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弊社サービスにつきまして

弊社遠隔地バックアップサービス内容

これまでデータバックアップに関する事柄をいろいろとお話ししてまいりましたが、一番重要な弊社のサービス内容についてお話しするのを忘れていました。
一応前回弊社サービス内容につきさらっとご紹介はしたのですが、それぞれの詳しい内容につき今回は述べさせていただきます。

最新の情報をメールでお届けします

データバックアップや情報セキュリティについて最新のニュースがあったときにはメールマガジンでお送り致します(毎日ではございません)。無料オプションとなりますのでご不要ならばお断りいただいて結構です。

御社に相応しいバックアップスキームをご提案します

ご相談いただいた際には、御社の業務内容やネットワーク構成、オンラインバックアップの利用の有無など詳細に情報システムの利用状況を伺い、御社に最も相応しいバックアップスキーム(バックアップ戦略)をご提案いたします
もちろん、情報システムのご利用状況に変化があった際には改めて情報システムの構成、扱っている情報の性質などを考慮して改めてバックアップスキームをご提案申し上げます。

御社内情報システムにつきアドバイスを申し上げます

御社のバックアップスキームに則った御社内情報システム構築にあたってアドバイスを申し上げます
情報システムの構成は、ひとつひとつの要素に問題がなくても全体としてみると脆弱性が発生することがございます。
ミクロの視点、マクロの視点の両方から御社の情報システムを分析し、弱点を補強するお手伝いを致します。

バックアップの作成方法につきアドバイスを申し上げます

このnoteで再三申し上げておりますが、バックアップには3-2-1ルールというものがございます。オリジナルのメディアがあり、そこからバックアップを2本作成します。その2本は別々のメディアに作成しておき、1本を遠隔地に保存しておくというものです。
ここからさらに踏み込んで「3-2-1-1-0ルール」をVeeam Softwareという会社が提唱しています。これは何かと言いますと「3-2-1」までは同じなのですが、もうひとつの1はオフライン/不変的コピーであり、0は「自動復元確認が終了するとエラーは0」ということになります。
この「3-2-1-1-0ルール」はランサムウェアに対しての対策として提唱されたものですが、情報の中身や会社の規模によっては「3-2-1-1-0ルール」を行っているとそちらばかりにマンパワーが割かれて効率的でなくなる場合があります。
弊社では、お客さまの置かれている状況に合わせて、費用対効果が最も高いバックアップ方法をご提案申し上げております

バックアップの時期にリマインドのメールをお送り致します

定期的なバックアップというのは、ついつい忘れてしまいがちです。お客様の定期バックアップ作成時期が近づいてまいりましたら、メールでリマインドをお送り致します。何らかの事情によってバックアップが作成困難な場合、最も近い日付でバックアップが可能な日をお申し付け下さい。改めてリマインドのメールをお送り致します。
バックアップが完成し弊社にお送りいただいた媒体はオフサイトで保存致します。
弊社はオフラインバックアップを保存する会社でございますので、直接的にお客さまのバックアップデータを弊社からの操作で行うことはできかねます。従いましてバックアップ作業そのものはお客さまに行っていただく他ないのですが、そのメディアをお送りいただいてオフサイトかつオフラインで管理致します

リカバリーテストを定期的に行います

いざというときにバックアップメディアからデータを復旧させることができなければ、バックアップを取った意味がありません。
弊社ではお預かりしておりますメディアに関してリカバリーテストを定期的に行い、そのバックアップが緊急時に本当に使えるものか否かをチェック致します。

必要な場合にすぐに使えるようにストレージを構成致します

フルバックアップ(データ全体のバックアップ)の他に、より短いインターバルで行う差分バックアップ、増分バックアップというものがございます。
弊社では差分バックアップをご利用のお客さまからお預かりした差分を含むメディアからすぐに使えるようにフルバックアップの状態を構成し、緊急事態にはすぐにお使いいただけるように最新の状態に整えております(増分につきましてはご相談下さい)。

必要の際には必要なハードを用意して業務継続可能に致します

残念ながら災害などの際に御社の社内システムが使用不可能となった場合、必要なハードウェアを用意致しましてお預かり致しておりますバックアップメディアを組み込み、御社が継続しなければいけない業務がダウンする時間を最低限にできるよう常に待機致します。

以上が弊社の業務となりますが、IPA(独立行政法人情報処理推進機構セキュリティセンター)が「セキュリティ対策の基本と共通対策(外部リンク)」という冊子を発行しております(ダウンロードはこちら(外部リンク)から)。
表紙や目次、参考文献一覧などを除いた12ページの資料のうち1ページ全体を使ってバックアップの話がされています。そこだけちょっとご覧いただきましょう。

IPA(独立行政法人情報処理推進機構セキュリティセンター資料)

このように、バックアップ必要性、中でもオフラインでのバックアップ保管はランサムウェア対策として有効であることが述べられています
残念ながらランサムウェアの被害は年々増加しており、また手口も巧妙化・悪質化の一途を辿っております。
バックアップはランサムウェアに対しては非常に力を発揮する対策だと言われております。
ぜひ、オフラインバックアップ管理の弊社をご利用いただきたく思います。
よろしくお願いいたします。

バックアップ以外の弊社業務

データ復旧サービス

読めなくなったメディアからデータを復旧致します
メディアというのはこの場合HDD、SSD、USBメモリ、SDカード、その他メモリカード、光ディスクなどを指しております。
m.2のSSDやSDカードなどは少し扱いを間違うと破損してしまうぐらい弱々しいものですが、
物理的に破損していても、全てのデータではなくてもいくらかのデータは取り出せる可能性がございます
諦める前にぜひ一度ご相談下さい。

光ディスク研磨サービス

CD・DVD・BDなどに傷がついて読み取り不良になった場合に、記録面を研磨することによって読み取り不良を回避致します
お手持ちの光ディスクコレクション(CDやDVDのボックスセットなど)が1枚でも読み取れなくなったら悲しい気持ちになるのがファンの心情かと思います。
こちらも、諦める前に一度ご相談下さい。

今日は少し短めですが以上とさせていただきます。
次回から、弊社のバックアップ業務についてひとつひとつ申し上げたいと考えております。
よろしくお願いいたします。

目次

クラウドストレージが持つ特有のリスク

クラウドストレージが持つ特有の脆弱性

クラウドストレージと遠隔地バックアップの相互補完性

クラウドストレージのデータ消失に関する責任の所在

ディザスタリカバリ手順をあらかじめ決めておくべき理由

弊社でお取り扱いしておりますデータ・OSにつきまして

クラウドストレージのメリット・デメリット

Microsoftさん、それはないでしょう

事業継続計画の立て方 その1

Windowsからの乗り換え先になるか? Linux MintとChrome OS Flex

事業継続計画の立て方 その2

事業継続計画の立て方 その2 の注釈

事業継続計画の立て方 その3

BitLockerをいろいろ使ってみました

パソコンのデータが飛んだ際のリスク10選

クラウドネイティブ時代のバックアップのあり方について

ランサムウェア対策としてのバックアップについて

中小企業向けバックアップメディアのおすすめをご紹介

中小企業のデータバックアップ方法 おすすめはクラウドです

中小企業がバックアップを行う際の問題点と解決策

Linuxのバックアップ機能について

探り探りApple社製品について

バックアップで対処できる情報の脅威

バックアップの方法 オフライン・オンラインバックアップとは?

データバックアップ 中小企業に相応しい取り方とは?

データバックアップに関する最近の事件について

IPAの言うセキュリティ対策の基本を見ていきましょう! その1

IPAの言うセキュリティ対策の基本を見ていきましょう! その2

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