圧倒的にムラタ

哲学専攻に通う学生だった僕も会社員となり2年目。 念願だった部署に異動した僕は転職を志…

圧倒的にムラタ

哲学専攻に通う学生だった僕も会社員となり2年目。 念願だった部署に異動した僕は転職を志すのであった、、、 気が向いたとき、暇つぶしのお供にぜひ。

最近の記事

SEX EDUCATION(セックスエデュケーション) 最終シーズンを見終えて ※ネタバレ注意

ついにこの時が来てしまった。 ものすごく来てほしかったし、ものすごく来てほしくなかった瞬間。 セックスエデュケーションというドラマとの出会いは、まさに衝撃だった。 題名からしてものすごくスケベなドラマなのかと思い見始めた僕の愚かさは、60分間で跡形もなく砕け散り、早く次が見たいというワクワクと、まさに自分が欲していたドラマに出会えたという興奮だけが残されていた。 これを読んでくださっている方はご覧になったかと思うが、あの結果は賛否両論になると思う。 僕個人としては、このド

    • 人を羨むことしかできない人生に終止符を打ちたい もっと自分の人生に肯定的でありたい

      • ぼっちのステータス化

        最近、というか先週末、ぼっち・ざ・ろっくを見た。ずっと見たかったけど、いつものごとくアニメ特有の 「見始めたら速攻完走するのに見始めるまでにすごく時間かかる病」 のせいで、世の中で流行っているうちに見ることはかないませんでした。 とはいえ、高校入ってクラスでぼっちになってギター始めた自分にはそれはそれは深く刺さる神アニメで、あっという間にハマりましたね。二週目いかせていただきます。 タイトルにもある通り、ここ数年「ぼっち」という、一見マイナスに思えるレッテルを自分に張り付け

        • 就職して3か月経ったけど人生どうなるかわからんなほんと

          早いもので、もう7月。今年も残り半分。このペースで人生が進むならば、自分でも気づかぬうちに死んでしまっているんじゃないだろうか。死んだことに気づかず、浮遊霊として生きてる人間にかまちょした挙句、霊媒師の飯のタネになって消えてしまうんじゃないだろうか、、、 とか妄想している間にも刻一刻と時間は過ぎていくのだが、とにかく、僕は既に3か月も働けている。 「働けている?」「それぐらい当たり前なのでは?」「せめて3年は働いてからじゃない?」 と思う人もいるかもしれないが、何を隠そう、

        SEX EDUCATION(セックスエデュケーション) 最終シーズンを見終えて ※ネタバレ注意

          ピンクドレスおじさん

          僕はよく公園へ散歩をしに行く。というのも、コロナや就活、将来の不安によるストレス、また、大学の授業がほぼ0なので家から一歩も出なくて済んでしまう大学生ニート状態による運動不足が重なったせいか、去年からアトピーがひどくて、首や胸にいぼができてしまった。怠惰の結晶である。 さすがに治したいとジョギングを開始。週三日、一日三十分きっかり。家から走り始め、公園の中をめぐり、また家へと戻るのだが、これがなかなか心地いい。縦に長い公園を埋め尽くす緑と、その中心を穏やかに流れる川、そこで優

          ピンクドレスおじさん

          僕が哲学を志した理由

          僕の高校時代は、ずいぶんと悲惨で、空虚なものだったと思う。 一年生は、クラスに友達がいなかった。体育で二人組を組まされると、たいてい一人余って、赤っ恥をかいた。 二年生になり、クラスが変わり、わずかに喋れる友達は増えたものの、自称進学校において、勉強もスポーツもできない落ちこぼれに対する視線は冷ややか、いや、もはや周りの目に映ることすらなかったのだろう。恥をかく頻度も、一年の頃と比べれば減ってはいたがまだまだ存在していて、ひたすら現実逃避をしているうちに一年が過ぎた。あんなに

          僕が哲学を志した理由

          人生の岐路に立っている自覚がない就活生の戯言

          どうしたもんか... 今年3月、就職活動が本格的に始まった。自分も20社ほど、いやそれ以上エントリーしたかと思うが、当然(?)志望度の高いところからはほとんど祈られている。全く、笑えるぜ!HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!!!!!!!!!!! こんなことを言うのもあれだけど、正直、自分が就活生だという自覚がない。もしかしたら多くの就活生がそうなのかもしれないが、人生の岐路に立っているという実感がまるでない。 コロナの影響もあるのだろう。特に自分だと、2年

          人生の岐路に立っている自覚がない就活生の戯言

          アンパンマンの遺書を読んでみた

          いつものように本屋へ足を運び、どんな本があるか物色していた。すると、ある強烈なパンチラインが僕の目に飛び込んできた。                           「アンパンマンの遺書」 こんな本、気になるに決まっているではないか。ということで即購入して読んでみた。 すると文字通り、アンパンマンの作者であるやなせたかし先生が”遺書”という形式で書いた本で(出版されたのは亡くなる20年前)、自分の人生を振り返るエッセイ集のようなものなのだけれど、これがユーモアたっぷりで

          アンパンマンの遺書を読んでみた

          悲劇のお昼サッカー

          今日は一つ、自分の中学入学時の話をしようかなと思います。 皆さんは、中学・高校時代、いわゆる青春時代を楽しめた派閥でしょうか? あまりいい思い出ないな派閥でしょうか? 双方いるかと思いますが、かく言う自分はというと、”素晴らしい”中高一貫校で灰色の青春を送りし者でありまして、今も度々思い出しては、頭を抱える毎日でございます。 てなわけで今回は、そんな私の地獄の中高6年間の入り口について紹介することで皆様とシェアハピしていきたいと思います。 遡ること12年前、10歳の僕は中学

          悲劇のお昼サッカー

          柴犬を、食べたいっ!!!

          きっかけは、らんまるだと思います。ご存知の方もいるかと思いますが、らんまるとは、茶色で、モフモフで、むっちりで、つぶらな瞳で、まあるい頭で、クロワッサンなしっぽを生やして、真っ白いあち(足)でぶりぶり歩く食パンの天使(柴犬)の名前で、毎日飼い主さんがらんまるの日常を動画に収めてYouTubeにアップしているのです。勝手にリンクを張り付けるのもあれなので、気になる方はぜひ検索してみてほしいのですが、僕は去年出会って以降、らんまる中毒になってしまいました。おそらく既に知っている皆

          柴犬を、食べたいっ!!!

          いい年であってくれよ2022年

          布団と俺は一心同体だ!!!!!!!!! ということで始まりましたね。令和4年。今年もよろしくお願いします。(誰に対して言っているのか自分でもわからぬ) と、こんなこと言っている僕ですが、noteを始めた去年、それはそれは威勢のいい滑り出しで、文章書く気満々でございました。ところがどっこい、いざ始めてみると、「何を書けばいいのか」「自分は顔も名前も知らない読者の方にどんなことを伝えたいのか」といった思いにかられ、結局2,3本しか書けなかったという体たらくに、自分でも落胆した

          いい年であってくれよ2022年

          面白い人、面白くない人

          小学生のころから「面白い人」に憧れてきた。 不思議と友達になる人の中にとっても面白い子がいて、その子がクラスの友達を笑わせている姿に憧れ、嫉妬し、自分も笑いを取りたいとその子の真似をしたりしてなんとか人を笑わせようとした。 そんなこんなで現在22歳。1年のぼっち生活を含めた地獄の中高6年間を経て、ぼくは見事に捻くれた人格を形成し、自分の周りでふざける1軍クラスメイトを「ふんっ、大声出してりゃ笑いをとれると思って」と冷めた目で見る典型的なこじらせstudentとなり果ててい

          面白い人、面白くない人

          甘い苦悩

          新型コロナウイルスの感染拡大は、去年から一向に収まる気配がなく、テレビは毎日コロナのことで埋め尽くされていて、もはやコロナという言葉を聞きたくないという自分がいる。 そんな中、私は大学3年の夏休みを迎えており、サマーインターンなど、就活という人生の分かれ道が近づいてきていることを日々感じている。 と同時に、私は去年の5月以来久しぶりに考えていることがある。 ”私は果たして大学生だと言えるのだろうか” 私の場合、去年に引き続き全て授業はオンラインのため、4月の健康診断を

          いつか死ぬのだから生きてやろう

          いやー、最近は熱くなったり寒くなったり大変ですわねほんと。天国にはお天気予報とかあるんでしょうかね??? ということで皆さん、「死にたい」って思ったことありませんか?(唐突で申し訳ねえ) 私は何度かあります。むしろない人の方が珍しいかもしれないですね。 人間は、「大勢の前で大恥をかいた」「テストや仕事で大へまやらかした」「誰かから悪口を言われた」「大好きな人にフラれてしまった」など、恥をかいたり傷ついたりした時、つい「死にたい…」などと思ってしまうことがあります。 こ

          いつか死ぬのだから生きてやろう

          あれ?俺の青春どこ行った?

          コロナの流行開始から早1年と3か月。テレビの中の人がマスクをつけている姿に、何の違和感も抱かなくなっている私。不思議なもんすなぁ… とか言ってる場合じゃないのよ。やばいよ。あと1年とちょっとで大学生じゃなくなっちゃうのよ。まだあんなことやこんなこと、思い描いてたことなーんもできてないよ。このままじゃ”青春コンプレックス”になっちゃうよ。それだけは回避したいって! とはいったものの、そう簡単に事態は改善しないわけで、与えられた状況で何とかやっていくしかないわけですが、 皆

          あれ?俺の青春どこ行った?

          祖父に手を引かれて。

          僕が初めてハマスタに来たのは、確か7歳のころだったと思う。 物心ついた時から、祖父が”やきゅうじょう”で”ぷろやきゅう”の試合を見ていることは知っていた。 だが僕はまだ幼稚園生だったため、連れて行ってと頼んでもおそらく無理なことは目に見えていたし、頼む勇気すらないシャイな少年だった。 だが時は小学校の入る前に訪れた。 「一緒に見に行こか」 祖父からの思いがけない言葉。歓喜。 まだ屋外球場の夜には寒さの残る4月、ついに憧れだったナイトゲーム。相手はヤクルトスワローズ

          祖父に手を引かれて。