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言葉との折り合いが、今日もつかない。

物を書いている人はみんなどうやって

コトバと折り合いをつけていくんだろう。

いまわたしは、まさに日々そんな時間を

過ごしていて。

コピーライターを昔していた頃をほんのり

いや色濃くおもいだす日々を過ごしている。

ほんとうに、なにかみえないものに日々に

翻弄されているようで自分の無力さにいやに

なるけれど。

いや、みんななにかに翻弄されているのだろう

とかってに思うことにして、夜を迎える。

そんな仕事を終えた後、noteを書く。

noteは好きに書けばいいんだけど。

今日はやばい今日は書けないだろうという

日々がもう何日も続いていて。

そんな想いの真ん中にいる時。

そういうときは、ちゃんとじぶんのするべき

ことをわかっていて、それをかたちにできている

ひとが喋っている言葉なんかに、気ままに励まされ

たりしている。

この間みつけて手帳に記しておいた。

<この世界に普通の私の彫刻があり、しかもそれが私の
かたちだという。世界と私が折り合う着地点が絶対に
ある。それを探るのがとても興味深い時間です>



彫刻家のこの言葉は、写真の横にルーペでみないと

いけないぐらいちいさな文字が記されていて。

気になる文字のことは、どこかないがしろにできない

性質なので、おばあさんになった気分でのぞいてみた。

鉄を素材にした作品を眺める。

鉄の重力がどこかに消えゆくかのように、ゆらいでいる。

世界と私が折り合うってところがとても、よくって。

<折り合う>も<世界>も<着地点>も。

たぶんいまわたしがすごく欲している、えいえんの

ゆるぎない3つの点だ。

この言葉に出逢ってみて、じぶんの欲しているものを

いま知った。

出逢いたかったんだって、たたみかけてみた。

そして、もう一度読んで、絶対に着地点はあるって

いう文字を何度も目で追って、じぶんを鼓舞してみたら、

ちょっときままに、ふるえてた。


点と点 みっつならんだ 予感のように
むすびたい きもちがはやる ただそこにいて


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