檻の奥から「自分より強い人は悩まないでほしい」ってさけぶ声が聞こえてくる
桜の樹は毎日見ている。見ているはずなのに、帰り路ではいつの間にか満開になっていた。ここで「まだ咲くな、まだ咲くな」って思ってたことに初めて気付いた。桜に嫌な思い出なんかないし、よく聞く「美しすぎて恐ろしい」みたいに感じることもない。ただ、きれいだ、って思うだけ。
……でも。その場ではきれいだな〜って見とれるくせに、帰ってからひどい焦燥感に駆られてしまう。なんでだろう。
あじさいは大好き。いつでも開花時期が待ち遠しくて、そわそわが高じるあまり自分で育て始めたりするくらい。品種だ