フルタイム獣医師手取り22万こころのさけび

獣医師の仕事は、まあまあつらい。

7:40に出社して、19時すぎ（場合によっては20時近く）に退社しているのだが、1年目の月給は手取り22万円（残業代込）くらいである。

賞与（ボーナス）はない。
祝日も、ゴールデンウィークも、お盆休みもない。

給料は、先輩からの話だと年に3000円くらい昇給するらしい。

あるのは週休二日（年間休日が105日（一般的なホワイト企業は祝日等が休みで120日くらい）なのでたまに週休1日になる）と、年末12/31～1/3の休みである。

犬には噛まれる。
猫にも引っかかれる。
保定中に糞尿がかかる。

入院中の動物の下痢や撒き散らしたフードや水を片付けなければいけないし、留置を食いちぎって点滴が止まって度々アラートに呼ばれる。

飼い主に「お会計高いわね、よく儲かるんでしょう」って言われるけど、人間の医療だって3割負担じゃなかったらもっと高額のはずだ。しかも院長の懐に入るのがほとんどなので、大学6年間行って祝日もゴールデンウィークも働いて12時間近く勤務しても、獣医は手取り22万なんですよ、そこらへんの人とそんなに変わらないでしょ、と言いたい。