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ソフトウェアエンジニアのうつ病体験記

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ソフトウェアエンジニアとして働いていましたがうつ病で休職することになりました。東京への転勤で職場や住環境、仕事の変化に対応するために頑張りすぎてしまいました。うつ病になって感じた…
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#エンジニアのメンタル

うつ病は早期発見が重要

休職期間は、うつ状態になってからと同じ時間だけ必要と言われている。
うつ病になる主な原因はその人の認知に偏りが生じているためである。
うつ病の治療法として認知行動療法が有名だが、認知行動療法はその名の通り、「認知」と「行動」にフォーカスを当ててうつを治療していく方法だ。

人の認知は自動思考的に瞬間的に発生するものであるため、この自動思考の過度な偏りを修正するためにはそれなりの時間が必要だ。

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休職期間が始まった

休職期間が始まった

今日ついに仕事の引継ぎが終わり、休職期間が始まった。
うつ病の診断が出たら人事的にはすぐにでも休職に入ってほしいとのことだったが、業務の引継ぎに時間が必要でうつ病の診断から4稼働日目の今日にやっと引継ぎが完了して休職に入ることができた。

引継ぎ準備中は精神的にかなりきつかった。うつ病で精神的に参っている中で、期限がある業務の引継ぎをすることに申し訳なさを強く感じていて精神的に負担が大きいのに加え

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うつ病になって初めての休日

うつ病になって初めての休日

うつ病になって初めての休日を過ごした。
土日2日とも全く仕事をしなかった週末はいつぶりだろうか?
週末に仕事をすることに対してこれまでネガティブに感じていたわけでもない。むしろ週末に仕事をすることで安心みたいなものも感じていた。
外食とか買い物をしているときも時々仕事のことが頭に浮かんで考えてしまったりしていたが、それを悪習とは考えてはいなかった。

リフレッシュすべき休日でも仕事のことを考えてい

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今日、うつ病と診断された

今日、うつ病と診断された

私は今日、うつ病と診断された。
今年の1月に社内ベンチャーに出向になり、ソフトウェアエンジニアとしてバリバリ働いていた。新しいソフトを実装して形になっていくことが楽しくて、土日も、深夜も仕事に没頭していた。別につらいとか思いながらやっているわけではなく、単純に自分の仕事が世に形となって出ていくことがとても楽しく没頭していた。納期ギリギリで大変な時期もあったが、納期を乗り越えた時の達成感とかワクワク

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