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日記のために久しぶりにファッションドリーマーをやったけどテキストが思いつかなかったので勢いだけで適当に書くものである


心地よい雨音のリズムを聞くうちに
いつの間にか微睡んでいたみたい


開きっぱなしの小説の頁には
すこしだけしわが付いてしまった

偽アンミカ

読みかけの本を置いて
珈琲が飲みたいな、と思った


ひとりの時間もいいけれど
今日はせっかくの雨


異常頭髪を際立たせる素晴らしいコーディネート

金の刺繍で縁取られた黒い傘は
私には気取りすぎかな


霧に煙る遠景
くすんだ綿みたいな色の空


内心ブチ切れてる

雨の街はいつもよりひんやりとして
歩く人も口をつぐんでる


まるで海の底を歩いているみたい
時間の感覚も忘れてしまいそう


報復を受ける

いつもの喫茶店
たちこめる珈琲の香り


円窓から外を眺めていると
深海を進む潜水艇のようで


私は海の探検家
どこへだって泳いでいくよ


水底を歩く色とりどりの魚の中に
君の姿を見つけたんだ


呆然

私は席を立った
君に声をかけるために

退屈な雨でも
私がそばにいてあげる

君に話したいことがたくさんあるんだ











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