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ファンを増やすセルフブランドのつくり方 ④

ブランド開発を始めるにあたり、ブランドがどうすれば「信頼されるのか」を語ります。前回からの記事の続きとなり、今日は以下⑤の部分のおはなしです。

④ 競合他社をリサーチします。ご予算があれば市場調査を行います。
⑤ ブランド開発を始めます。
⑥ ブランド発信を始めます。
⑦ 発信後のフィードバック・結果を踏まえて調整をしていきます。

ブランド力とは、ブランドアイデンティティが深く浸透しているファンが、たくさんつく度合いをいうわけですが、ブランド力を高めるにはこのファンを増やすことが必要になります。そしてファンがつくには、以下の条件を抑えないと始まりません。

point 1/ ブランドが「信頼」に値するかどうか。


point 2/ カスタマーが「望む価値」をもたらすかどうか。


point 3/ 「他社より」優れているかどうか


以上の3点の条件なしに、一部のファンがつくブランドにはなり得ても、誰もが知るような強力なブランドには成長できません。つまりブランド力とはファンの数が必要とされるからです。

ちなみに、なぜブランド力が必要かというと


ブランド力は、継続的な利益をもたらすため



これにつきます。
どんな事業も継続させる必要があります。会社を運営して事業を動かすことにおいては、長く続いた方がいいわけです。そこで、これを可能にするものはズバリ「利益」であり、利益を運んで来るのは「顧客」以外にはありえないわけです。では、たくさんの顧客、ファンにサービスを愛用してもらう方が、以上の目的からいいと言えます。

信頼を獲得できて、お客さんのニーズにも合っていて、その上で他社サービスより優れている」ことが、ブランド力をつけるには必要とされますが、この3点、全て揃えるのってなかなか難しいわけです。

おそらくこの記事を読み進めていただくのはみなさんが何かしら経営や起業に興味があるからだと思いますが、その立場は一旦置いておいてご自身がサービスを受ける側として、以下を考えてみてください。

質問:
A、B、C社の中からみなさんはどの会社からサービスを購入したいですか?



[A社]
信頼を獲得できて、お客さんのニーズにも合っているが、他社サービスにはおとる

[B社]
信頼を獲得できて、他社よりもサービス優れているが、お客さんのニーズに合っていない。

[C社]
他社よりもサービス優れているが、お客さんのニーズにも合っているが、信頼されていない。


B社はないにしても、C社も微妙です。サービスは優れているのですが、何かの理由から信頼できないわけです。


人って信頼できない会社やお店から、
物やサービスは買いませんよね?


わたしはこれは、現時点でサービスが他社に劣っている点は気になりますが、3択であればA社に可能性を感じます。
つまり、信頼されるかどうかという問題は別に何かのサービスを受けることに限定したことじゃなくて、人間関係でも同じことが言えると思うんです。
信頼できない人とみなさん繋がりたくありませんよね?

そこで、これです。

「信頼」はどうやったら獲得できますか?



これって、本当たいへんです。
市場は競争が激しいですし、良いビジネスモデルはすぐに真似されます。「うちが一番」だと豪語する会社も多いです。情報に溢れてます。お客さんであるみなさんは、迷います。「どこが優れているのか?」

そこでみなさんの脳は、「その会社のサービスを取り巻く情報」から判断して「信頼できるかどうか」を読み解いていきます。面白いことに、ここであまりサービス本来の「質」は問題でないという事実です。わかりにくい「質」よりも、わかりやすい「見た目」や「定量的な情報」で判断します。

これがみなさんが馴染みのない会社やお店からサービスを受ける際に意識、無意識問わずに行っている行為です。

次回に続きます。







 




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