水元晶子(しょこトラ)

不登校の子どもと保護者に寄り添う「咲くふぁ福岡」のしょこトラです。毎月2回福岡市内で「…

水元晶子(しょこトラ)

不登校の子どもと保護者に寄り添う「咲くふぁ福岡」のしょこトラです。毎月2回福岡市内で「咲くふぁ福岡」の「アガパンサスカフェ」(不登校当事者の話す会、出会う会)をゆるりと開いています。 趣味は散歩、鉛筆画。

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はじめまして。しょこトラです。

はじめまして。 「咲くふぁ福岡」のしょこトラです。なんで「トラ」?生まれ年がトラなので・・・ 3人の子を持つ母です。末っ子が中3で学校に行けなくなりました。我が子が不登校になり、自分が当たり前と思っていたたくさんのことをことをひっくり返して考えました。子どもに鍛えられて、今のわたしがいます。 2018年3月に不登校の子どもと保護者に寄り添うボランティアグループ「咲くふぁ福岡」を始めて、5年が経ちます。これまでブログ「アガパンサス日記(ダイアリー)」に書いてきたしょこトラ記事

    • キャロルさん

      我が家の長男は沖縄で生まれた。 転勤で沖縄に渡り、宮崎生まれの私も、4月から暑いことにさすがに驚き、5月には妊婦の状態で夏バテで倒れたのであった… そんなドタバタの末に、健康に生まれてきた長男の子育ては、見知らぬ人に囲まれて初めは不安だらけだった。 息子を抱いて歩いていると、オバーが声をかけてくれるのだけれど、方言が何を言ってるのか全くわからず…曖昧に笑って返すしかなかった。 申し訳なかったなあ。 近くに米軍基地があり、犬の散歩をしている米軍家族のご婦人が「オオ〜ベイビィ

      • 2023.3.27不登校当事者の話す会出会う会「アガパンサスカフェ」ご報告

        3月27日(月)15〜20時、「咲くふぁ福岡」の不登校当事者の話す会出会う会「アガパンサスカフェ」ふくふくプラザにて開催しました。 今回は5名のお客さまと顧問のんちゃん、しょこトラで延べ7名でのカフェになりました。来てくださった方々、ありがとうございました。 ゆるりとお待ちしていると、お客さま第一号Y氏が登場。顧問のんちゃんと、居場所のこと、支援のことなど短時間のうちに専門家ならではの会話がポンポン飛び交っておりました。(しょこトラは聞き役。勉強になります。) Y氏がお

        • 親離れされるということ

          「普通の子どもと同じようにはいかない。なんでうちの子はこうなんだろう。ひねくれている。へそ曲がりだ。ああ言えばこう言う。屁理屈ばかりこねる。素直じゃない。」 不登校になった彼からは私の態度はこのように見えていたそうだ。 そうだったのだろうな、彼が中学生の時は。 頭ごなしにガミガミ言う親。 彼が言った。 「素直に言うことを聞かない。普通の人は、はい、わかりましたと素直に従う。が、自分はそうならない。都合の悪いことに、だ。 だから、ガミガミ言われ続ける。言われたって治らない。

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        はじめまして。しょこトラです。

          それだけで親は報われるのだ

          不登校で高校中退、その後他県の大学に進んだ次男が、来春無事卒業できそうだ。 そしてその後の進路も見えてきた。 そこで今彼が思案中なのがお金のことである。 「大学に行かせてもらっている」と彼の口から聞いたのが大学に行って2年目くらいだったような気がする。 「えっ?」と私は手を止めた。 いや何も親として「行かせてやっている」とは思っていなかったが。 彼が行きたいんだから、お金を出すのは親の務め、と思っていたが。 「行かせてもらっている」という中には、感謝の気持ちがさりげなく込

          それだけで親は報われるのだ

          寡黙な子どもと野外ライブに行った話

          先日友人から聞いた話。 某野外ライブに、一緒に行く予定だった人が行けなくなった。それで急遽、息子(専門学校生)を誘った。 ライブは開始早々総立ち、飛んだり跳ねたり、みんなで手を振ったり、とよくある光景だったのだけれど、息子は一度も肩から上に手をあげることはなかった、と。 じーっと立っていて、小さな拍手は時々していたそうだ。 身長180㎝なので、その姿は結構周りから浮いていたらしい。 しかし、彼の感想は「今日は楽しかった」だったのだと。楽しんでいるのかいないのか、さっぱ

          寡黙な子どもと野外ライブに行った話

          話があるの

          「ねえ話があるの」と3歳児に言われて身構えてしまった。 「えっ、話?何?」 「あのねえ〜明日幼稚園お休みなんだよ〜3回続けてお休みなんだよ〜」 「そうですか…明日は土曜日でお休みなのね〜そういうのは3連休って言うんだよ。話ってそれだけかい…」 「おしまい〜」 人と会話するのに身構えていたらいかんな、と3歳児に教わった。 2018年 09月 15日

          親が腹をくくると心配そうには見えない。だから…

          我が子が学校に行かなくなって、私は初めは彼の姿に戸惑いました。 でも、毎日毎日苦しい苦しいとばかり思っていたわけではありません。 そんなことばかり思い詰めていたら自分が潰れてしまいます。 そもそも親が心配そうな顔をして、一日中家の中で子どもを見ていては、子どもだって苦しいばかりでしょう。 学校に行っていなくても、うちの中で穏やかに過ごせることが実は大事なこと。 最近ようやく、学校に行かないことも一つの選択肢、ということが少しずつ、少しずつ、周知されている気はします。 で

          親が腹をくくると心配そうには見えない。だから…

          いま、ここが。

          これまでいろいろな場所で暮らしてきた。 自分がかつて暮らした場所に数年ぶりに行ってみることがある。 眼を見張るほど変わっているところ、ぜんぜん変わらないところ、さまざまだ。 そこは、私がいてもいなくても、まるで関係なく時間が流れている。 パラレルワールドなんかない。 私が今いる場所、それがすべて。いま、ここが。 私という人間がどこで暮らしたって、この世界ではたいした違いはない。 どこに行ったって、どうにかやって行けるのだ。 居場所はどこにだって作れるのだ。 何

          少しだけこころをゆるめたらいいと思う

          同じ服を着て、同じ様な髪型をして、同じ年の人間と、毎日毎日同じ場所で顔を合わせて、決まったことをやらなきゃいけない、ということは、考えてみたらけっこう大変なこと。 大人になっている自分が、同じことをやれと言われたら「嫌です」と言うと思う。 大人になったらいくらでも好きにできるんだから、今は我慢しなさい、っていうレベルの事柄ではないと思うんだよね… こんなことも我慢できなくて、社会に出たらやっていけない、という人もいるけれど、本当のところわからない。 今できないことが先々

          少しだけこころをゆるめたらいいと思う

          バスとイノシシと砂場

          不登校だった彼が2歳の頃、 当時広島に住んでいて、家から歩いて5分くらいのところにバス車庫があった。 そこまで毎日2人で歩いて、たくさんのバスを見るのが日課だった。 ある日、バスの運転手さんが、「運転席に乗せてあげよう」と言ってくれたが、彼は固辞した。 動物園に行った。 帰ってきて彼の発した言葉は 「イノシシ、おったー」。 象もキリンもいたのだが、彼は地味に地面に寝転んでいたイノシシが気に入ったらしかった。 他の子どもがいるときは公園に入らなかった。 誰もいない公園に行

          バスとイノシシと砂場

          そろばんと詩とバッジ

          あれは私が小学校の3年生くらいだったか、算数の時間にそろばんがあった。(昭和の時代だなあ) 私はものすごくそろばんが苦手だった。 ただの足し算なのに 私は間違ってやり直してばかり。 パチパチパチパチ 。 パチパチパチパチ。 みんな「できた!」と手を挙げている。 あ、また間違った。 パチパチパチパチ。 パチパチパチパチ。 焦ってまた間違った。 最後まで間違い続けて、かなしい時間だった。 その後の国語の時間は詩を書く時間だった。 そろばんの時間はきらいだーという気持ち

          そろばんと詩とバッジ

          「ダメ」のマイナスパワー

          先日、心理学実験に参加しました。 目隠しをして線を引きます。その長さが、10cmから1cm以内の誤差かどうかを判定されます。 1cm以内なら「いいです」と言われ、1cm以上だと「ダメです」と言われます。 それを30回繰り返します。 別の参加者は、「5mm長いです」「10mm短いです」など数値で言われます。 詳細は割愛しますが、いいかダメかの曖昧な助言と、量的に具体的な助言とで、その後の修正が違ってくるかどうかを調べるわけです。 結果は、具体的に言われる方が修正されてい

          「ダメ」のマイナスパワー

          「お母さんの顔」を描くということ

          5月に「母の日」というものがある。 子どもが幼稚園や保育園で「おかあさんの顔」を描いたものが、貼り出される。 末っ子が幼稚園に入園した年の母の日参観、 大きな顔に一応目鼻口らしきものが添えられた、3歳児の可愛らしい絵が並んでいた。 ところが我が子の絵には顔は描かれていなかった。 黒いクレヨンで丸が塗りつぶされていた。 私は固まった。 どうしてこんな絵なのだろう。 私はもしかして彼にとって怖い母親なのか⁉︎ いや、そんなはずはない。 考えに、考えて、たどり着いた結論。

          「お母さんの顔」を描くということ

          一筋縄ではいかなけりゃ二筋、三筋?

          子どもは1歳半頃から、自我が目覚めてなんでもイヤイヤ、ギャーギャー泣く…が始まります。 どこの親も頭を抱える時期です。 私は3人の子どもの親なので、さすがに三番目ともなると、こんなもんだ…と余裕があるはずでした。 しかし我が家の末っ子は、幼き頃よりとにかく曲者でありました。 気に入ったものと気に入らないものの区別が明確。 こだわりの強さは筋金入り。 お気に召さねば、どんな懐柔策も通用せず。 何より、「子どもってこんなことを喜ぶよね」が全く通用せず。 2人育てた経験値がほと

          一筋縄ではいかなけりゃ二筋、三筋?

          いま忙しいって…

          3歳のマゴ娘がいます。 関東に住んでいるので、めったに会えませんが、 FaceTimeというありがたいものがあるので、画面越しにお話できます。 先日、私がプレゼントを送っていたので、ママがFaceTimeしてきました。 「バーバにありがとうって言わなきゃね〜」 とママが促します。 マゴ娘はビーズ遊びに精を出している様子。 いろんな色のビーズをせっせと移動させたり、ケースに入れたりしています。そこで彼女は 「今忙しいの〜」と一言。 「忙しいのか〜じゃあまたね〜バイバー