株式会社あなたの広報宣伝部 代表取締役

グッチやLVMHグループなど、世界的ラグジュアリーブランドで10年以上PRやデジタルマ…

株式会社あなたの広報宣伝部 代表取締役

グッチやLVMHグループなど、世界的ラグジュアリーブランドで10年以上PRやデジタルマーケティングをおこなってきた経験をもとに、最新のマーケティングやPR、ブランディングに関する情報を提供。事業拡大のために必要な、企業のあらゆる広報宣伝活動をサポート

最近の記事

【伝統文化と美意識】

先日、今サポートさせていただいている信楽の陶器メゾンHISSAN様におじゃまし、当主の 小川 公男 さんにお話をきいてきた。 私たち関西人にとって、信楽と言えば、たぬき。たぬきの置物と言えば、信楽というほど、たぬきブランディングが確立している信楽において、おそらく最も日本でそして世界で評価されている信楽焼の陶器メゾンがこちらのHISSANさん。 田んぼ道を車で走りながら、道沿いに置かれている沢山のたぬきさんに迎えられ、工房に到着。 これまでの歴史、苦難、技法をはじめ、な

    • 無意識&感情探求セミナー

      私たちは、日々、広告宣伝や企業からの発信メッセージで、無意識に働きかける「催眠的」なメッセージを受け取っています。いや・・・気づかずに、受けとっているかもしれません。 ブランディングやプロモーションには、様々な催眠の要素が隠されていて、それたをストーリーとして伝えていくことで、多くの人の心を開き、受け入れてもらうアプローチしていたりします。 私自身は、昔から心理学にとても興味がありました。特に20世紀最大の心理療法家と言われた故ミルトン・エリクソンが、クライアントにストー

      • 認知を獲得するための目立つブランディング手法が必須?!

        認知を獲得するために、企業はあらゆる努力をしているかもしれない。もしくは、その方法がわからなくて、頭を抱えているかもしれない。 では、すでに世界的認知があるラグジュアリーブランドは、そのような認知活動をしていないか…というと、逆。めちゃくちゃやっています。しかも、とても上品に。 私がいつも言っている”無意識的アプローチ手法”で。 “目立つための活動”というと、例えば、すごく奇抜なことをしなければならないと感じる方も多いかもしれない。しかし、企業やブランドは、それが、”イ

        • 咲きかけの花の美しさ

          私が住む大阪の近所の神社では、桜がいよいよつぼみから、わずかに咲きはじめた。 満開の桜の花も最高に美しいけど、神社の境内で、いくつかの花がポツポツと咲き始めたのを眺めていて、なぜかウルウルきてしまった。 咲きかけの花の力強さ、その圧倒的なエネルギーに、静かで秘めた美しさを感じてしまったのかもしれない。 昔、息子が3歳の頃、私の好きなシャクヤクの花を買って帰って、家に飾っていた。 それをみる息子に、”今はまだつぼみだけど、もうすぐ綺麗な花が咲くよー”と伝えた。 すると

          【深層心理の理解とブランディング】

          昨日は、3回シリーズで開催した【感情ブランディング講座】の最終回でした。 起業家・経営者の方向けに、開催している講座ですがもう第一回目から、私自身が楽しすぎて、ワクワクが止まりませんでした。 私はキャリア的にも、広報や宣伝などの仕事に携わってきましたが、実は心理学に大変興味を持ち、長年学び続けてきた分野でもあります。そして、20世紀最大の心理療法家「ミルトン・エリクソン」をリスペクトし、今でもその世界の探求を続けています。 ラグジュアリーブランド業界が長かった私が、辞め

          【深層心理の理解とブランディング】

          NFTやDAO、メタバースが変える次世代のブランディングのあり方〜価値の共有と所有〜

          時代は、今大きく変化しようとしている。PRやブランディングの領域でいうと、NFTやDAO、メタバースなどのブロックチェーン技術に基づいたデジタルコミュニティづくりは、企業価値を高めたりブランディングしていくためのとても重要な手法の一つになっていくのではないかと感じている。しかも数年以内に・・・・ 今はまだ新しい技術すぎて、怪しいというイメージが先行したり、市場規模が小さいかもしれないが、あと数年で、企業は、顧客との関係づくりやブランディングを考える上で、今後もっとも重要な取り

          NFTやDAO、メタバースが変える次世代のブランディングのあり方〜価値の共有と所有〜

          #国際女性デーに自分の人生について投稿してみた

          3月8日 #国際女性デー にあわせて、自分の人生について書いた記事をLinkedInに投稿しようと思います☆ (1日出遅れてのですが・・・) -------------------------- 「将来を見据えて点と点を結ぶことはできない。 できるのは、振り返りながら点と点を結ぶことだけ・・・。 だから点と点が何らかの将来で必ずつながると信じるしかない」 スティーブ・ジョブスはスタンフォード大学の学生たちに向けて、自分の人生から得た教訓として、語った。 昨日は、私

          #国際女性デーに自分の人生について投稿してみた

          性格やライフスタイル、行動特性なども含めた多様性を認められる社会へ

          私の息子は、いわゆる”普通”の小学校へ行っていない。 フリースクールに毎日通って、公園で体育をしたり、お昼ごはんは毎日みんなで作ったり、ゲームをしたり、たまにキャンプに行ったりと、あまり勉強的なことはしていないのが日常。おそらく1日20分くらいは何か勉強してる・・・という生活スタイル。 いわゆる世間的に言うと「不登校児」のくくりに入るかもしれない。でも、私にはこの言葉が最近すごく違和感を感じるようになった。 なぜなら、一度も不登校の期間もなく、フリースクールにも毎日通って

          性格やライフスタイル、行動特性なども含めた多様性を認められる社会へ

          社会性を高めることが重要な理由

          昨日ある方とお話しをしていて、私は社会起業家の方をブランディングしていくのが得意に見えるというお声をいただいた。 確かに、私と関わっていただく方には、社会のために、自分は何ができるかを考えて活動をされている方が多い。 例えば、そもそもわかりやすく社会に必要とされているという顕在化した分野は、そこに世間の注目と、活動に対するプラスのイメージがあるわけで、しっかりとステップを踏んで発信していけば、順調に効果を感じられやすい。 しかし、例えば時代の中で、一見怪しく見えてしまっ

          社会性を高めることが重要な理由

          インナーブランディングについて

          先日、大阪でインナーブランディングについての研究会イベントに参加させてもらった。 最近かなり頻繁に、聞くようになったインナーブランディングという言葉。 これは、やはりコロナでオンライン化が進んだということが、企業でインナーブランディングのニーズが高まりを見せている理由の一つだと思う。 そして、もう一つは、そういう物理的なことだけでなく、私たちの価値観や考え方がこのコロナをきっかけに急速に多様化したことも、影響しているのではないかと感じる。 それまでは、企業の中の狭い世

          インナーブランディングについて

          【感動を創造する】

          私が、もっともブランディング領域で意識していること。それは、”感動の創造”です。 モノの所有や、稼ぐことに昔ほど多くの人が価値を見出さなくなった今、今後AIがいくら発達しても人間しか味わうことができないこと、それは、感動体験だからです。 その中には、共感、一体感、自己重要感など、様々な感情があり、普段は心の奥底に隠れている深層心理を刺激されたとき、人は感動し心が熱くなります。 採用ブランディングとは 最近よく”採用ブランディング”という言葉をSNSで見かけますが、まさに

          連想を強くするためのブランディング

          〇〇と言えば〇〇という連想を強くするための活動がブランディングとも言えます。 経営者は、まずはコンセプトを考え、フラッグを掲げて、消費者が抱くイメージとそれをつなげていくようなPRをあらゆる角度からしていく必要があります。 それを意識しているかいないかで、会社の未来が変わっていきます。 人の心にイメージをつくっていく ブランディングとは、人の心の中にイメージをつくっていく作業でもあります。 何度も繰り返し接点を持ち、印象付けをしていくこと。そして、何か欲求が生まれた時

          連想を強くするためのブランディング

          中長期にわたり売り続けていくための付加価値創造

          ブランディングってマーケティングとどう違う?マーケティングが短期で結果を出すことが可能な”売れる仕組みづくり”だとすると、ブランディングは、「中長期にわたり売り続けていくための付加価値の創造」とも言えます。 短期でPDCAを回すマーケティングマーケティングでは、売るための仕組みをしっかりと設計していくことが重要です。全体的な流れを含めて、どのようにタッチポイントをつくって売上まで流れをスムーズにつくっていくかが大切ですよね。なので、短期でPDCAを回していくことも可能です。

          中長期にわたり売り続けていくための付加価値創造

          コンセプトの一貫性がつくるお客様の信頼

          ファンを獲得していく鍵とはビジネスはコンセプト次第だとよく言われる。特に、モノやサービスが溢れる現代は、いかにコンセプトで差別化していけるかが、ビジネスの命運を大きく分ける要因にもなるだろう。 しかし一方で、コンセプトが徹底されておらず、お客様の期待を下回るような印象を持たれてしまった場合のネガティブ感情への振れ幅も大きいことを忘れてはいけない。 コンセプトを軸に、いかにお客様の期待を超えていけるか。それが多くのファンを獲得していく鍵になっていくと感じている 期待値以上

          コンセプトの一貫性がつくるお客様の信頼

          【ブランディング顧問をさせていただいているユニバーサルデザインコンサルタントの 橋口 亜希子さんが、徳島新聞に掲載されました】

          数ヶ月前・・・東京川崎の喫茶店で、橋口さんが、時事通信の記者にご自身が生きてきた道のりを語られている横で、私はコーヒーを度々飲みながら、涙をこらえるのに必死だった。 ​ なんて壮絶な人生…子育て世代としては、毎回心が震えてしまう。しかし、だからこそ、私は橋口さんという人を、生き様を、もっと多くの人に知ってほしいと思っている。 ​ 世の中には、私が感動して興奮するような、よいサービスや商品がたくさんある。一方で残念ながら、そのことについて、知られることがないと、社会や人

          【ブランディング顧問をさせていただいているユニバーサルデザインコンサルタントの 橋口 亜希子さんが、徳島新聞に掲載されました】