「ダメ」のマイナスパワー
先日、心理学実験に参加しました。
目隠しをして線を引きます。その長さが、10cmから1cm以内の誤差かどうかを判定されます。
1cm以内なら「いいです」と言われ、1cm以上だと「ダメです」と言われます。
それを30回繰り返します。
別の参加者は、「5mm長いです」「10mm短いです」など数値で言われます。
詳細は割愛しますが、いいかダメかの曖昧な助言と、量的に具体的な助言とで、その後の修正が違ってくるかどうかを調べるわけです。
結果は、具体的に言われる方が修正されていきました。予想通りでした。
この実験の意味はとりあえず置いておくとして、
何度も何度も「ダメです」と言われ続けて、私は正直「私ダメな奴じゃないもーん」「もうやめたいわー」と思いました。
途中から集中力も切れました。
「ダメ」って人を凹ませる言葉だよなあとつくづく思ったのでした。
2018年 05月 17日
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