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【ブランディング顧問をさせていただいているユニバーサルデザインコンサルタントの 橋口 亜希子さんが、徳島新聞に掲載されました】

数ヶ月前・・・東京川崎の喫茶店で、橋口さんが、時事通信の記者にご自身が生きてきた道のりを語られている横で、私はコーヒーを度々飲みながら、涙をこらえるのに必死だった。

なんて壮絶な人生…子育て世代としては、毎回心が震えてしまう。しかし、だからこそ、私は橋口さんという人を、生き様を、もっと多くの人に知ってほしいと思っている。

世の中には、私が感動して興奮するような、よいサービスや商品がたくさんある。一方で残念ながら、そのことについて、知られることがないと、社会や人の役に立つことができないのも現実だ。

そして、”人”に関して言うと、みんな誰しも40歳くらいをこえてくると、「あの人に出会って救われた」、「あの人の話が私の人生を変えた」という経験が何度かはあるかもしれない。

私にとって、橋口さんはその一人だった。

発達の特性が強い息子の子育てに行き詰まっていたころ、出会ったのが橋口さんだったのだ。そこから私の子育ては大きく変わった。

息子が行きたくないと主張する公立学校から、フリースクールに変えた。言わば、選択的転校だ。みるみる元気になる息子をみると、出会いこそが運命で、宝だと心底感じる。

そして、息子にとっても、フリースクールの温かい先生方との出会いは、一生の財産になるだろう。

子育てなど、まだ経験したことがない領域での迷いは、人を混乱させ、誰かに相談したくなる。しかし、”こうあるべき論”が強い日本では、相談すると余計しんどくなることも多い。

「ただ、共感してほしい•••」「ただ、そのままでいいと誰かに言ってほしい•••」と心がグレーになっているママたちは、全国に数えきれないほどいるきがする。

そんなママが、橋口さんのことを知ることで、自分を責めることを手放し、新しい生き方を模索するきっかけになればいいなと私は思っている。

そして、人々に光をあて、道筋を示すことができる人には、使命がある気がする。

それは、社会の多くの人に自分を知ってもらう活動をする使命。

私は、普段起業家や経営者とともに仕事をすることが多いが、多くの人の希望となるであろう人が本当に沢山いらっしゃる。

【世の中に伝えていくこと】、それは一筋縄ではいかず、根気も戦略もかなり必要になってくる。時間もかかるだろう。でも、私はそこに役割がある気がするし、楽しみと喜びを感じるのだ。

全ては、繋がっている…想いの連鎖みたいなものを体感できるからかもしれない。

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