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【エッセイ】モー娘ブロマイドでビジネスしてた小学生の頃の話

小学校低学年〜高学年ぐらいのときに私がハマっていたもの、それは『モーニング娘。』

(当時の社会現象になりました)


当時の小学生の憩いの場、『駄菓子屋』で売っていた『モー娘のブロマイド』を買って、推しのスーパーレアなキラキラカードや、サイン入りのブロマイドを見せあうのが、友人内での流行った遊びだった。

ブロマイドやカードは、1枚100円のランダム販売。

私の家は、毎月一定金額のこづかいが貰えなく、必要なときに必要な分を申請する、『経費方式』だった。

なんとか余ったお金をやり繰りしたり、バレない程度に少し多めに申告したりもした。



が、モー娘のブロマイドがもっと欲しい。


(ミニモニ。の矢口真里ちゃんが可愛くて、最推し)


当時最推しだった、『矢口真里』ちゃんのサイン入りのレアなブロマイドが欲しい。



小学生なりに色々考えた結果、思いついたのが、

『自分が持ってる矢口真里ちゃん以外のブロマイドとカードを、友達に販売する』ことだった。


あまりレア度が高くないものは『10円〜30円』
レアなものは『50円〜80円』
サイン入りやキラキラ仕様のスーパーレアは『100円〜200円』

で価格を設定した。


✦ ✦ ✦ ✦


いざ販売を開始すると、これが意外に友達内でウケた。

欲しいモー娘メンバーが出なくて困っている友達に話を持ちかけると、みんな喜んで買ってくれた。

ノーマルレアなものは価値が低いが、駄菓子を買う小銭集めになり、レアなものはすぐに売れて、ちょっとしたこづかい稼ぎになった。

(こんなには稼いでません)

私がやりだしてから、友達内でも販売が流行りだして、みんなで『リアルお店屋さんごっこ』をしているみたいで楽しかった。

当時は何も考えてなかったけど、今考えると貴重な体験をしてたのだと思う。

『自分の得意なことや、持っているものを必要としている人に買ってもらえれば、お金がもらえる。』

そう学んだ気がする。

(それっぽいこと書いてみた。)

(確か最後は)大人にバレて、「友達内で金銭の受け渡しはトラブルの元になるからやめろ」って言われたからやめた。


《完》


新聞でこづかい稼ぎをした話に続く〜

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
次回の更新をお楽しみに✨✨

挿絵は『いらすとや』さんからお借りしました!

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