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「夢みる小学校」が最高だった!

「夢みる小学校」の上映会に行ってきました。

あちこちで自主上映会が開催されていて、公立の学校でも上映された所もあるんだそうです!

たくさんメモしてきたんですけど、一言で言うと

最高でした!


めちゃめちゃ自由な学校 3校のドキュメンタリー


2020年度から学習指導要領が、アクティブラーニング、探求学習に大きく舵を切った。でも30年前から「体験学習」を実践している先駆け的な学校、
「きのくに子どもの村学園」

なんと、

宿題なし!

テストなし!

「先生」がいない!

そして、60年以上成績通知表がない「総合学習」を続ける
「伊那小学校」!

そしてそして、校則無し、定期テストやめた、公立学校も実はかなり自由なんだよね、と語る元西郷校長
「桜丘中学校」

そんな自由な学校で、ちゃんと勉強できるの?学力に問題はないの?と思う方もいるかもしれません、でもこれらの小、中学校を卒業した子たちは高校進学後も、学力の高い子が多いらしいです。


大人の出演者たちのコメント

(私の雑多なメモからなので、一字一句正しいわけではないです、ご了承ください!良さげかもって感じたら、映画をぜひ観てね!)

脳科学者の茂木健一郎さん


によると、「夢中になるものがある」と「この世界にいていいんだ」と感じられるようになるそうです。

必ずしもそれがないといけないという事でもないとは思うけど、夢中になれるものに出会うって、成績や数字より遥かに尊い事だと思う。

きのくに子どもの村学園長の堀真一郎さん

入学を祝う会では整列をしない・・・「整列すると前が見えないでしょう」

た、確かに!!

堀さんの名言はいっぱいあったけど、これが一番面白かったです!

南アルプス子どもの村校長 かとちゃん(加藤さん)

「学校は楽しいだけでいい がんばらなくていい 
楽しんだ子ほど、その後も伸び伸び」


教育評論家の尾木直樹さん

「きのくに でやっている事は公立学校でやってもOK! 
・・・夢ではなく可能」

公立学校でも、法律とかでガチガチに決まってるのではなく、校長の権限でかなり自由な在り方ができるそう。学校を学校の中で変えたい、と思ったとして校長にまで上り詰めていくのが大変そうで時間もかかりそう・・・と思ってしまうけど、でも素晴らしい学校を作っている校長も、先生たちも、そうあろうとしている方たちも本当に尊敬します。


桜丘中学校

 (ちょっと私のメモ不足で多分校長のコメントだったと思うのですが)

「将来の為に今を我慢は、ずっと我慢をすることになる」

「自由にしたら学力がUPした」

「ほとんどの事は校長が決められる」


文化人類学者 辻信一さん

「日本人の学生は質問をしない。アメリカ人の学生は話に割り込んででも質問をする。きのくに出身の子は質問をする。」

「なぜ質問しないかと言うと、問いを育てていない、暗記する」

「答えがあることはほとんどない。問いに満ちていると、もっと知りたい!が枯渇しない」


主人公の子どもたち!!!


元子どもの方々(みんな子ども心を持っていらっしゃる方たち!)のメモしたコメントを書いてきましたが(もっとあるのだけど、自分の字が読めなかったり分かりにくくて結構省きました・・・)

主役はもちろん 

子どもたち!です。

スクリーンの中の子どもたちは、すっごくキラキラしていて、イキイキしている!

だいぶ前になるのですが、きのくに子どもの村に行き、実際の子どもたちに会ったのですが、みんな本当にキラキラしていて、エネルギーに満ちていて、美しかったです。

(ニイルのイギリスのサマーヒルの本を読んで、その後に、きのくにの事を知ったのだったと思います)

たくさんの人に会っていると思うので、私のことは特に覚えてないと思いますが、その時に堀さんが、「福井にも行く?」とかつやまの学校まで車で連れて行ってくれました。(もちろん即答で「行く!」)

堀さんも、スクリーンの中のまんまの人で朗らかで、ドライブも楽しかったし、私はローファーを履いていったのは間違いだった・・・と思ったのですが、子どもたちに校内を案内してもらったり雪解けの中でドロドロになって一緒に遊んだ。


映画の中で、卒業を祝う会の場面での子どもたちのスピーチは、決まりきった定型文的な言葉じゃなくて、心から発している言葉がすっごく伝わってきて、私もウルウルしてしまいました。


☆☆☆

上映会にありがとう

雑多なメモから書いて、まとまりない感じになりましたが、(毎度か!?)読んでくださってありがとうございます。映画の素晴らしさが少しでも伝わったらいいな、新しい教育の考え方が広まるといいな、と思っています。

愛知県で上映会をしてくださった、友の家、主催者の方たち、本当にありがとうございました!お話しできてよかったです!子どもたちもいて、わちゃわちゃした楽しい場で、いただいた米粉シフォンケーキもすっごく美味しかったです。

(上映会は、映画公式ホームページから、開催の申し込みができるそうです)

友の家で、〇〇くんが書いてくれた、アンパンマンとトトロ↓ ♪♪♪

上映会とシンポジウム

名古屋で、上映会とシンポジウムがあるよ〜と教えてもらいました。

「夢みる小学校」の上映と、

苫野一徳 さんを招いての講演、パネルディスカッション

https://www.city.nagoya.jp/kyoiku/cmsfiles/contents/0000159/159839/R5kyoikushinpojiumu.pdf


追記

映画の中で、「世の中甘くないんだぞ、ではなくて、甘くない世の中にしてしまってごめんな、なんです」というような内容があったけど、

確かに、世の中今までの在り方では行き詰まっている事があるし、どんどん変わっていくだろうけど、

でも、まだまだ好きなことだけで生きていくのは大変かもしれない世の中だから、学校を卒業したら、会社でも楽なことばかりではないかもしれないし、好きな事を仕事にするまでに時間がかかるかもしれないけど楽しく生きていけるんだよ、とか現実的な事も話たりしたほうがいいような気もしました。
(映画には写っていないけどしてるかもですね)

でもほんと、子どもたちにとって生きやすい世の中にしていきたいです!していきましょう!



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