日本の漁業について

「輸出先の多角化必要」農相、日本産食品の中国規制受け

宮下一郎農相は15日、日本経済新聞などのインタビューに答えた。中国などが東京電力福島第1原子力発電所の処理水放出後、日本産食品の輸入規制を強化したことに関し「これを契機として輸出先の多角化をしっかり進めていく必要がある」と述べた。
中国は日本産の水産品の輸入を全面停止し、香港やマカオも規制を強化した。これらの地域で日本産の農林水産品の輸出先の4割程度を占め、輸出額への...

日本経済新聞 09/15/2023


出所:農林水産省「漁業・養殖業の生産量の推移」

日本の漁業・養殖業生産量は、1984年をピーク時から、平成バブル辺りを境に急速に減少し、その後も緩やかな減少傾向が続いてる。平成以降の急速な減少は、沖合漁業のうちまき網漁業では、気候変動によるマイワシの漁獲量の減少であり、遠洋漁業は各国の排他的経済水域の設定により漁場が制限されたことに起因している。

 
 一方で、水産物の輸出に関しては、直近で中国からの全面輸入禁止措置があったが、基本的に上昇傾向にあった。

出所:水産庁「我が国の水産物輸出量・輸出額の推移」

 
 日本の食料自給率は極めて低いにも関わらず、魚貝という貴重なたんぱく源をビジネスとしてしか考えられないのが、我が国の大臣である。

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