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知っている人がコッソリ実践している⁉長期休暇の際には自己分析とスキルの棚卸をしている3つのポイント


切磋琢磨しながら生きている

昔、師匠から言われたのが、
「上を目指すなら、徹底してやらないといかん。」
「半径5メートルの中で応援されるようなことをやらなきゃいかん。」
「一見関係ないと思われることもしっかりとつながっているから。」
という3つであった。

変数と定数の関係がこの3つの中に隠されていることは当時は気づかなかったこと。

定数…コントロールできない部分
(上司、チームメンバー、会社規模、上場、未上場、業界、業種、職種など、自分の力では変えられないもの)

変数…コントロールできる部分
(評価を変えるために努力すること、信用と信頼を得るために目の前の仕事に集中することなど)

変数については入社後に評価システムを理解して、ボスコントロールをすることによって評価を上げていくことに専念をすると、出世も昇給も早くなるというのが特徴です。

精神論や根性論であなたのがんばり次第という言葉をよく使いたがりますが、実はこの部分であり、本人が覚悟を持ってできるかどうかである。

4つの知るから始まる自己分析

モヤキャリ相談室やキャリアの雑談では、事前にやっていただく4つのワークがあります。

・4つの知るを言語化すること、
・動詞で言語化すること、
・自分自身を表現するキーワード
・1年後、3年後、5年後、7年後、10年後のキャリアのイメージ
を言語化すること。

この4つのワークは実は関係ないかも知れませんが、自分自身を理解するという上ではすごく重要なことです。

自分自身のことをしっかり理解していることはもちろん必要ですし、自己分析をする方法はいろいろありますが、友人、知人に聞くことだけでなく、自分自身で言語化をしておくことによって、客観的に見ることができるようになります。

一見関係ないことが実はつながっていたことがあったり、実はできないと思っていたことが実はできるんだと確信したりと、自分ひとりではあまり気づかないことも俯瞰をしてみることができた時にいろいろと気づいたりする。

ストーリーが見えてくるのもあるのですが、自分ができないと思っていたことができたり、食わず嫌いで選択肢として上がってこなかったものが上がってきたりするものです。

4つの知るとは⁉

感情を知ること、性格性質を知ること、できることを知ること、生活を知ることで、自分を客観視することができるようになります。

感情を知る

感情を知るということは自分が好きなことや嫌いなこと、モチベーションが上がることやモチベーションが下がることなど、自分の感情が上がること、下がることを細かく書き出してもらいます。

やりたいことをやろうという雰囲気になっていますが、実際にはやりたいことが見つからない人って9割います。

たまたまそこに行きついた人がいたり、自分がこれをやりたい!って宣言をして周りの人を巻き込んだりしてやっている人もいらっしゃいます。

長く続けることを考えると、好きなことや熱中をすることができるようになった方がいい。

一発屋のように、一瞬の最大瞬間風速でビジネスが成功したとしても、人生100年時代ですから、何度もヒットを連発していかなきゃいけません。
一発屋で終わってしまうということは忘れ去られてしまう悲しい時の人になってしまいます。

性格や性質を知る

性格や性質を知ることで、性に合っているとか性に合っていないとか、飽き性だとか、熱中する力があるのか、突破力があるのか、せっかちなのか、おおらかなのかなど、言語化をしていきます。

できることを知る

できることを書き出すのは、細かくスキルをチェックすることができるようになるのはもちろんですが、当たり前のようにできることまで上げてもらうため、あっ!実はこういうこともできたんだっていう気づきがあります。

例えば、約束を守るとか、靴ひもを結ぶことができるようになったとか、すごく当たり前のことだけど、誰でもできるから関係なしといって書かない人が多いのですが、こういうところから細かくいろいろなできることを表現していただきます。

生活を知る

生活を知ることで優先事項が決まってくることになることが多い。
給与がいくらで、家賃がいくら、光熱費がいくらで、接待交際費がいくらでというようにお金の流れもそうですが、時間の流れも生活を知るうえで必要になります。

時間がなくて…忙しくて…というのであれば、時間の使い方を気にしてみると意外にも無駄な時間が多かったということに気づくことがあります。

何がやりたいのかわからないから

やりたいことが見つけられない人が9割いる中、4つを知るから始めることによって、点が線になり、線が面になっていうことに気づいて、いろいろなことに派生をしてくることに気づいていく。

苦手な項目があると何があるか見つけることができるから不思議である。
真実が眠っていたり、ボルトネックが見つかったり、マイナスのイメージが強くて蓋をしていたことに気づくことなどが多い。

本来であれば避けてもいいことかも知れませんが、4つを知ることで避けられない問題として浮き上がってくる。
これは無意識のバイアスがかかっていることに気づく作業でもある。

お金のために仕事をする人もいれば、好きなことを仕事にする人もいる。
この両極には無限のグラデーションが広がっているにもかかわらず、どうしても対立構造に持ち込む方がわかりやすくなるため、両極端なことにフラグを立てがちになってしまいます。

ギグワーカーとして、ウーバーイーツのように、自分の時間を切り売りをする仕事で責任感が小さく、誰でもできる仕事をやるのか、他人にはできないし、責任は大きいけど、付加価値がついてくる仕事を選ぶのかでは、幸福度が大きく変わる。

仕事=〇VS〇というように〇の中にはどんな言葉でも入る。
仕事=正社員VSフリーランス、仕事=派遣社員VS正社員などというようにどんな言葉を入れるのかで大きく異なるものになってくる。

思い込みや偏見などがそこには存在しているので、そこに気づかないとわからない。

これはやりたくないけど、必要だからやりますというように、仕事をするうえで理由がすべてついてくる。

これをやりたくない、嫌いだから、必要ないからという理由でできることはわからない。

無意識に思い込みになっていることが多い

仕事=嫌なことをしないとお金がもらえないというように、好きなことを仕事にするのは、お金に余裕があったり、時間に余裕がある人しかできないという思い込みがある。

好きなことを仕事にしたとしても、SNSで3か月で100万円、6カ月で500万円稼げるということはない。

点が線になり、線が面になるまで時間がかかるわけですし、個人差の能力と気持ちに差があるので絶対ということは言えません。

できないことにチャレンジをするよりも、できることに対して一点突破することがすごく重要であることには気づいていない。

人を育てる上でよく言われているのが、短所を見ないで、長所をドンドン伸ばしていく方が、本人の才能が開花しやすいといわれている。

長く続けるためには好きなことをやっていくことがすごく重要であり、自分の感情を後回しにしてはいけない。

凸凹があるのが人間だけど、凸凹を平たんにならそうとするのは学校教育の弊害かもしれない。
できないことはできる人に任せることにすればいいし、チーム内で相互作用でやり抜けることができる。

人に話すことができると、気づくことが多い。
だから、言語化をしていく必要があるわけです。

何ができるのか?考える時間は必要な時代

やりたいことをやることがこれからの働き方という人も多くいるけど、点が線になり、線が面になるまで時間がかかるし、正解や最適解がない時代だからこそ、気をつけてほしい。

長い時間の自問自答から出てくる答えってすごいんだけど、気づいていない人が多い。

隠れていた才能に気づいたり、隠れていた考え方に気づいたりすることができるようになるからだ。

例えば、北野武監督の映画作品は、愛と暴力がテーマになっていることが多い。
正反対にあるのも同士相いれないのが普通なのだが、その反動はすごくインパクトがある。

勝負をかけているという時は知らず知らずのうちに、目の前にあることに集中をして結果を残すことに重点をおいてしまうもの。

わがままややりたいことを言葉にするということは、なかなかできないのが現状である。

信頼と実績ができてからわがままであったり、やりたいことをいうことができるのだから。

これからの時代については、自分自身の取扱説明書を常に持っておくことはもちろんですが、SNSを使って表現をすることもできる時代。

SNSはその人を可視化できるのがフォロワーでったり、言葉にすることで固めていくことになり、その人のイメージになっていく。

何を伝えたいのか、何を言いたいのか、どんな人間なのか、可視化できるツールになっているのがSNSである。

一発で見つかること、できることは限られてしまうけど、何度も繰り返し話をすることで、言葉を紡いでいくことはしんどい作業でもあるけど、一度やってみて、やり方を覚えてしまうと使えるメリットが大きい。

時代とともに変化をしていく部分もあるけれど、本質の部分についてはいつの時代も変わらないものである。

新しいことが流行っていたら、それを楽しんでみてもいいけど、そもそも何でそれが流行っているんだろう!?なんでブームになっているように、自分自身のことも深掘りをして知ることによって、言語化されていくことになる。

自分自身をいかに語れるかによって、市場価値、感情価値、商品価値が変わってくる時代。

人から見るとすごいことをやっている人が多くいるのに、その角度から見るのはすごくもったいない。

いろいろな人に自分自身のことを深堀して話をする機会がある人とそうでない人については差がついてしまうことになるだろう。


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