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No.23/『身体が資本』について考えた/【スタンフォード式 ぐっすり睡眠】(著 西野精治)

こんにちは!本日は入社予定の会社より『入社前健康診断についてのお知らせ』が届きまして、健康について考えていました。健康もいろんな行動の積み重ねで成り立ってるけど、意識していないとどんどんルーズになっちゃう。気づくと…ってなりかねないので学びながら意識したいことですよね。

手に取った理由

ということで、本日も「今日は何を勉強したいか?」を自分に問いかけながら、紙に書いて考えてみました。運動と食事においてはそれなりに気を遣えている(つもり)なので一旦脇に置きまして、本日はほんのり知識はあるけどアバウトにしか分かっていない睡眠について本を読むことにしました!

頭の外で考える

『1ヶ月 毎日 本を読む』ルール


【ルール】
・手に取ったら、まずなんで取りたいと思ったのか、読みたいと思ったのか自分の心を深掘りして記す
・丁寧というよりはザッと読む
・要約と感想を書く
(ダラダラ書かない為に20分制限を設ける)


です。

要約してみる

ヒトは人生の約1/3が眠っている時間であると言われており、それだけヒトにとって心身の健康に直結するものである。しかし、現代では眠りを阻害する多くのモノが溢れており、睡眠時間は一昔前と比べると激減している。ヒト自体の身体は一昔前と変わらず進化していないのに睡眠が減っている。つまり、多くの人が睡眠不足な状況であるといえる。慢性的な睡眠不足は『脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病、がん、うつ病』にかかる率が高まると言われている。

本書では、大きく3つ『ぐっすり睡眠のメリット、ぐっすり睡眠を妨げるタブー、ぐっすり睡眠のメソッド』に分けて『ぐっすり睡眠』についてお伝えする。

読んでみての感想

2つ驚くべき情報がありました。【シンデレラタイムの嘘】と【寝ている時に脳の老廃物を排出していること。】

よくいうシンデレラタイム(22時〜約2時までの時間)になると美容にいいという話。あれは正しくないという事実は衝撃でした。(守ってはないですけどね…)

正確に説明すると、
まず、ノンレム睡眠とレム睡眠の1セットを睡眠周期といいます。一番最初に来る睡眠周期は黄金の90分(80分〜110分の幅あり)と言われ、最も深い眠りになります。【深く眠ること=成長ホルモンがたくさん分泌】➡︎ターンオーバーや新陳代謝がよりよく進む。
という流れだそうです。寝る時間帯で何かあるわけではなく眠り始めの黄金の90分でぐっすり深く眠ることがすごく大事だよってことでした!

(ちょっと汚いですが)真ん中の図

二つ目の脳の中のデトックスについて、
睡眠中に情報の整理を行なっていることはいろんな本で書かれていて知っていたのですが、脳の中に物質的に老廃物が存在して排出されているのを認識したのは今日が初めてで、記憶に残りました。

まず、脳をぷかぷかと頭蓋骨の中で浮かせている『脳髄液』は1日に4回も入れ替わっています。その入れ替わりの時(古い脳髄液が回収される時)に老廃物も一緒に排出されるのですが、起きている時間帯は脳への刺激も多く、新しい老廃物が絶えず産出されてしまい老廃物排出の効率はかなり悪いそう。しかし、眠っている時は脳を休ませているので老廃物産出が少なく、老廃物排出が進む➡︎脳を掃除する貴重な機会となるのです。認知症にも関わってくるみたいなので、貴重な機会を自らの行動によって減らさない様にしたいですね。

文字を図にする練習(昨日の本より)

まとめ

なんとなく「睡眠は大事!だから寝よう」「明日辛くなるから寝よう」みたいな感じだったんですけど、しっかりと知識が入ることで、いかに睡眠が心身の健康に大切か分かり、今後誘惑を前にしても自分に対して説得できる気がします。

本日もお付き合い頂きありがとうございました。
また明日。

※仮眠についても詳しく書かれておりまして、今後、自分で振り返る時に見るために貼っておきます⬇︎

仮眠のメリット、デメリット

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