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親子山村留学留学日記~長野の山奥で母子二人暮らし~

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現在、夫と高2の息子を茨城県に残し、小6の娘と親子で長野県の超小規模校に山村留学に来ています。今年でまる4年!全校生徒8人の超小規模学校での暮らし、山の中でのミニマルライフをリア… もっと読む
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2022年11月の記事一覧

山村留学で体験したこと③手作り食べもの色々

山村留学で体験したこと③手作り食べもの色々

山村留学に来た5年間、ここで体験したことのまとめの続きです。ここ和合には手作りの暮らしを求めて移住してきた方々が先導して、味噌、醤油をみんなで手作りする機会が得られました。和合で穫れた大豆を贅沢に使って作る保存食。日本人のソウルフードですが、なかなか手作りするのにはハードルが高い。でもみんなでやれば大変な仕事もおしゃべりの美味しいつまみになってワイワイやりながら毎年の恒例行事として楽しく行ってきま

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夜の学校で皆既月食観察会

夜の学校で皆既月食観察会

昨日の満月は442年ぶりの皆既月食と惑星食が重なるという天体ショーということで、学校の先生方が観察会を企画してくれました。夜6時半から校庭にわらわらと子どもたちが集まってきます。小さな学校なので、こうした課外授業がやりやすいということもあり、先生方は終業後にも拘わらず、こうして子どもたちのために時間を割いてくださって頭の下がる思いです。学生時代は天文部に所属していたという先生が個人所有の立派な天体

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山村留学で体験したこと②ジビエ三昧

山村留学で体験したこと②ジビエ三昧

さて、山村留学に来て驚いたことのひとつに”ジビエ”があります。決して町では簡単には味わえない山の恵み。山深いここ和合では人口よりも野生動物のほうが多いのではないでしょうか。鹿やイノシシは畑や田んぼを荒らす害獣のため、ここに住む多くの人は狩猟免許を持っていて罠を仕掛けています。年に何回かは罠にかかった獲物のおすそわけにありつけるのです。鹿やイノシシはかなり大きく、解体するのも一苦労。お父さんが血抜き

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