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セルフブランディング(自)問(自)答 ④

自社や自分の価値を、高く見せるための「ブランド」。
このわかりにくく得体のしれない、人によって解釈が異なるキーワードを噛み砕いてわかりやすく、簡単に伝えられたらと思います。
そこで自問自答によるブランド解説第4段です。前回記事価格と価値のテーマの続編となります。


(自)問 ④

低価格サービスは、
ブランドになりませんか



先に結論から言いますが、例えばダイソーやCan doに始まる100円均一がブランドですか?と問われたら、答えは当然「YES」です。

前回でも触れましたが、人によって価格への高い、安いという感じ方は相対的なものです。100円で変えるキッチン用具を、全く使い物にならないのでむしろ無料でももらない人もいれば、100円品質で十分と喜んで買っていく人もいます。ここでもう一度おさらいなのですが、
「ブランド」とは顧客の中の主観的な価値であり、価格とは関係しません



価格 ≠ 価値



この100円均一に価値を感じてファンになればその人の中で「ブランド化」しますし、感じなければ「ブランド化」しません。
ちなみに、ダイソーやCan doもいわば競合です。仮に実店舗が並んでいるとしたら、その人の中でより「ブランド化」している方へ来店するのだと思います。

ブランドとは何か? と言われて高級価格帯のサービスや物品を思う方も多いと思います。例えば「低価格 ブランド」というキーワードをググルと、アパレルの低価格ものやセカンドハンド品が検索で上がってくるわけですがいわば、これが世間一般の「ブランド」に対するイメージなのかもしれません。

最後に「低価格商品/サービス」をブランド化させている、知名度の高い企業や商品をご紹介して今日は終わります。ざっと思いつく限りで。。


[企業ブランド]
サイゼリア(飲食)
松屋フーズ(飲食)


[事業ブランド]
ユニクロ(衣料)
QBハウス(ヘアカット)
ダイソー(100円均一)
UQ mobile(モバイル)
アパホテル(宿泊)
ヨドバシ.COM(EC)
Spotify(音楽)


[商品ブランド]
セブンコーヒー(セブンイレブン)
TSUBAKI(資生堂シャンプー)


 (自)答 ④

「低価格サービスもブランドになります」

※ ただし、価格はブランドとは直接的に関係ありませんが、価格もブランドの一部です。ブランドの見られ方に影響する要素となります。





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