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知らないとヤバい⁉最終面接で落ちてしまう人の残念な4つのポイント


面接はステージごとに違う!?採用基準

新卒面接だと大体の企業が3次面接または4次面接ぐらいまである会社が多く、中途採用については1次面接、最終面接の2回の会社がほとんどです。
筆記試験や適性検査などが入る会社もあります。

新卒採用についてはポテンシャル採用になるため、筆記試験や適性検査、SPI検査などを含み、面接を繰り返していくことになります。

中途採用については9割の会社が面接のみで終了をしているケースが多くあります。

スピード勝負にこだわる会社、ハンコの大名行列のため時間がかかる会社など、その会社の特徴がよくでています。

新卒採用と中途採用では採用基準が違う!?

採用基準は公開されていませんが、採用支援をさせていただいた企業や人事として経験をした採用からすると、明らかに違うものです。

新卒採用については、昭和の時代から続く逆算式のKPIを設定することが多く、前年度の通過率を参考に今年の内定予定者数から、面接ステージごとに割り出して、通過人数をある程度決めています。
そこから各説明会に参加してもらう学生の人数を決めたり、細かいデータを元に数の理論で採用をしています。

そのため、採用基準が「一緒に働いてみたいのか?」「この学生は伸びるなぁ?」など感覚に頼ったり、経験や度胸で決めたり、面接官によって採用基準が異なり、見ている点も違うというのが特徴です。

中途採用については第二新卒であればポテンシャル採用が中心、U30であればスキル重視、30歳以上についてはスキルとマネージメント力を重視することになります。

現場の上長やマネージャーは、スキルの内容について細かくヒアリングをしていきます。
なぜなら、入社をしてもらったあとに活躍をしてもらわないと、かなりきついというのが現状です。

スキル重視になっている中途面接ではありますが、現場がOKだったとしても、役員や経営者の面接でNGが出てしまうこともよくあります。
通過する人とお祈りメールが届く人の違いって何だろう!?

現場と役員の◯◯が違うから

現場の視線というのは会社から与えられる目標数値、コミットに対して達成できるかどうかで見ていることが多くある。
経営者の視線だと数年先の利益を見込んだ上での投資になるわけですから、成長してくれて新しい変化に対応してくれれば御の字である。

目まぐるしく変化をしていく時代だからこそ、即戦力で変化に対応できない人材よりも、変化に対応できる人材を求める傾向が強くなります。
環境適応能力がある、なしでは今後のビジネスの流れに合わせられない可能性もあるので注意が必要になる時代。

そこでポイントになるのがカルチャーフィットという言葉。
企業文化をしっかり理解しながら、体現できる人が求められる傾向が最近では強くなっています。

よくあるのが、経営陣の年度ごとに行われる研修で会社の文化についてしっかり理解をした上で、全社で採用活動をしていくことが求められるようになりました。

同じ方向を向いて一気に力を入れることで新事業が突破できる可能性がある。
しかし、そのときにバラバラになってしまっては突破できない可能性が高くなります。

企業文化を体現することができるようになると、自然と人が集まってくることができるようになります。
それを日々SNSやBlogなどで発信をしていくことで一気に加速していくことになるでしょう。

面接のステップで戦略を変えないといけない!

最終面接で落ちる理由って、凄くシンプルなんです。
素直さと謙虚さが出てこないことが原因なんです。

面接に同席をさせてもらうことが多いのですが、「ちょっと、モノの言い方考え方を変えるだけで、内定!っていくのに、もったいない」というのが実に多くいらっしゃいます。

そんなときは、自分のものの考え方について、他人から嫌われているのではないかと分析をすることをしてみてください。

現場の面接で重要視されるのが、カルチャーフィットと実績。
あなたが何ができて、何をしてくれるのか、どういうことを任せるとチームがまわっていくのかということを総合的に判断をしていきます。

しかし、役員クラスとの面接になると、「モノの考え方」について質問を通して見ることがよくあります。
質問内容は退職理由などごく普通の面接と変わらないのに、見ている角度が違うということに気づいてほしい。

例えば退職理由を1つとったとしてもなぜ辞めたのか、なんで転職をするのかということをストーリーで話すことができないと意味がありません。

話している内容を聞きながら、マイクロジェスチャーをよんでいたり、微妙な変化についても気づくことがよくあります。
声のトーンが1つ変わったり、急に語尾を飲みこんでしまったり、視線が定まらなくなったりというように、よく見ているとやっちまったなぁ~というサインが出ている事に気づきます。

冷静に言葉の裏を考えながら、質問の角度を変えて、同じ内容の質問をしたりするのは、「他責思考」なんだなぁ、「腹を割って話すタイプ」じゃないんだな、「オモテウラがありそうだな」というように、感じることがあります。

つまり、人間性が見え隠れしてくることによって、謙虚さがない、素直さがないということになると、お祈りメールが届くことになります。

少しでも成長したいなら、「自分に至らない点があった」「何を言われてもしかたがない」という謙虚さがでてきます。

あなたが面接官ならどちらを採用したいのか?ということをもう一度考えてください。
採用する側の視点に立った上で再度自己分析をすることをおすすめします。

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