少子化は人災である。
健全な社会の実現に直接的に貢献している「エッセンシャルワーカー」の多くの現場職員は、重労働にもかかわらず低賃金の状態が放置されている。保育士もその中の1つで、令和3年度の平均年収は382万円とされている。当記事にあるような「地域限定保育士」などと小手先で策を練ったところで何の意味もないだろう。保育士を含めたエッセンシャルワーカーの賃金を含めたあらゆる待遇改善なしには、根本的な解決にはならない。唯一の解は、政府によって予算をつけるしかない。だが、財政健全化の御旗のもと、頑なに