかります。

具体的にいろいろとこまかい指摘をしてくるエージェントは、決済権者や担当者とのリレーションがしっかりと組めているケースが多い。

逆に枚数制限をしてきたり、書き方の指導をしないエージェントは、決済権者や担当者とのリレーションがしっかりと組めていない。

セパレート型のエージェントは情報共有ができていないから、後者であることが多いというのが現状である。

平均寿命は年々伸びている

敬老の日の前後になると、平均寿命についてマスコミを賑わすことになる。
平均寿命が男女ともに80代になっている現在。
アクティブに活動できる健康寿命は70歳前後といわれている。
70歳ぐらいまでにやりたいことをやるために計画を立てるのもいいだろう。

しかし、子供を育てたり、家のローンを払ったり、介護をしたりと、35歳を過ぎると家族のことが大きく関わってくる形になる。
仕事でも中間管理職的な立場になる年齢になるので、上司と部下の間に板挟みになりながら、ストレスが溜まっていく。
人によっては独立をするタイミングを見計らって、培った技術や人脈を基にしてチャンスを伺っている人もいる。
35歳以上になると重い責任と厳しいプレッシャーにもまれる時期。

また、最近の動向では40歳が大きなターニングポイントになっている。
各企業人手不足をうたいながらも、40代以上の社員を対象に数百人単位から数千人単位の早期退職を促している実情がある。

その他にもミッシングワーカーと言われている世代がいたり、ロスジェネの世代と言われている人たちが多くの仕事を失ってしまっているきっかけとなっている。

他の世代以上に元気な人と疲れた人とに明確に2分化する時期でもある。
この時期をどう過ごすかで、人生は決まってくるといってもいい。
定年を迎えてから独立を考える人もいますし、契約社員として年金支給時まで働くなどの選択肢がある。
常に自分のキャリアを1年、3年、5年、10年単位で見据えて、目標を立てたり見なおしたりする必要があります。

そして、大手企業に入ったらといっても安心ではない。
業績の不振やグローバル化の波に負けてしまうこともある時代に入る。
早期退職、リストラということもあるのが現状である。

また、解決金制度が成立してしまうと解雇権の濫用も懸念されていますが、新陳代謝の意味合いも兼ねて、会社に貢献しない人材については解決金で解雇をすることもあり得る時代です。

複雑なミドル層のココロ

「かつての自分のベストジョブを振り返り、若い世代を育む中で、継続して意味のある創造的なものを生み出すためには、どうしたらいいのか、内省してみる事をオススメします。」

35歳ならではのメンタルの特徴に、乗り越えなければいけない4つの危機と呼ばれるものがある。
この対処法を知っておくことも、残りの人生を有意義にする役に立つ。

1つ目は若さと老いについて
それぞれに長所と短所があり、それがせめぎあう時期です。
まだ残っている若さの良い部分と、迫り来る老いのよい所を統合できれば、実りのある時期が過ごせるでしょう。

2つ目は男らしさ、女らしさについて
若いうちは競争に勝つ、泣き言をいわないといった男らしさモードでも、ミドルになったら相手を慈しむ育む女らしさモードを自然に持てるかどうかが問われます。

3つ目は破壊と創造について
若い時には何かと破壊することで躍起になりがちですが、成熟期は破壊以上にエネルギーを創造に向け、両者の緊張感に折り合いをつける。
知らないうちに人を傷つけていたといったことが内容に自発的になりたいものです。

4つ目は愛着と分離
大切にしている家族、仲間、会社といったものを除いた自分を考える。
孤独に自分を見つめることも人の成長に関わっていきます。

働き方と幸福度は人によって異なる

人生とはある意味、働くことである。
日本語で働くというとポジティブな働くのworkとネガティブな苦役のlaborの2通りがある。
もう1つの見解は、仕える事をする仕事と生活のための生業と2つの意味がある。
日本語で働くという意味を考えるといろいろな角度からアプローチをすることができる。

日本人の9割がカネのために苦労して働き、稼いだお金で生きるという面が多い。
働いて成し遂げられた喜びもあるわけだから、単純に苦役と取るのはあまり良くない。
いずれにしろ仕事という言葉から忙しいという言葉が生まれたように、忙しいことには変わりない。

「キャリアアンカー」という言葉を耳にしたことがあるだろうか。
仕事に取り組む上で、自分が最も重きを置く、心の拠り所を何かを示す言葉。
自分の過去を振り返って、これは譲れないという仕事に対してのココロの置き所は何か、人生の節目、節目で振り返ることも大切です。
自分がやりたいことであり、自分のスキルを棚卸ししながら、自分が目標としている位置へ向かうことが必要です。

満足する働き方を知ろう

キャリアアンカーが示すものは、単純に向いている業種を示すものではない。
仕事をする上で当人が大切にしているものなので、スペシャリストから、ゼネラリストまで色々なタイプに別れる。

また、タイプに優劣はない。
将来に安定した雇用を望む保障安全型は、守りに入って挑戦的でない。
そんな人生で面白いのだろうか?とマイナスなイメージを抱く人もいるが、誰でもある程度の安定があってこそ力を発揮できるもの。

働くことと幸福の関係の価値観はいくつも種類があることを知り、そして、他人はまた違う価値観を持っていることを受け入れるも大切だ。

まずは自分の仕事を振り返り、自分がどのキャリアアンカーを軸にしているのかを見つけ、自分の仕事への価値観を明確にしてみることからはじめましょう。
どんな時間の使い方をすれば自分が満足をするのか、方向性が見えてくる。

自分のタイプを知ってみよう

仕事の何に重きを置くのかで8つのタイプにわけられます。
あなたのキャリア・アンカーがどれかを見極めることが必要です。
仕事をしているとき、どのようなことに興味を持っているのか、やっていて幸せなのかということをイメージしてください。
そのイメージから突破口が見えてくることがよくあります。

1:スペシャリスト型
自分の専門領域で挑戦的な仕事を得たとき最も幸せを感じる。
自分の専門領域のなかでなら、他の人を管理することもやぶさかではないが、管理そのものにはあまり興味を持っていない。

2:ゼネラルマネージャー型
経営管理に感心を持ち、組織の階段をできるだけ高いところまで上りつめたい。
組織の方針を決定し、努力し、担当する組織が期待通りの成果を上げた時に喜びを感じる。

3:自律、独立型
仕事の枠組みを自分で決めて、じぶんのやり方で、ペースで納得する仕事に取り組むことを大切にする。
自律的な立場を維持するためなら、昇進、昇格のチャンスを断ることもある。

4:保障、安全型
将来的な安定をのぞみ、雇用保障や経済的な保障に対する関心が強い。
仕事そのものの性質よりも、仕事の周囲の状況に関心が向かい、組織に縛られることもあまり苦にしない。

5:起業家型
新しい製品やサービスを開発したり、事業を再編して新しい事業を起こす欲求を強く意味している。
富に関心はあるが、富よりも成し遂げた成果を世間に示したいと考える。

6:社会貢献型
なんらかのカタチで世の中をもっと良くしたいという意欲が強く、そのためなら身を奉じる。
待遇への関心よりも、価値観を満足させられる仕事かどうかに重きを置く傾向にある。

7:戦士型
不可能と思えるような障害を克服するなど、極めて手強い難題を解決することに喜びも抱く。
戦いや競争に勝つことがすべて。
簡単にd家いることにはうんざりしてしまうのが、玉にきず。

8:ライフスタイル型
自分のトータルの人生をどう生きていくのか、家族のニーズ、キャリアの要望をうまく統合させる方法を見つけ出したい。
組織が個人や家族を尊重してくれることに期待する。

あくまでもスキルのことではありません。
仕事をしていて自分自身がどのタイプが一番近いのか、複数あるなら優先順位をつけてみましょう。
そして、自分のキャリアアンカーが理解することができたら、いまの会社で実現する方法を考えよう。
戦士型の場合は営業系でマネージメント、部長などにのし上がっていくのもいいでしょうし、何か人の役に立ちたければ起業家のような仕事の仕方を探すなど、考えてみましょう。

思考性とスキルが伴えば、ある程度の指針は作れるもの。
そこに自分の野心が入ることによって化学反応が起きたとき、オンリーワンになれるチャンスがうまれます。
いろいろと経験をすることは20代から30代でしかできないことですから、一生懸命にやっているうちに、神様がチャンスをくれることがある。

そのチャンスを貰ったと思った時は、一局集中してがむしゃらにやることを忘れないでください。
チャンスはいつ巡ってくるかわからないから、それまでにきちんとスキルを磨いておかないと、そのチャンスを逃すことになり、やっておけばよかった−という後悔をすることになる。

やって後悔することは、ショックも大きいけど、年を重ねるごとにあの時にやっていてよかったと思えるようになる。
しかしやらない後悔というのは、年を重ねるごとに、あの時やっておけばよかったという気持ちが大きくなる。
失敗したからダメというのはない。失敗しただけいろいろな見方ができる。
カッコ悪い生き方かもしれないけど、やってみないとわからないことが多くある。

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